これでワカッタ! 信号処理入門

信号処理のための基本がすっきりわかる!

このような方におすすめ

・大学学部、高専の学生(参考書・自習書として)
・信号処理を学びたい一般の技術者
  • 著者大伴 洋祐 著
  • 定価2,750 (本体2,500 円+税)
  • A5 192頁 2012/07発行
  • ISBN978-4-274-21234-5
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 本書は信号処理の基本となるフーリエ変換、離散フーリエ変換といった事項をわかりやすい図や吹出し、コラムなどを用い、視覚的にわかりやすく「信号処理」の基本をていねいにやさしく解説した参考書です。

 特に信号処理に必要な数学については、概念をイメージで理解できるように順を追ってていねいに解説しています。

 講義の復習や定期試験・院試対策にピッタリの一冊です。

https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274212345/
序章 信号処理を学ぶために
1章 三角関数の基礎知識
2章 実フーリエ級数展開−複雑な波を分解する−
3章 スペクトルという表現
4章 虚数とオイラーの公式
5章 フーリエ級数展開の複素表示
6章 複素フーリエ級数のスペクトルはどうなる?
7章 フーリエ変換
8章 フーリエ変換の性質(1)
9章 フーリエ変換の性質(2)
10章 データを測定する
11章 離散データのフーリエ解析
序章 信号処理を学ぶために
 0-1 信号処理とは
 0-2 なぜ数学が必要なのか
    補足 数学的に取り扱う範囲について
1章 三角関数の基礎知識
 1-1 正弦波交流の各部の名称
 1-2 位相
 1-3 正弦波を式で表す
    TOOL BOX 三角関数の基礎知識
    演習問題
2章 実フーリエ級数展開−複雑な波を分解する−
 2-1 複雑な波形はどのような式で表せるか
 2-2 b0用のフィルタ
 2-3 bn用のフィルタ
 2-4 an用のフィルタ
 2-5 一周期の間に波形が変化する波
 2-6 どうして0〜T?
    TOOL BOX フーリエ級数展開
    補足 計算について
3章 スペクトルという表現
 3-1 振幅スペクトル
 3-2 位相スペクトル
    コラム:ハモる?
4章 虚数とオイラーの公式
 4-1 STEP1:虚数と複素数
    コラム:カルダノの公式
 4-2 STEP2:オイラーの公式
5章 フーリエ級数展開の複素表示
 5-1 オイラーの公式を使ったフーリエ級数展開の式の変形
 5-2 複素フーリエ級数展開の例
    TOOL BOX 複素フーリエ級数展開
    コラム:どうしてn=0で∫enxdx=enx/1の公式は使えない?
6章 複素フーリエ級数のスペクトルはどうなる?
 6-1 背景
 6-2 複素フーリエ係数と実フーリエ係数の関係
 6-3 数学的に導かれる複素フーリエ係数のスペクトル
 6-4 複素フーリエ係数のスペクトルの解釈
7章 フーリエ変換
 7-1 フーリエ変換というアイディア
 7-2 フーリエ変換の概念
 7-3 フーリエ変換式の導出
    補足
    コラム:なぜ式の一部だけF(ω)とおくの?
    コラム:フーリエ変換の式の「書き方の流儀」
8章 フーリエ変換の性質(1)
 8-1 比例性
 8-2 線形性
 8-3 相似性(時間軸の伸縮、スケーリング)
 8-4 遅延(時間推移性、時間シフト)
 8-5 変調(周波数推移性、周波数シフト)
 8-6 対称性(双対性、デュアリティ)
 8-7 微分
 8-8 積分
9章 フーリエ変換の性質(2)
 9-1 合成積ってなに?
 9-2 合成積のフーリエ変換/逆変換
    コラム:”yawaragu関数”の求め方
10章 データを測定する
 10-1 サンプリング(標本化)
 10-2 量子化
 10-3 精度の良いデータを測定するにはどうすればよいか
11章 離散データのフーリエ解析
 11-1 離散フーリエ級数展開
 11-2 離散フーリエ展開
    TOOL BOX 離散フーリエ変換
    コラム:離散フーリエ逆変換から、サンプリング定理を考える
    コラム:離散フーリエ変換 / 逆変換の行列表現