InfoCom Be-TEXT 情報通信概論

「情報通信技術」が基礎の基礎から理解できる

このような方におすすめ

・電気電子・情報通信・情報科学系の学部生、大学院受験生
・企業で研修を受けている新入社員
  • 著者西園 敏弘・増田 悦夫・宮保 憲治 共著
  • 定価3,080 (本体2,800 円+税)
  • B5 200頁 2011/09発行
  • ISBN978-4-274-50355-9
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コンピュータネットワークを支える「情報通信技術」の基礎的な項目を厳選した書籍です。情報通信分野の専門技術修得を志す学生の入門書として,基礎が完全に理解できるように工夫されています。演習問題の解答や豊富な小テストがWeb経由で入手できる点も本書の特徴です。

https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274503559/
はじめに
第1章 情報通信の基本要素
第2章 ディジタル情報と論理演算
第3章 情報伝送速度
第4章 情報通信とプロトコル
第5章 情報通信モデル
第6章 通信伝送の基礎
第7章 ネットワーク構成と交換方式
第8章 パケット通信のプロトコル
第9章 伝送方式と物理層
第10章 データリンク層
第11章 ネットワーク層
第12章 IP アドレッシング
第13章 トランスポート層
第14章 アプリケーションプロトコル
第15章 LANの基礎
第16章 TCP/IPプロトコルによる通信
第17章 情報セキュリティ
第18章 ディジタル電話網とNGN
第19章 情報通信の技術史
補足:情報通信トピックス
索引
はじめに
第1章 情報通信の基本要素
 1.1 信号と正弦波
 1.2 周波数と周期
 1.3 位相
 1.4 周波数スペクトルと波形
 1.5 波形の重合せと帯域幅
 演習問題(第1章)

第2章 ディジタル情報と論理演算
 2.1 文字情報のディジタル化
 2.2 10 進数,2 進数,16 進数
 2.3 2 進数,10 進数,16 進数の変換
 2.4 論理演算
 2.5 排他論理和と誤り検出
 演習問題(第2章)

第3章 情報伝送速度
 3.1 伝送帯域
 3.2 伝送品質
 3.3 伝送容量
 3.4 伝送時間とスループット
 3.5 変調速度
 演習問題(第3章)

第4章 情報通信とプロトコル
 4.1 情報と通信
 4.2 人の会話とプロトコル
 4.3 コンピュータ通信とプロトコル
 4.4 通信の歴史と主要な発明
 4.5 インターネットの歴史
 4.6 OSI参照モデル
 演習問題(第4章)

第5章 情報通信モデル
 5.1 シャノン・ファノの通信モデル
 5.2 アナログ信号波形と雑音
 5.3 ディジタル信号波形
 5.4 ディジタル信号の再生中継
 5.5 有線通信と無線通信の伝送媒体
 演習問題(第5章)

第6章 通信伝送の基礎
 6.1 変調の機能と必要性
 6.2 アナログ変調方式
 6.3 ディジタル変調方式
 6.4 PCM符号化
 6.5 多重化方式
 演習問題(第6章)

第7章 ネットワーク構成と交換方式
 7.1 ネットワークの基本構成
 7.2 通信方式の分類と回線交換方式
 7.3 パケット交換方式
 7.4 パケットの転送
 7.5 VPN
 演習問題(第7章)

第8章 パケット通信のプロトコル
 8.1 通信プロトコルの基本機能
 8.2 通信プロトコルにおけるコネクション制御
 8.3 パケットの構成
 8.4 プロトコルの階層とカプセル化
 8.5 ネットワークの構造とルーティング
 演習問題(第8章)

第9章 伝送方式と物理層
 9.1 物理層とインタフェース
 9.2 同期伝送
 9.3 非同期伝送
 9.4 ディジタル情報の伝送
 9.5 ブロードバンドアクセス方式
 演習問題(第9章)

第10章 データリンク層
 10.1 伝送制御手順
 10.2 無手順とベーシック手順
 10.3 誤り検出
 10.4 HDLC手順
 10.5 伝送制御手順の通信シーケンス
 演習問題(第10章)

第11章 ネットワーク層
 11.1 ネットワーク層とデータリンク層
 11.2 ネットワーク層のアドレス
 11.3 IPアドレスとルーティングテーブル
 11.4 インターネットワーキング
 11.5 ICMPの原理と利用例
 演習問題(第11章)

第12章 IPアドレッシング
 12.1 IPアドレスクラス
 12.2 サブネットマスクの原理
 12.3 VLSMの実例
 12.4 CIDRの原理と実例
 12.5 IPv6の基礎
 演習問題(第12章)

第13章 トランスポート層
 13.1 トランスポート層の機能
 13.2 TCPのフォーマットと機能
 13.3 TCPの誤り制御とフロー制御
 13.4 ソケットによる通信の識別
 13.5 UDPの機能と用途
 演習問題(第13章)

第14章 アプリケーションプロトコル
 14.1 セッション層からアプリケーション層の機能
 14.2 符号の変換とWWWの表示方法
 14.3 ドメインネームシステム
 14.4 WWWで用いられるプロトコル
 14.5 電子メールの通信
 演習問題(第14章)

第15章 LANの基礎
 15.1 LANの方式と通信媒体の種類
 15.2 イーサネットのアクセス制御
 15.3 イーサネットにおけるホストの接続機器
 15.4 LANの基幹部分の構成と使用する装置
 15.5 無線LAN
 演習問題(第15章)

第16章 TCP/IPプロトコルによる通信
 16.1 ネットワーク構成とアドレッシング
 16.2 IPアドレスの変換
 16.3 IPアドレスの設定
 16.4 ルート情報
 16.5 パケットの転送
 演習問題(第16章)

第17章 情報セキュリティ
 17.1 情報セキュリティの必要性
 17.2 コンピュータウィルスとその対策
 17.3 パスワードとその管理
 17.4 ファイアウォール
 17.5 暗号化とネットワークセキュリティ
 演習問題(第17章)

第18章 ディジタル電話網とNGN
 18.1 電話網の構成
 18.2 電話の接続形態
 18.3 ISDNとその特徴
 18.4 電話網のパケット化(VoIP)
 18.5 次世代ネットワーク(NGN)
 演習問題(第18章)

第19章 情報通信の技術史
 19.1 モールス電信機
 19.2 ベル発明の電話機.
 19.3 電話交換スイッチの変遷
 19.4 シャノンの業績
 19.5 電報とパケット
 19.6 OSI 参照モデルとTCP/IP の体系
 19.7 アロハシステム
 19.8 イーサネット技術の発展
 19.9 IEEE802 委員会の構成と標準化対象
 19.10 クロスケーブルとストレートケーブル

第20章 情報通信トピックス
 20.1 全二重と半二重
 20.2 ビット送出順序とエンディアン
 20.3 Ping による故障切分け
 20.4 ネットワークコストとパケット長の関係
 20.5 標本化定理の正しさのイメージ
 20.6 PLC(電力線通信)
 20.7 Web 2.0
 20.8 P2P
 20.9 クラウドコンピューティング
 20.10 情報倫理
索引