脳に宿る心 ―認知科学・人工知能から神秘の世界に迫る―

認知科学・人工知能分野の入門書!

このような方におすすめ

・心の科学の将来を担う理工系・生命系・人文系の学生、研究者、技術者
・心理系・言語学・教育学系の学生・研究者、教師など
  • 著者九州工業大学 名誉教授 岡田 直之 著
  • 定価3,024 (本体2,800 円+税)
  • A5 186頁 2009/11発行
  • ISBN978-4-274-20783-9
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  • 概要
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 人の心の働きや仕組みの全体像をとらえようとするとき、大きく四つの流れ(心理学/哲学の流れ、人工知能の流れ、生物学や生理学の流れ、オントロジー/データマイニング等、知識を整理するための辞書編纂の取組み)に注目する必要がある。

 本書は、心の科学に関する上記の四つの流れを統合し、心の機能、構造、ならびに常識データの体系的な把握を試みるもので、認知科学・人工知能分野の入門書としての性格を有するものである。

https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274207839/
第1章 	心の科学:来し方
第2章  心の働き:認識,推考および表出
第3章  心の働き:情緒,記憶および言語
第4章  心の働き:知覚および動作
第5章  心のデータ:常識
第6章  心の構造:自律分散システム
第7章  心の科学:将来に向けて
問題と解答例
参考文献
読書案内
索  引
第1章 心の科学:来し方
1.1 歴史と分野
 1.1.1 知
 1.1.2 情と意
1.2 人工知能と認知科学
 1.2.1 人工知能
 1.2.2 認知科学

第2章 心の機能:認識,推考および表出
2.1 心の基本機能
2.2 認識
 2.2.1 物,事象および属性の認識
 2.2.2 場面の認識
 2.2.3 変化する視界の認識
 2.2.4 フレーム表現
 2.2.5 あい昧性
2.3 推考
 2.3.1 推察
 2.3.2 考案
2.4 表出
 2.4.1 基本的な動作
 2.4.2 行動
 2.4.3 言葉と表情

第3章.心の機能:情緒,記憶および言語
3.1 情緒
 3.1.1 生起,推考および反応
 3.1.2 事象と属性
 3.1.3 欲求と意図
 3.1.4 情報の価値評価
3.2 記憶
 3.2.1 エピソード記憶
 3.2.2 学習による概念形成
 3.2.3 言語による知識獲得
 3.2.4 データの検索
 3.2.5 記憶の種類
3.3 言語
 3.3.1 語彙と文法
 3.3.2 意味
 3.3.3 理解過程
 3.3.4 生成過程
 3.3.5 言語の無限性

第4章 心の機能:知覚および動作
4.1 神経生理
 4.1.1 神経細胞と回路網
 4.1.2 回路網の機能と学習
4.1.3 回路網の論理的性質
4.2 知覚
4.2.1 視覚の機構
4.2.2 視覚の並列分散処理
4.2.3 奥行きの知覚
4.3 動作
4.3.1 動作の機構
 4.3.2 動作の回路網
4.3.3 動作の制御

第5章 心のデータ:常識
5.1 常識の概要
5.1.1 語彙概念
5.1.2 概念ネットワーク
5.2 常識の基盤:単純概念
 5.2.1 物概念
5.2.2 事象,属性 および こと概念
5.2.3 空間・時間概念
 5.2.4 抽象概念
5.3 常識の中間層:合成概念
 5.3.1 複合概念と転生概念
 5.3.2 派生概念と類似概念
5.4 高次の常識:エピソード概念と概念ネットワーク
5.4.1 エピソード概念
 5.4.2 概念ネットワーク
5.5 常識の表現形式
5.6 常識データの数量
 5.6.1 総数と基本概念数
 5.6.2 検証

第6章 心の構造:自律分散システム
6.1 システムの基盤
6.1.1 μエージェント
6.1.2 活性化連鎖
6.2 システムの構成
 6.2.1 心の階層
 6.2.2 心の領域
6.3 機能の役割と相互関係
6.4 システムの検証
6.4.1 シミュレーション
6.4.2 心のシステムの十分条件
6.4.3 関連理論との比較

第7章 心の科学:将来に向けて
 7.1 取組みの課題
 7.2 人工知能の限界

参考文献
読書案内
日本語索引
英語索引