IT Text オペレーティングシステム(改訂2版)

OSの基礎から応用までを図解を用いてわかりやすく解説した教科書、待望の改訂版!

このような方におすすめ

○情報処理関連大学学部の学生、および教員
○初級IT技術者
  • 著者野口 健一郎・光来 健一・品川 高廣 [共著]
  • 定価3,080 (本体2,800 円+税)
  • A5 256頁 2018/01発行
  • ISBN978-4-274-22156-9
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本書は、2002年9月に発行されて以来、教科書として広く活用されてきた「IT Text オペレーティングシステム」の内容を時代に則して見直し、改訂版として発行するものです。

オペレーティングシステムの内部的な原理や処理とともに、ユーザインタフェースなど外部的な機能、ネットワークやセキュリティ、性能、標準化などについてていねいに解説した学部学生向けの教科書で、実際に学生がオペレーティングシステムを利用するうえで役立つように、実践的にまとめています。

https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274221569/
1章 オペレーティングシステムの役割
2章 オペレーティングシステムのユーザインタフェース
3章 オペレーティングシステムのプログラミングインタフェース
4章 オペレーティングシステムの構成
5章 入出力の制御
6章 ファイルの管理
7章 プロセスとその管理
8章 多重プロセス
9章 メモリの管理
10章 仮想メモリ
11章 仮想化
12章 ネットワークの制御
13章 セキュリティと信頼性
14章 システムの運用管理
15章 オペレーティングシステムと性能
16章 オペレーティングシステムと標準化
1章 オペレーティングシステムの役割

1.1 オペレーティングシステムとは
1.2 オペレーティングシステムの役割
1.3 オペレーティングシステムが提供する機能
1.4 オペレーティングシステムが管理する資源
1.5 オペレーティングシステムの主な利用形態
1.6 主なオペレーティングシステム
演習問題

2章 オペレーティングシステムのユーザインタフェース
2.1 オペレーティングシステムの利用者
2.2 グラフィカルユーザインタフェース
2.3 コマンド言語
演習問題

3章 オペレーティングシステムのプログラミングインタフェース
3.1 プログラミングインタフェースの目的
3.2 プログラミングインタフェースの役割
3.3 具体的なOS API
3.4 互換性と移植性
演習問題

4章 オペレーティングシステムの構成
4.1 オペレーティングシステムのためのハードウェア機能
4.2 割込みとマルチプログラミング
4.3 オペレーティングシステムの核:カーネル
4.4 カーネルの入口
4.5 オペレーティングシステムのカーネル以外の部分
演習問題

5章 入出力の制御
5.1 入出力装置
5.2 入出力要求とその制御
5.3 入出力の効率化
演習問題

6章 ファイルの管理
6.1 ファイル
6.2 ファイルの編成
6.3 ファイルの操作
6.4 ディレクトリ
6.5 ディレクトリの操作
6.6 ファイルシステムの内部構造
6.7 ファイル管理プログラム
演習問題

7章 プロセスとその管理
7.1 プログラム実行制御とプロセス
7.2 プロセスの実現
7.3 プロセススケジューラ
7.4 プロセススケジューリングアルゴリズム
7.5 スレッド(軽量プロセス)
7.6 マルチプロセッサ
演習問題

8章 多重プロセス
8.1 多重プロセス,多重スレッド
8.2 プロセスの生成と消滅
8.3 プロセス間の同期機能:排他制御
8.4 プロセス間の同期機能:事象の連絡
8.5 プロセス間の通信
8.6 デッドロック
演習問題

9章 メモリの管理
9.1 メモリ資源
9.2 メモリへのプログラムの配置
9.3 プロセスのメモリ領域の管理
9.4 メモリ領域の確保・解放機能
9.5 メモリ領域割当てアルゴリズム
9.6 メモリに入りきらないプログラムの実行
演習問題

10章 仮想メモリ
10.1 仮想メモリの概要
10.2 仮想メモリの利点
10.3 アドレス変換
10.4 ページング
10.5 メモリスケジューリング
10.6 仮想メモリと性能
演習問題

11章 仮想化
11.1 CPU仮想化
11.2 メモリ仮想化
11.3 入出力仮想化
演習問題

12章 ネットワークの制御
12.1 オペレーティングシステムとネットワーク
12.2 通信インタフェース:プロトコル
12.3 通信用プログラミングインタフェース
12.4 クライアント・サーバ方式
12.5 ネットワークを介したオペレーティングシステム機能の利用
12.6 分散オペレーティングシステム
演習問題

13章 セキュリティと信頼性
13.1 コンピュータシステムの安全性を脅かすもの
13.2 安全性に関する特性
13.3 記憶保護と実行モード
13.4 ファイルの保護と共有
13.5 利用者の認証
13.6 ネットワークセキュリティ
13.7 オペレーティングシステムの信頼性、可用性機能
演習問題

14章 システムの運用管理
14.1 運用管理
14.2 利用者管理
14.3 構成管理
14.4 障害管理
演習問題

15章 オペレーティングシステムと性能
15.1 性能の要素
15.2 システムの性能
15.3 資源の利用率とスループット
15.4 スケジューリングとジョブの経過時間及び端末応答時間
15.5 スケジューリングとスループット
15.6 オペレーティングシステムのオーバーヘッド
演習問題

16章 オペレーティングシステムと標準化
16.1 オペレーティングシステムの日本語サポート
16.2 オペレーティングシステムの国際化機能
16.3 オペレーティングシステムの仕様の標準化
演習問題