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木造建築 屋根工法墨付け図解(増補版)

・著者:富樫新三 著978-4-274-21938-2
・定価:6,804 円(本体6,300 円+税)
・B5 288頁

・ISBN

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※通常2〜3日以内で発送いたします。

合計5000円(税別)以上のご注文の場合、配送料は無料となります。

伝統工法を重視した「本格的木造建築」をつくるための大工技術の手引書として絶好。

 

木造建築には、雨仕舞のため必ず傾斜した「屋根」を設けていますが、同時にこれは建築物の外観を美しく飾る役割も担っています。社寺建築や本格的な住宅建築の屋根では、反り(そり)や起り(むくり)も施します。

本書は、この「屋根」の墨付けをテーマに据えた、市販書としては唯一無二といってよい技術書です。

棒隅屋根、反り隅屋根、振れ隅屋根、船?(せがい)造り、扇垂木、多角形屋根など、各種屋根の形状・工法・部材別に、加工に必要な「墨付けの実技」を、規矩術の基本から説き起こして図解しています。とくに「反り隅屋根の工法」および「反り軒の工法」の章は、反りの墨付け部分を明解に見せるため、2色刷としています。

また、従前より「扇垂木の工法」の章において、従来の手間のかかる方法を改善し、「著者考案の係数」を用い、最も「美しくかつ簡便」に扇垂木の墨付けを行う方法を解説していますが、読者からの強い要望を受け、この係数表について「増補」するとともに、全体を見直して本文のレイアウトも一新しました。

2016/10
★このような方におすすめ
建築大工技術者全般、建築工務店、技術専門学校指導員の方々。
主要目次
1章 屋根の形状
2章 小屋の構造
3章 軒の構造
4章 屋根工法と規矩術
5章 勾配について
6章 棒隅屋根の工法
7章 船?造りの工法
8章 屋根の起りと反り
9章 反り隅屋根の工法
10章 反り軒の工法
11章 振れ隅屋根の工法
12章 多角形屋根の工法
13章 扇垂木の工法
14章 入母屋・寄せ棟屋根設計例
付録 入母屋・寄せ棟と瓦の納まり
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詳細目次
1章 屋根の形状
 1・1 屋根の形状と名称
 1・2 屋根の形状と特徴
   1. 入母屋の特徴
   2. 寄せ棟の特徴
   3. 切り妻の特徴
 1・3 屋根の実例
 1・4 屋根伏せ
 1・5 屋根の起りと弛み(反り)

2章 小屋の構造
 2・1 小屋組
   1. 和小屋
   2. 洋小屋
 2・2 和小屋の構造
   1. 寄せ棟の小屋構造
   2. 入母屋の小屋構造

3章 軒の構造
 3・1 軒回り部材の種類
 3・2 垂木間割り
 3・3 隅軒回りの納め方
   1. 1枝の定め方
   2. 隅部現寸図の起こし方の手順
 3・4 軒回りの部材の略木割り
 3・5 垂木の種類
 3・6 出隅と入隅との関係
 3・7 入母屋破風の納め方
   1. 七つ母屋納め(造り)
   2. 五つ母屋納め(造り)
   3. 三つ母屋納め(造り)
   4. 三つ半母屋納め(造り)
   5. 三つ造り屋
 3・8 破風の起りと反り

4章 屋根工法と規矩術
 4・1 規矩術について
   1. 規矩術の意味
   2. 規矩術の種類
   3. 規矩術の適用
   4. さしがね
 4・2 規矩術と直角三角形
   1. 三平方(ピタゴラス)の定理
   2. 直角三角形と勾殳玄
   3. 勾殳玄の役割
   4. 勾配

5章 勾配について
 5・1 勾配の表し方
   1. 平勾配
   2. 平勾配と矩勾配
   3. 返し勾配
 5・2 基本勾配図および各種勾配
   1. 基本勾配図
   2. 基本勾配図の各線分の求め方(三平方の定理)
   3. 勾配の種類および勾配の出し方

6章 棒隅屋根の工法
 6・1 平面図
 6・2 小屋伏せ図
 6・3 隅部の部材の墨付け
   1. 軒の出の決め方
   2. 隅木の長さの決め方
   3. 隅木側面の垂木下端墨
   4. 茅負の墨付け
   5. 配付け垂木の墨付け
   6. 隅木の墨付け
   7. 桁の墨付け
   8. 隅木の桁への落掛りと捻じ組
   9. 小平起こし法による棒隅各部の墨の求め方
   10. 隅木と柱および母屋との仕口墨
 6・4 入隅木の墨付け
   1. 出隅と入隅との相違点
   2. 入隅木の墨

7章 船?造りの工法
 7・1 船?の出の決め方と軒の出
 7・2 船?造り軒回りの部材の大きさ
 7・3 船?造り垂木の納まり
   1. 垂木の割付け例
   2. 船?造りの軒桁と論止垂木の取付け位置
   3. 軒桁心と垂木心の逃げ(ずれ)の大きさ
 7・4 船?造り部材の工作
   1. 船?差の取付け
   2. 軒桁・船?差・隅船?差・平桁の展開図
   3. 船?差と軒桁との仕口(数寄屋納めの場合)
   4. 船?差の鼻の化粧

