薬理学は、薬がどのように効くか解き明かす学問です。薬理学の難解なところは薬理作用が多岐にわたる点があげられます。
本書では専門への橋渡しになるように 難解な点をマンガで体系的に解説するものです。薬が効果を発揮する仕組みから受容体、酵素、イオンチャネル、トランスポーターに働きかける薬の作用や資料として各疾患別の薬とその作用について解説します。
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274221347/
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プロローグ
第1章 薬の基礎知識
薬剤師国家試験に挑戦1
第2章 薬の作用
薬剤師国家試験に挑戦2
第3章 受容体に働きかける薬の作用
薬剤師国家試験に挑戦3
第4章 酵素に働きかける薬の作用
薬剤師国家試験に挑戦4
第5章 イオンチャネルに働きかける薬の作用
薬剤師国家試験に挑戦5
第6章 トランスポーターに働きかける薬の作用
薬剤師国家試験に挑戦6
第7章 核酸に働きかける薬の作用
薬剤師国家試験に挑戦7
第8章 疾患別:薬の作用
循環器系疾患の治療薬
消化器系疾患の治療薬
呼吸器系疾患の治療薬
内分泌・代謝系疾患の治療薬
腎・泌尿器系疾患の治療薬
脳・神経・精神系疾患の治療薬
その他の治療薬
薬剤師国家試験に挑戦8
エピローグ
参考文献
さくいん
プロローグ
第1章 薬の基礎知識
1-1 薬の呼び名
1-2 剤形と投与経路
1-3 薬はなぜ効くのか?
1-4 体内動態
1-5 服薬のタイミング
1-6 服用(投与)回数を1 日に何回にも分ける理由
1-7 クスリはリスク
1-8 さまざまな剤形とその特徴
1-9 相互作用
薬剤師国家試験に挑戦1
第2章 薬の作用
2-1 薬のターゲット
2-2 ターゲットに働きかける仕組み
2-3 作動薬と拮抗薬が繰り広げる椅子取りゲーム
2-4 薬理を知るにはターゲットを知れ
2-5 受容体は架空の存在だった
薬剤師国家試験に挑戦2
第3章 受容体に働きかける薬の作用
3-1 受容体の種類
3-2 G タンパク質共役型受容体
3-3 酵素活性内蔵型受容体
3-4 受容体のキホン
3-5 G タンパク質共役型受容体のキホン
3-6 酵素活性内蔵型受容体のキホン
3-7 αサブユニットの種類
薬剤師国家試験に挑戦3
第4章 酵素に働きかける薬の作用
4-1 酵素とは
4-2 薬が酵素に働きかけ効果を現す仕組み
4-3 アスピリンが効果を現す仕組み
4-4 細胞外の酵素に働きかける薬
4-5 薬の恋人“CシップYP”
薬剤師国家試験に挑戦4
第5章 イオンチャネルに働きかける薬の作用
5-1 電位依存性イオンチャネル
5-2 リガンド依存性イオンチャネル
5-3 イオンチャネルのキホン
5-4 リガンド依存性イオンチャネルの種類
5-5 カルシウム拮抗薬の働き
5-6 カルシウム拮抗薬の種類
5-7 電位依存性ナトリウムチャネル
5-8 電位依存性カリウムチャネル
薬剤師国家試験に挑戦5
第6章 トランスポーターに働きかける薬の作用
6-1 トランスポーターとは
6-2 トランスポーターの種類と薬の働き方
6-3 イオンポンプの起源
6-4 代表的な ABC トランスポーター:P 糖タンパク質
6-5 代表的な SLC トランスポーター:SGLT1、PEPT1
薬剤師国家試験に挑戦6
第7章 核酸に働きかける薬の作用
7-1 核酸に作用する薬
7-2 核酸が作用する薬
7-3 核酸に働きかける薬のキホン
7-4 代謝拮抗薬が効果を現す仕組み
7-5 第3世代の薬
薬剤師国家試験に挑戦7
第8章 疾患別:薬の作用
循環器系疾患の治療薬
1 高血圧症の薬
2 心不全の薬
3 狭心症の薬
4 不整脈の薬
5 貧血の薬
6 血栓塞栓症の薬
消化器系疾患の治療薬
1 消化性潰瘍の薬
2 下痢の薬
3 便秘の薬
呼吸器系疾患の治療薬
1 気管支喘息の薬
2 咳・痰の薬
内分泌・代謝系疾患の治療薬
1 脂質異常症の薬
2 糖尿病の薬
3 痛風の薬
腎・泌尿器系疾患の治療薬
1 腎不全の薬
2 前立腺肥大症の薬
3 尿路結石の薬
脳・神経・精神系疾患の治療薬
1 うつ病の薬
2 統合失調症の薬
3 パーキンソン病の薬
4 アルツハイマー型認知症の薬
その他の治療薬
1 抗アレルギー薬
2 抗菌薬
3 抗ウイルス薬
4 がんの薬
薬剤師国家試験に挑戦8
エピローグ
参考文献
さくいん