すぐに役立つ統計のコツ −医学統計編−

実例に基づいた例題とわかりやすい図,丁寧な解説で効率よく学習!

このような方におすすめ

○医学部の学生
○研修医,医師
  • 著者情報統計研究所 編
  • 定価3,240 (本体3,000 円+税)
  • A5 220頁 2015/11発行
  • ISBN978-4-274-21816-3
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  • 概要
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 医療でも統計は、研究、実験、学術誌投稿、臨床など様々なシーンで活用されていますが、多くの方は高価な統計ソフトを使いこなせていないのが現状です。本書では、最も普及している「MS-Excel」を利用して、初心者でもすぐに解析できるように、実例に基づいた実用的手法をやさしく丁寧に解説しています。

https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274218163/
第1章 統計をはじめる前に
第2章 分析の準備
第3章 2つの代表値(平均値・中央値)の比較
第4章 3つ以上のデータの差を比較する
第5章 比率の差を比較する(クロス集計)
第6章 2つのデータの関連性をみる(相関と回帰)
第7章 多次元データを比較する(多変量解析)
第8章 イベント・ヒストリー分析:生存時間(率)

付録A 本書で使用した統計分析用Excel関数一覧
付録B フリーオンラインソフトの使用方法
付録C 本書で使用した主な統計用語
第1章 統計をはじめる前に

第2章 分析の準備
 1.データレコードの作成
 2.データの特徴を知る 〜データの分布とバラツキ〜

第3章 2つの代表値(平均値・中央値)の比較
 1.ヒストグラムを作成する
 2.代表値を比較するとは?
 3.2つの代表値を比較する 〜独立2標本の有意差検定(推定)〜
  ・基本統計量の記載方法
  ・ウイルコックスンの順位和検定の方法
   (1)Excelで検定統計量を求める
   (2)検定結果をグラフにまとめる
  ・ウエルチのT検定の方法
  【例題1】痩せと肥満の中性脂肪(TG)の比較
   (1)Excelで検定統計量を求める
   (2)検定結果をグラフにまとめる
 4.2つのデータの差を比較する 〜対応する2標本の有意差検定〜
  ・ウイルコックンの符号順位検定の方法
  【例題2】食事運動療法と血圧の比較
   (1)Excelで検定統計量を求める
   (2)検定結果をグラフにまとめる
  ・対応のあるT検定の方法
  【例題3】食事運動療法とBMIの比較
   (1)Excelで検定統計量を求める
   (2)検定結果をグラフにまとめる
 5.まとめ

第4章 3つ以上のデータの差を比較する
 1.ホルム−ボンフェローニによる方法
  【例題4】血中コレステロール改善剤投与の効果
   (1)Excelで検定統計量を求める
   (2)検定結果をグラフにまとめる
 2.チューキのHSDによる方法
  【例題5】血中コレステロール改善剤投与の効果
   (1)Excelで検定統計量を求める
 3.一元配置分散分析(one way ANOVA)
   (1)Excelによる分散分析の方法
 4.クラスカル・ウォーリス(Kuraskal-Wallis)による分散分析
   (1)Excelによる分散分析の方法
 5.まとめ

第5章 比率の差を比較する(クロス集計)
 1.後ろ向き研究(Case-Control study)
  ・分割表形式による分析
  【例題6】分割表のためのダミー変数を作る
  【例題7】性別とコレステロール
   (1)Excelによる正規分布近似の方法
   (2)Excelによるフィッシャーの直接確率計算の方法
   (3)Excelによるオッズ比(Odd ratio)の計算
  【例題8】年代別の血中コレステロール値の比較
   (1)3つ以上の比率の差を比較する 〜カイ二乗検定〜
   (2)3つ以上の比率の差の組合せ 〜多重比較〜
   (3)検定結果をグラフにまとめる
 2.前向き研究(Cohort study)
   (1)相対危険度(リスク比)の求め方
  【例題9】アスベスト暴露と胸部レントゲン(Xp)所見(仮想)
 3.スクリーニングにおける2×2分割表 〜効果指標〜
  【例題10】定期健診での所見の配置(仮想)
 4.知っておきたい衛生・疫学の指標
  ・粗死亡率と訂正死亡率
  【例題11】年齢階級別死亡率と訂正死亡率
 5.まとめ

第6章 2つのデータの関連性をみる(相関と回帰)
 1.相関関係とは
  【例題12】GOTとGPTの相関散布図
 2.予測のための線形回帰モデル
  ・回帰分析に必要な統計的記述について 〜検定と推定〜
  ・95%信頼区間の描画
  ・相関散布図95%信頼楕円の描画
 3.正規分布にこだわらない相関分析 〜スピアマンの順位相関〜
 4.臨床検査で大切な検量線
 5.臨床検査を検査するとは 〜精度管理〜
  【例題13】L-J:Levey-Jennings Chart作成
  【例題14】X−R管理図の作成
   (1)相関関係を利用した方法(双値法:Youdel plot)
 6.まとめ

第7章 多次元データを比較する(多変量解析)
 1.目的とするデータを複数のデータで説明(予測)する 〜重回帰分析〜
  【例題15】スギ花粉飛散数と気温
   (1)Excel関数式による方法
  ・説明変数の選択
  ・説明変数の相関関係,多重共線性を知る
 2.2つの要因による分析 〜二元配置分散分析〜
  【例題16】コレステロール改善剤の効果(欠損なし)
  【例題17】コレステロール改善剤の効果(欠損あり)
 3.2値データを複数のデータで説明する 〜ロジスティック回帰分析〜
  【例題18】イベント発生の予測モデルに関する仮想データ
  ・要因ごとの統計量を記述する 〜単変量解析〜
  ・最適なイベント・モデルの構築 〜多変量解析〜
  ・ROC曲線で当てはめのよさをみる
  ・統計における2つの過誤(第1種と第2種の過誤)とは
 4.データを2群にわける 〜判別分析〜
  【例題19】腎障害患者を2群にわける
 5.データをグループにわける 〜クラスター分析〜
  【例題20】スギ花粉飛散数と関連した気象条件
  ・ユークリッド距離の計算
 6.データ情報(特徴)を要約する 〜主成分分析〜
  【例題21】気管支喘息患者の臨床検査成績
 7.まとめ

第8章 イベント・ヒストリー分析:生存時間(率)
 1.カプラン・マイヤー法(Kaplan-Meier method)の計算
  【例題22】小標本を仮想した観察期間中のイベント(生存と死亡)
  【例題23】生存率曲線の作成
  【例題24】Kaplan-Maier法によるLogrank test
 2.コックス比例ハザード・モデル(Cox proportional hazard model)
  ・コックス回帰モデルの使用例(1)
  ・コックス回帰モデルの使用例(2)
 3.まとめ

付録A 本書で使用した統計分析用Excel関数一覧
付録B フリーオンラインソフトの使用方法
付録C 本書で使用した主な統計用語