新インターユニバーシティ 暗号とセキュリティ

暗号とセキュリティの基礎がコンパクトにまとまった、待望の教科書!

このような方におすすめ

電気・電子・情報系学科の大学学部2、3年生
  • 著者神保 雅一 編著
  • 定価2,530 (本体2,300 円+税)
  • A5 186頁 2010/12発行
  • ISBN978-4-274-20958-1
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 中部圏における電気電子情報系の大学学部向け2単位用のテキストシリーズの一巻。

 主に工学部電気・電子・情報系学科の教科書として、暗号の基礎となる数理から種々の暗号方式の基礎理論と実際、情報セキュリティシステムの具体例、実社会での運用まで、暗号とセキュリティ技術全般を学ぶもの。

https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274209581/
序章 暗号とセキュリティの学び方
1章 暗号の基礎数理
2章 鍵交換
3章 RSA暗号
4章 エルガマル暗号
5章 ハッシュ関数
6章 デジタル署名
7章 共通鍵暗号1
8章 共通鍵暗号2
9章 プロトコルの理論と応用
10章 ネットワークセキュリティとメディアセキュリティ
11章 法律と行政の動き
12章 セキュリティと社会
序章 暗号とセキュリティの学び方
1 古典暗号から公開鍵暗号,情報セキュリティへ
2 暗号にまつわるいくつかの話題
3 本書の内容概要と学び方および予備知識

1章 暗号の基礎数理
1 最大公約数と拡張ユークリッド・アルゴリズム
2 合同式とフェルマーの小定理
3 有限体の基礎について学ぼう
まとめ
演習問題

2章 鍵交換
1 べき乗演算とは
2 離散対数問題と鍵交換
3 楕円曲線の基礎について学ぼう
4 楕円曲線状の鍵交換とは
まとめ
演習問題

3章 RSA暗号
1 公開鍵暗号方式とは
2 RSA暗号のロジックとはどういうものか
3 RSA暗号の安全性
4 素数判定について学ぼう
まとめ
演習問題

4章 エルガマル暗号
1 RSA暗号の問題点
2 エルガマル暗号のロジックと安全性
3 楕円エルガマル暗号のロジックと安全性
まとめ
演習問題

5章 ハッシュ関数
1 デジタル文書の問題点とは
2 暗号学的ハッシュ関数
3 メッセージの完全性を証明しよう
4 ハッシュ関数の安全性とは
5 ハッシュ関数に求められる実用上の条件とは
6 ハッシュ関数の利用用途について学ぼう
7 種々のハッシュ関数の国際規格
8 SHA-256のアルゴリズムについて学ぼう
まとめ
演習問題

6章 デジタル署名
1 メッセージを認証する
2 ハッシュ関数に基づくメッセージ認証コードとは
3 認証の手順について学ぼう
4 MACの問題点とは
5 デジタル書名について学ぼう
6 DSAとは
7 RSA署名
8 デジタル署名が成立するために必要な条件とは
まとめ
演習問題

7章 共通鍵暗号1
1 共通鍵暗号とは
2 ブロック暗号について学ぼう
3 ストリーム暗号について学ぼう
まとめ
演習問題

8章 共通鍵暗号2
1 ブロック暗号による暗号化
2 メッセージ認証
3 認証暗号
まとめ
演習問題

9章 プロトコルの理論と応用
1 ゼロ知識証明
2 匿名通信路
3 電子投票について学ぼう
4 電子現金について学ぼう
まとめ
演習問題

10章 ネットワークセキュリティとメディアセキュリティ
1 セキュア通信プロトコルとは
2 著作権の保護
まとめ
演習問題

11章 法律と行政の動き
1 電子政府とは
2 電子認証技術について学ぼう
3 電子署名法とはなにか
4 日本の電子認証基盤について学ぼう
5 電子政府アプリケーション
まとめ
演習問題

12章 セキュリティと社会
1 情報セキュリティに対する社会的要請
2 ISMS(ISO/IEC27001)の企画とは
3 セキュリティポリシーについて学ぼう
4 ソーシャルエンジニアリングとは
5 バイオメトリクス認証について学ぼう
6 デジタルフォレンジックとは
まとめ
演習問題

参考文献
演習問題解答