本書は,ロボットをはじめとした機械に聴覚を実装するための技術「ロボット聴覚」の入門書です.その原理からPythonコードによる具体的な実装例までを解説しており,1冊でロボット聴覚の全容を学ぶことができます.
ロボット聴覚のニーズの急拡大を踏まえ,さまざまな背景をもつ読者を想定し,音響信号処理の基本的な理論を一から説明した後,ロボット聴覚において重要な音源定位,音源追跡,音源分離のアルゴリズムを丁寧に説明しています.また,Google Colaboratory環境で動作するPythonプログラムによって,具体的な処理を読者自ら実践できるようにしてあります.これには,ロボット聴覚のオープンソースソフトウェアであるHARK(Honda Research Institute Japan Audition for Robots with Kyoto University)のPython版実装であるPyHARKを用いた音源定位・音源分離プログラムも含めています.
ロボットなどの機械に聴覚を実装するための基礎理論と,その具体的な方法をバランスよく説明しています.
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274232527/
正誤表やDLデータ等がある場合はこちらに掲載しています
第1章 ロボット聴覚
第2章 音響信号処理の基礎
第3章 音源定位・分離手法の分類
第4章 両耳聴処理
第5章 音源追跡
第6章 音源定位
第7章 音源分離
第1章 ロボット聴覚
第2章 音響信号処理の基礎
第3章 音源定位・分離手法の分類
第4章 両耳聴処理
第5章 音源追跡
第6章 音源定位
第7章 音源分離