現場で役立つ 建築設備工事の実践ノウハウ

実戦的な現場のノウハウを満載した!

このような方におすすめ

・建築設備工事に携わる実務者
・建築系専門学校生、大学生
  • 著者殿垣内 恭平 著 高橋 正一 画
  • 定価3,080 (本体2,800 円+税)
  • B5 176頁 2009/01発行
  • ISBN978-4-274-20651-1
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 工事件数が多いRC建物を主に取り上げ、建築設備工事全般にわたり、施工手順に即してわかりやすく解説している。

 特に、建築工事と設備工事の取合い、それらがどのようにつながり合って現場実務が進められるのか、といった面をわかりやすく解説している。

 豊富なイラスト、豊富なコラム(「ちょっと変わった建築用語」「長いものに巻かれる設備屋さん」)により、実戦的な現場のノウハウが手に取るようによくわかる。

https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274206511/
まえがきに代えて
第1章 着工前からお互いの工事に関心を持とう
1-1 工事の発注方式−発注方式の違いにより設備工事への取組み姿勢が異なる?−
1-2 契約時の問題−スタートは一緒に―
第2章 設備設計図
2-1 設備設計図−ちらッでも良いから設備設計図を見てみよう―
2-2 電気設備−電気設備図は記号と線ばかり―
2-3 空気調和設備−暖めたり冷やしたりすることは空気調和ではない−
2-4 給排水衛生設備−水にまつわるトラブルは命にかかわる−
2-5 別途工事―知らん振りをすると怪我をする―
第3章 躯体工事と設備工事
3-1 事前調査―そんな筈では、と後悔しないために―
3-2 総合仮設計画―設備工事を無視してはいけません―
3-3 地盤調査――設備も無関心ではいられない
3-4 地業工事――杭を忘れては悔いを残す
3-5 土工事――最低でもこの時点から設備工事業者の参画が必要 
3-6 躯体利用の設備関連工事
3-7 鉄骨工事―施工時に孔は開けられないし、錆も出る―
3-8 ブロック及びALCパネル工事 ―コンクリートよりも慎重に―
3-9 木造住宅―設備は木造を軽く見ている?―
第4章 仕上げ工事と設備工事
4-1 防水工事―ちょっとした隙間を狙って水は浸入―
4-2 石工事・タイル工事 ―設備としてデザインに気配りする唯一?の場所―
4-3 金属工事―軽量鉄骨下地への器具の取付けは慎重に―
4-4 建具工事―建築工事で唯一の動いているもの―
4-5 左官工事―濡れ仕事は減る一方であるが―
4-6 塗装工事―下地処理が命―
4-7 内装工事―ペンキ屋さん、左官屋さんの仕事を奪った元凶?―
4-8 外構工事―地震、雷、雪親父?―
第5章 危害防止
5-1 機器の転倒防止―あなたの据付けた機器は地震で転倒しませんか―
5-2 建築及び設備に関する安全管理―世の中、危険が一杯―
まえがきに代えて

第1章 着工前からお互いの工事に関心を持とう
1-1 工事の発注方式−発注方式の違いにより設備工事への取組み姿勢が異なる?−
[1] 一括発注方式
[2] 分離発注方式
[3] コストオン方式
1-2 契約時の問題−スタートは一緒に―
[1] 工事開始時期
[2] 工事区分表の作成
[3] 使用材質の確認

