C言語ではじめる医用情報処理 生体情報計測と医用電子工学

生体信号や生体情報をC言語で解析して実行!

このような方におすすめ

経営システム工学科・情報工学科の学生
バイオ、医療系の学生
電子工学科の学生
医用電子・計測関係の技術者
  • 著者小高 知宏 著
  • 定価3,960 (本体3,600 円+税)
  • B5 328頁 2008/02発行
  • ISBN978-4-274-06713-6
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本書では生体信号や生体情報をC言語で解析して実行するもの。また画像ではDICOM(Digital Imaging and Communications in Medicine:医用画像機器間の通信プロトコルを定義した標準規格)についても触れる。各章でのプログラムによる処理対象データは、心電図や血圧波形、X線写真などを使う。

https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274067136/
はじめに
第1章 医用電子工学における計測技術
第2章 コンピュータにおける生体情報の表現
第3章 信号処理の基礎
第4章 特徴抽出
第5章 フィルタと周波数解析
第6章 カーブフィッティングと予測
第7章 画像の扱い
付録
A.1 Borland C++Compiler 5.5のインストール方法
A.1.1 パッケージのダウンロードと展開
A.1.2 システム環境変数Pathの設定
A.1.3 C:\borland\bcc55\Bin下に、2つの設定ファイル(bcc32.cfg,ilink32.cfg)を作成
A.2 第5章:sin.cプログラムのソースリスト
参考文献
索引
はじめに
第1章 医用電子工学における計測技術
1.1 生体信号の計測技術
1.1.1 心電図
1.1.2 血圧波形
1.1.3 脳波
1.1.4 筋電図
1.2 医用画像の計測技術
1.2.1 X線による医用画像
1.2.2 X線写真
1.2.3 断層像
1.2.4 より高次の医用画像
1.2.5 その他の医用画像
1.3 医用情報とコンピュータ
第2章 コンピュータにおける生体情報の表現
2.1 ディジタルとアナログ
2.1.1 アナログ情報
2.1.2 ディジタル情報
2.1.3 A/D変換とD/A変換
2.1.4 画像のA/D変換
2.1.5 A/D変換の精度
2.1.6 PCによるA/D変換の例
2.2 時系列信号の表現
2.2.1 心電図
2.2.2 血圧波形
2.3 静止画像の表現
2.3.1 X線写真
2.4 より高次元のデータ表現(動画像、3D画像)
2.4.1 動画像と3D画像
2.4.2 データの圧縮
2.5 医用情報処理プログラムの基礎
2.5.1 プログラムとプログラム作成
2.5.2 C言語によるプログラム開発
2.5.3 初めてのCプログラム:メッセージの出力
2.5.4 2番目のCプログラム:他のプログラムを呼び出すプログラム
第3章 信号処理の基礎
3.1 データの読み込み
3.1.1 プログラムによる信号処理の方法
3.1.2 単独データの読み込みと表示
3.1.3 入力されたデータへの演算処理
3.1.4 複数のデータの読み込みと表示
3.1.5 ファイル処理
3.1.6 入力データのチェック
3.1.7 関数の利用
3.1.8 ファイルへの書き込み
3.2 最大値/最小値や平均値
3.2.1 最大値
3.2.2 最小値
3.2.3 最大最小探索に関する注意事項
3.2.4 平均値
3.3 区間の切り出し
3.3.1 ファイルからの指定区間の切り出し
3.3.2 データの規格化
第4章 特徴抽出
4.1 分散と標準偏差
4.1.1 ファイル処理に基づくプログラム
4.1.2 標準入力からデータを読み込む標準偏差計算プログラム
4.2 周期の測定
4.2.1 極大値の探索
4.2.2 周期測定
4.2.3 血圧の収縮期圧の検出
4.3 波形の特徴抽出
4.3.1 心電図のS波
4.3.2 心電図のQ波
第5章 フィルタと周波数解析
5.1 移動平均
5.1.1 移動平均:時間軸上での平均化
5.1.2 移動平均を計算するプログラム
5.2 微分フィルタ
5.2.1 微分フィルタとは
5.2.2 微分フィルタの実現
5.3 ディジタルフィルタの考え方
5.3.1 周波数フィルタと周波数応答
5.3.2 ディジタルフィルタの考え方
5.3.3 ディジタルフィルタの周波数特性
5.4 自己相関関数と相互相関関数
5.4.1 信号の周期性と自己相関関数
5.4.2 自己相関関数を求めるプログラム
5.4.3 自己相関関数と相互相関関数
第6章 カーブフィッティングと予測
6.1 直線による近似
6.1.1 最小二乗法による直線近似
6.1.2 最小二乗法による直線近似のプログラム
6.2 多項式による補間(ラグランジュの補間法)
6.2.1 データ群の多項式による近似
6.2.2 ラグランジュの補間法に基づく補間プログラムの構成方法
6.2.3 ラグランジュの補間法に基づく補間プログラムの実装
6.3 確率的探索に基づくカーブフィッティング
6.3.1 確率的探索の考え方
6.3.2 確率的探索によるカーブフィッティングプログラム
6.3.3 心電図データのフィッティング
第7章 画像の扱い
7.1 画像データの表現
7.1.1 画像データの表現
7.1.2 Cプログラムによる画像データの読み書き
7.1.3 画像処理プログラムの基本構成
7.1.4 DICOMとその利用
7.2 画像の基本的処理
7.2.1 輝度分布
7.2.2 輝度の調整
7.3 画像フィルタによる特徴の強調
7.3.1 画像の平均化
7.3.2 ラプラシアンフィルタ
7.3.3 鮮鋭化フィルタ
7.4 動画像処理の基礎
7.4.1 フレームの処理
7.4.2 フレーム差分による動画像の特徴抽出
付 録
A.1 Borland C++Compiler 5.5のインストール方法
A.1.1 パッケージのダウンロードと展開
A.1.2 システム環境変数Pathの設定
A.1.3 C:\borland\bcc55\Bin下に、2つの設定ファイル(bcc32.cfg, ilink32.cfg)を作成
A.2 第5章:sin.cプログラムのソースリスト
参考文献
索 引