8章 屋根の起りと反り
 8・1 起り屋根および反り屋根
 8・2 屋根の起り・反りの求め方
   1. 引渡し長さで起り・弛みを求める方法
   2. 引渡し長さの1/2 で起り・弛みを求める方法
 8・3 破風の起り・反りの求め方
   1. 破風の起り
   2. 破風の反り
   3. 破風の各部の求め方
   4. 屋根の弛みおよび軒の反り,登り淀尻を納める位置
 8・4 屋根の納まり
   1. 二軒銅板葺屋根の納まり
   2. 一軒瓦葺屋根の納まり
   3. 化粧垂木と野垂木とを兼用する場合の屋根の納まり

9章 反り隅屋根の工法
 9・1 反り曲線の求め方
   1. 反り曲線の種類
   2. 茅負の反り曲線の求め方
   3. 茅負の反りの求め方
 9・2 一軒屋根茅負の反り方
 9・3 反り茅負の墨
   1. 反り茅負の上端留の求め方(その1)
   2. 反り茅負の上端留の求め方(その2)
   3. 葺地(軒付け)の隅部の出の調整
 9・4 隅木の反り方
   1. 茅負下端の反りの大きさを隅木側面に写す方法(その1)
   2. 茅負下端の反りの大きさを,隅木側面に写す方法(その2)
   3. 茅負の反りを隅木に写す2 種類の方法と茅負前面下端の平面図
   4. 茅負下端と平行に隅木螻首の山の高さをとる場合の墨
   5. 裏甲上端の反りを野隅木の側面に写す方法(その1)
   6. 裏甲上端の反りを野隅木の側面に写す方法(その2)
   7. 反り野隅木の口脇勾配の求め方
   8. 茅負の反りから軒桁の反りを求める方法
   9. 茅負の反りから隅船?差の反りを求める方法
 9・5 棒隅・反り隅屋根の実例

10章 反り軒の工法
 10・1 反り軒の構造
   1. 一軒と二軒の桔木の入れ方
   2. 力垂木
   3. 二軒の垂木の反らせ方
   4. 隅木と桔木とを兼用する場合のつくり方
 10・2 反り軒の出隅
   1. 茅負および木負の反りと軒の出
   2. 茅負と木負の反りの違い
   3. 反り隅半繁垂木現寸の起こし方
   4. 地垂木軒に反りを付けた場合の軒回りの納まり
   5. 地垂木に反りを付け,屋根弛みのある屋根の野隅木の起こし方
 10・3 反り軒の入隅
   1. 入り野隅木の反りの取り方
   2. 地垂木を反らせ,入隅部茅負に反りのない入り地隅木の反りの取り方
   3. 入隅部の茅負を反らせた場合
   4. 茅負の上端に捻れをとらない場合の,茅負・下裏甲・上裏甲の反りと,留の切り方および隅木の反りの求め方
   5. 入り野隅木の求め方
   6. 入隅の平垂木と配付け垂木の反りと捻れの求め方
   7. 入隅の隅木側面の配付け垂木の墨付け
   8. 入隅木の垂木?穴墨と配付け垂木の墨付け
 10・4 二軒屋根の現寸の起こし方
   1. 軒の現寸の起こし方
   2. 茅負・木負の反りと軒の出
   3. 茅負・裏甲・木負の現寸図の起こし方(本繁背返し割り)
   4. 二軒屋根地隅木の反りの求め方
   5. 二軒の地垂木および飛檐垂木を反らせた場合の地隅木の反りの求め方
   6. 論止垂木と木負の取合いおよび木負の展開図

11章 振れ隅屋根の工法
 11・1 振れ隅の特徴
 11・2 振れ隅屋根の勾配
   1. 振れの比例と軒の出および高勾配と低勾配
   2. 振れ隅の小平起こしによる各墨の勾配
   3. 振れ隅の垂木間隔の合わせ方
   4. 地隅木が45°,野隅木が振れている場合
   5. 振れ隅の各部の寸法の求め方
 11・3 振れ隅における茅負類の墨
   1. 高勾配側および低勾配側の茅負類の直断面形
   2. 振れ隅小平起こしの図に茅負直断面,隅木直断面を求める
   3. 振れ隅小平起こしの図から,各種の型板の取り方
   4. 高勾配側および低勾配側茅負の展開図
   5. 垂木の配付け墨の求め方
   6. 振れ棒隅の現寸の起こし方
 11・4 振れ隅木の墨
   1. 隅木の垂木?穴および隅木鼻の詳細図
   2. 隅木鼻に螻首を付けた場合の現寸の起こし方
 11・5 振れ隅の桁墨
   1. 振れ隅の桁の落掛り勾配
   2. 振れ隅の桁の墨付け
   3. 高勾配側および低勾配側の垂木成と品下
   4. 高勾配側の桁の展開図
   5. 低勾配側の桁の展開図
   6. 高勾配側の茅負類の反りから低勾配側の茅負類の反りを求める
   7. 高勾配側と低勾配側の茅負類の断面を合わせる方法
   8. 隅木の高勾配側,低勾配側の現寸図と茅負の断面の求め方
   9. 高勾配側,低勾配側の隅木面の茅負の断面を求める
   10. 高勾配側,低勾配側の屋根の弛み
   11. 高勾配側の弛みの大きさを低勾配側に写す
   12. 野隅木の現寸図の起こし方(屋根弛みを地垂木心で起こした例)
 11・6 振れ隅の垂木反り
   1. 高勾配側と低勾配側の垂木の反りの合わせ方
   2. 高勾配側と低勾配側の垂木反りの合わせ方
   3. 振れ隅反り垂木の地隅木の現寸の起こし方
 11・7 振れ隅と桁の反り
   1. 桁の反りの求め方(高勾配側)
   2. 桁の反りの求め方(低勾配側)

