スラスラ描ける電験三種ベクトル図

これまでにない、ベクトル図の描き方、描く順番に重きをおいたベクトル解説本。

このような方におすすめ

電験三種受験者、他分野から電気分野に入った人
  • 著者TDG電験指導会 著
  • 定価1,980 (本体1,800 円+税)
  • A5 208頁 2020/12発行
  • ISBN978-4-274-22652-6
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 電験三種に合格するための一番の近道は、電気の基礎をしっかり理解することですが、基本的な部分を丁寧に解説している電気の参考書はほとんどありません。本書では、他書では内容が理解出来ない初学者(いちから三種を目指す人など)のために、ベクトル図を「描く」ということに焦点を絞って、これ以上簡単な説明方法はない、というくらいやさしい解説で、苦手意識が克服出来るように導きます。

 交流回路の解析に必要なベクトル図は、方程式も難しい計算もいらず、図を描くことで結論を導き出すことが出来ます。試験ではベクトルを利用した問題が毎年出題されるので、回路図をもとにベクトル図を自分で描けるようになることは必要不可欠です。公式の丸暗記ではなく自分の頭で考えて図に起こしていく(図示する)ことが大切です。

https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274226526/
第1章 ベクトルの基本を知る
第2章 三角関数とベクトル
第3章 複素数とベクトル
第4章 単相交流
第5章 三相交流
第6章 送配電線のベクトル図
第7章 機械のベクトル図
附録  いろいろな回路の諸定理
第1章 ベクトルの基本を知る
 1.ベクトルとは
 2.ベクトルの表し方
 3.ベクトルの取り扱い

第2章 三角関数とベクトル
 1.図形の性質
 2.三角比
 3.弧度法
 4.三角関数の定義
 5.三角関数のグラフ
 6.加法定理

第3章 複素数とベクトル
 1.複素数の性質
 2.複素数の表示とベクトル
 3.ベクトル図と複素数表現
 4.複素数ベクトルの取り扱い

第4章 単相交流
 1.正弦波交流の発生原理
 2.記号法
 3.交流回路/直列回路・並列回路
 4.交流電力

第5章 三相交流
 1.三相交流の発生
 2.結線方式
 3.三相電力
 4.二電力計法

第6章 送配電線のベクトル図
 1.電気的特性
 2.電圧降下とベクトル図
 3.力率改善
 4.フェランチ現象

第7章 機械のベクトル図
 1.理想変圧器のベクトル図
 2.実際の変圧器のベクトル図
 3.変圧器の電圧変動率
 4.同期発電機の出力とベクトル図
 5.同期発電機の並行運転の条件
 6.同期電動機の出力とベクトル図
 7.同期電動機のV特性

附録 いろいろな回路の諸定理
 1.キルヒホッフの法則
 2.ループ法
 3.節点電圧法(ノード法)
 4.重ね合わせの理
 5.テブナンの定理
 6.ブリッジ回路
 7.Δ−Y変換