原子力を基礎から実務まで体系的に学習できる標準的な教科書シリーズ。
原子力を取り巻くさまざまな状況をふまえ、基礎的な知識をしっかりと身につけ、実務についても現場との温度差なく理解できる柔軟な知識と生きた技術を学ぶことができる。原子力に関わる事項を体系的に理解することができる構成。
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274206795/
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1章 熱力学の第一法則
2章 理想気体と蒸気
3章 熱力学の第二法則
4章 ガスタービンサイクルと蒸気サイクル
5章 流れの基礎方程式
6章 ベルヌーイの方程式
7章 運動量の法則
8章 粘性流体の力学
9章 層流と乱流(相似則)
10章 圧力伝播・臨界流(圧縮性流体の流れ)
11章 気液二相流
12章 流動振動
13章 原子炉における熱発生
14章 熱伝導
15章 対流熱伝達
16章 沸騰熱伝達と限界熱流束
17章 凝縮熱伝達
18章 放射伝熱
19章 原子炉内の熱流動
20章 原子炉熱設計
I編 熱力学
1章 熱力学の第一法則
1-1 熱と仕事
1-2 熱力学の第一法則
1-3 流体のする仕事
1-4 エンタルピー
2章 理想気体と蒸気
2-1 理想気体
2-2 蒸気
3章 熱力学の第二法則
3-1 熱力学の第二法則
3-2 可逆変化と不可逆変化
3-3 熱機関
3-4 カルノーサイクル
3-5 エントロピー
4章 ガスタービンサイクルと蒸気サイクル
4-1 ガスタービン
4-2 蒸気サイクル
II編 流体力学
5章 流れの基礎方程式
5-1 流体の物理的性質
5-2 流体の基礎方程式の導出
5-3 境界条件
6章 ベルヌーイの方程式(完全流体の力学)
6-1 Euler の運動方程式
6-2 流線に沿った運動方程式
6-3 ベルヌーイの定理とその応用
7章 運動量の法則
7-1 運動量の法則
7-2 運動量の法則の応用
8章 粘性流体の力学
8-1 Navier-Stokes 方程式の厳密解
8-2 レイノルズ数の小さい流れ
8-3 レイノルズ数の大きい流れ
9章 層流と乱流(相似則)
9-1 相似則
9-2 レイノルズ応力
9-3 管の中の流れ
9-4 乱流境界層
10章 圧力伝播・臨界流(圧縮性流体の流れ)
10-1 圧縮性流体について
10-2 一次元定常流れの一般基礎式,影響係数
10-3 等エントロピー流れ
11章 気液二相流
11-1 気液二相流の基礎概念
11-2 二相流モデル
11-3 二相流の圧力損失・ボイド率
11-4 臨界流
12章 流動振動
12-1 渦励起振動
12-2 流力弾性振動
12-3 沸騰二相流の不安定流動
12-4 BWR の核熱水力安定性
III編 伝熱
13章 原子炉における熱発生
13-1 核反応について
13-2 中性子
13-3 原子炉内熱中性子束分布
13-4 原子炉の出力
13-5 燃料要素内の熱発生
13-6 減速材内の熱発生
13-7 反射体,熱遮蔽体および原子炉容器壁内の熱発生
13-8 非定常状態における熱発生
14章 熱伝導
14-1 熱伝導に関する基礎知識
14-2 原子炉における熱伝導問題
15章 対流熱伝達
15-1 熱伝達率
15-2 対流熱伝達の基礎方程式
15-3 強制対流層流熱伝達
15-4 強制対流乱流熱伝達
15-5 自然対流熱伝達
16章 沸騰熱伝達と限界熱流束
16-1 プール沸騰熱伝達
16-2 強制流動沸騰熱伝達
16-3 PWR 燃料集合体の限界熱流束
16-4 BWR 燃料集合体の限界熱流束
17章 凝縮熱伝達
17-1 膜状凝縮と滴状凝縮
17-2 鉛直面上における膜状凝縮
17-3 水平円管および水平円管群の外表面上の膜状凝縮
17-4 過熱蒸気および不凝縮気体を含む蒸気の膜状凝縮
18章 放射伝熱
18-1 熱放射の物理的性質
18-2 固体面間の放射伝熱
19章 原子炉内の熱流動
19-1 冷却材の選定
19-2 加圧水型原子炉における熱流動
19-3 沸騰水型原子炉における熱流動
19-4 燃焼の進行に伴う熱的変化
20章 原子炉熱設計
20-1 熱設計における制限値
20-2 炉心熱設計の手順
20-3 燃料要素・燃料集合体の熱設計
20-4 原子炉熱水力特性のモックアップ試験
20-5 軽水炉の燃料焼損防止のための熱設計