12章 多角形屋根の工法
 12・1 さしがねを使って正多角形を描く方法
   1. 正六角形を描く
   2. 正八角形を描く
 12・2 正多角形屋根の隅の墨
   1. 小平起こしによる各墨の求め方
   2. 正六角形屋根各部材の墨付け勾配の型板の取り方
 12・3 折れ曲がり屋根
   1. 折れ曲がり渡り廊下
   2. 折れ曲がり渡り廊下小屋伏せ
   3. 折れ曲がり渡り廊下小平起こし
   4. 折れ曲がり渡り廊下の部材寸法(略木割り)
 12・4 折れ曲がり渡り廊下各部の墨
   1. 隅木の現寸図の起こし方
   2. 渡り廊下出隅木の各部詳細
   3. 渡り廊下入隅木の各部詳細
   4. 渡り廊下出隅木の桁への落掛り勾配と捻じ組勾配
   5. 出隅側の桁の展開図
   6. 入隅側の桁の展開図
   7. 隅木の棟木への落掛りと捻じ組
 12・5 六角堂の設計と部材の工作
   1. 六角堂の平面例
   2. 六角堂半繁割り小屋部材寸法(略木割り)
   3. 六角堂正面図・小屋伏せ図
   4. 六角堂の柱と関連部材の寸法(柱が正方形の場合)
   5. 六角堂矩計図の例
   6. 六角堂一軒屋根現寸図の起こし方
 12・6 六角堂の茅負・配付け垂木・桁の工作墨
   1. 六角堂反り茅負の鼻の切り墨
   2. 六角堂反り配付け垂木の配付け墨
   3. 六角堂桁の反りと落掛り墨
 12・7 六角堂本繁背返し割り
 12・8 六角堂平面例
   1. 六角堂平面例(その1)
   2. 六角堂平面例(その2)

13章 扇垂木の工法
 13・1 扇垂木間割りの方法
 13・2 分割数に係数を乗じて算出する方法
 13・3 新しい扇垂木の割付け表
   1. 棒隅屋根の割付け
  ( 1 ) 棒隅屋根(半繁割り)
  ( 2 ) 棒隅屋根(本繁割り)
   2. 六角堂屋根の割付け
  ( 1 ) 六角堂屋根(半繁割り)
  ( 2 ) 棒隅屋根(本繁割り)
  3. 八角堂屋根の割付け
  ( 1 ) 八角堂屋根(半繁割り)
  ( 2 ) 八角堂屋根(本繁割り)
 13・4 扇垂木の墨
   1. 扇垂木伏せ地割りおよび垂木直断面(曲形)の起こし方
   2. 小平起こし法による扇垂木の長さの求め方
   3. 扇垂木鼻の上端切り墨の求め方
   4. 扇垂木鼻の投げ墨角の求め方
 13・5 反り隅屋根の扇垂木
   1. 反り隅屋根の扇垂木の反りの取り方
   2. 扇垂木の反りと捻れを1枚の定規で内側と外側に写す
   3. 反り隅屋根の扇垂木の曲形の求め方
 13・6 扇垂木の間割り(分割)および軒の出(一手先組二軒の場合)
 13・7 扇垂木の木負の墨
 13・8 一手先組二軒扇垂木の現寸図の起こし方
 13・9 破風立て位置および反りの求め方

14章 入母屋・寄せ棟屋根設計例
 14・1 寄せ棟造り住宅設計実例
 14・2 船?入母屋造り住宅設計実例
 14・3 起り破風入母屋二軒玄関設計実例
 14・4 起り破風入母屋二軒扇垂木玄関設計実例

付録 入母屋・寄せ棟と瓦の納まり
 1. 瓦規格判(53A形)の地割り
 2. 軒地幅(淀幅)
 3. 引掛け桟瓦葺きの流れの納まり
 4. 縋部分の決め方
 5. 瓦屋根の軒先および箕甲先の野地板の納まり位置
 6. 入母屋屋根の瓦
 7. 寄せ棟屋根の瓦
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