第2章 設備設計図
2-1 設備設計図−ちらッでも良いから設備設計図を見てみよう―
2-2 電気設備−電気設備図は記号と線ばかり―
[1] 受変電設備
[2] 発電機設備・蓄電池設備
[3] 幹線設備
[4] 動力設備
[5] 照明設備
[6] コンセント設備
[7] 情報通信設備
[8] 防災設備
[9] 雷保護設備
[10] 電気設備設計図の見るべきポイント
2-3 空気調和設備−暖めたり冷やしたりすることは空気調和ではない−
[1] 空気調和設備
[2] 空調システムのいろいろ
[3] 換気設備
[4] 防排煙設備 
[5] 空調設備設計図の見るべきポイント
2-4 給排水衛生設備−水にまつわるトラブルは命にかかわる−
[1] 給水設備
[2] 給湯設備
[3] 排水通気設備
[4] 消防設備
[5] ガス設備
[6] 浄化槽設備
[7] 衛生設備設計図の見るべきポイント
2-5 別途工事―知らん振りをすると怪我をする―
[1] 厨房設備工事のポイント
[2] 情報通信設備工事のポイント
[3] セキュリティシステム工事のポイント

第3章 躯体工事と設備工事
3-1 事前調査―そんな筈では、と後悔しないために―
3-2 総合仮設計画 ―設備工事を無視してはいけません―
[1] 仮設建物配置図
[2] 仮設揚重機器の位置
[3] 仮設工事
[4] 仮設電力設備工事
[5] 仮設給排水設備工事
3-3 地盤調査――設備も無関心ではいられない
[1] 土質柱状図
[2] 地下水位の検討
3-4 地業工事――杭を忘れては悔いを残す
3-5 土工事――最低でもこの時点から設備工事業者の参画が必要 
[1] 山留め壁の位置と設備
[2] 根切り底に関係のある設備――どうしても設備工事業者の参画が必要である
3-6 躯体利用の設備関連工事
[1] 各種水槽の深さと容量
[2] 地中梁打設
[3] 地階スラブ打設
[4] 地階外壁立ち上げ
[5] 各階の配筋・コンクリート打設
3-7 鉄骨工事 ―施工時に孔は開けられないし、錆も出る―
[1] 梁貫通スリーブ
[2] デッキプレート
[3] 設備工事専用の鉄骨工事
3-8 ブロック及びALCパネル工事 ―コンクリートよりも慎重に―
[1] ブロック工事
[2] ALCパネルと設備工事
3-9 木造住宅 ―設備は木造を軽く見ている?―

第4章 仕上げ工事と設備工事
4-1 防水工事 ―ちょっとした隙間を狙って水は浸入―
[1] 屋上防水層貫通
[2] 室内床防水層貫通
4-2 石工事・タイル工事 ―設備としてデザインに気配りする唯一?の場所―
[1] 壁面への設備の取り付け
[2] 洗面所のカウンタ
[3] タイルの目地合せ
4-3 金属工事 ―軽量鉄骨下地への器具の取付けは慎重に―
[1] 軽量鉄骨工事
[2] ステンレス鋼
[3] アルミニウム
[4] 金属の腐食
[5] 金属拡張アンカ
[6] タラップ
4-4 建具工事 ―建築工事で唯一の動いているもの―
[1] ガラリの大きさの計算
[2] 扉
[3] 防火扉関連
4-5 左官工事 ―濡れ仕事は減る一方であるが―
[1] 塗り壁に設備類の取付け
[2] 人砥ぎ部分に設備金物
4-6 塗装工事 ―下地処理が命―
[1] 塗装仕上げ工事と設備工事
[2] エッチングプライマ
[3] 屋外設置の設備機器に対する腐食防止
4-7 内装工事 ―ペンキ屋さん、左官屋さんの仕事を奪った元凶?―
[1] 機械室内床
[2] 石膏ボード壁と設備工事
4-8 外構工事 ―地震、雷、雪親父?―
[1] 引き込み管の地震対策
[2] 建物回りの配管の地盤沈下対策
[3] 屋外の積雪対策

第5章 危害防止
5-1 機器の転倒防止 ―あなたの据付けた機器は地震で転倒しませんか―
[1] 床上機器の場合
[2] 天井吊り機器の場合
[3] 壁付き機器の場合
5-2 建築及び設備に関する安全管理 ―世の中、危険が一杯―
[1] 建築に関する危険部位
[2] 設備に関する危険部位