東大(東京大学)の入試問題は世界最高峰とも言われています。
日本史に限ってみても、由緒正しく、工夫された問題が多く出題され、その内容は、律令時代における命令の伝達方法、応仁の乱が拡大した背景、暦をめぐる朝幕関係、幕末の琉球王国と日中仏の思惑など多岐にわたります。
いずれも難しい問題ですが、実は教科書レベルの知識と資料を読み解く力があれば解くことができます。本書は、東大の日本史の入試問題を深く考察することにより、バラバラだった知識が結びつき、歴史の真の理解が得られる面白さを伝えます。同時に、歴史上の事件や人物に対する評価の変遷も紹介し、高校日本史を深く味わえる内容となっています。
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274235344/
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第1章 古代編
第2章 中世編
第3章 近世編
第4章 近現代編
目次
はじめに
第1章 古代編
1 書道はいかにして日本に定着したのか (2020年度 第1問)
2 律令時代は,いかにして命令を伝達したのか (2022年度 第1問)
3 なぜ9世紀後半は皇位継承をめぐる争いが起きなかったのか (2021年度 第1問)
4 貴族男性はなぜ日記を書いたのか (2019年度 第1問)
第2章 中世編
1 いかにして東大寺は再建されたのか (2024年度 第2問)
2 鎌倉時代の朝幕関係 (2019年度 第2問)
3 なぜ応仁・文明の乱は拡大していったのか (2023年度 第2問)
4 なぜ正親町天皇は譲位を勧める信長を喜んだのか (2022年度 第2問)
第3章 近世編
1 「鎖国」という東アジア政策 (2024年度 第3問)
2 暦をめぐる江戸時代の朝幕関係 (2020年度 第3問)
3 江戸時代の商家の相続と百姓の相続 (1999年度 第3問/2017年度 第3問)
4 なぜ町奉行は寄席を守ったのか (2023年度 第3問)
第4章 近現代編
1 幕末の琉球王国と日中仏の思惑 (2006年度 第3問)
2 明治後期から大正時代の日露関係 (2002年度 第4問)
3 なぜ子爵高橋是清は隠居して衆議院議員総選挙に立候補したのか (2021年度 第4問)
4 明治から昭和前期における小作農の待遇の変化 (2024年度 第4問)
参考文献
おわりに