製図を学ぶ学生のみなさんのなかには、図学の基礎に触れる時間が少なく、作図の本質的な部分の理解の不足などから、CADのコマンドにない図形が描けない方も増えてきているのが実情です。近年、図形作成の根幹であり、空間認識の素養を育てる図学へのニーズは着実に増えてきています。
そこで本書は、図学における作図の基本を学ぶことにより、実際に製図を行うための基礎力を養える内容構成になっています。今の大学生のみなさんにも理解しやすい、ていねいな説明文によって展開する参考書です。
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274211164/
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1章 作図用具とその使い方
2章 平面図学の基礎
3章 投影の基礎
4章 立体図学の基礎
5章 立体の切断・相貫・展開の基礎
6章 平行投影法とその応用
7章 製図に関する決まりごと
8章 工業分野への応用
9章 CADへの応用
付録
1章 作図用具とその使い方
1 製図用具の種類
2 線の引き方
2章 平面図学の基礎
1 基礎作図1(直線・角・円周に関する作図)
2 基礎作図2(多角形の作図)
3 基礎作図3(円すい曲線)
3章 投影の基礎
1 投影
2 投影法
3 略号および符号の付け方
4 正投影法
5 投影の基礎
6 面の投影
7 副投影面(補助投影面)
4章 立体図学の基礎
1 立体図形
2 多面体と曲面体
3 多面体
4 曲面体
5 曲面
5章 立体の切断・相貫・展開の基礎
1 立体の切断
2 立体の相貫
3 面の展開
6章 平行投影法とその応用
1 等測投影法
2 等測投影法の基本
3 等測軸・等測面と符号の決まりごと
4 非等測軸・非等測面
5 等測図と等測投影図
6 二等測投影法
7 不等測投影法
8 等測投影法による作図法
9 透視投影法
7章 製図に関する決まりごと
1 投影法
2 図面の様式
3 線の種類と用途
4 尺度
5 寸法の単位と表示
6 線の太さ
7 線の優先順位
8 文字の種類及び文章表現
9 寸法記入
8章 工業分野への応用
1 製図に関する規格
2 機械製図
3 断面図の種類と描き方
4 図形の省略
5 特殊な投影図の描き方
6 建築製図
7 建築製図の描き方
8 電気・電子製図への応用
9章 CADへの応用
1 CAD製図における一般事項
2 図形の表し方
付録