都市木造のヴィジョンと技術

都市に木造を復権できるか。新しい時代の木造建築の可能性に迫る。

このような方におすすめ

建築系の学生,建築設計者,構造設計者,技術者,地方の木材利用関係者など
  • 著者腰原 幹雄 小杉 栄次郎 山田 敏博 team Timberize 共著
  • 定価3,300 (本体3,000 円+税)
  • B5 194頁 2012/09発行
  • ISBN978-4-274-21259-8
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team Timberizeでは、これから都市の主要な建築として出現するであろう、多・高層および大規模木造建築を「都市木造」と名づけました。「都市木造」というシンプルなアイデアですが、環境や景観、地域活性化から木造文化の継承まで、単体の建築だけにとどまらない提案として注目されています。

具体的な設計プロジェクトについて解説するとともに、法規や構造、歴史、材料などあらゆる角度から「都市木造」の実現化に迫る一冊。

https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274212598/
00 「都市」×「建築」×「木」
01 都市木造プロトタイプ
02 歴史に見る都市木造の手がかり
03 木造住宅から木造建築への技術
04 そして、都市へ
00  「木」×「建築」×「都市」 
“Wood”דArchitecture”דCity”
1―都市をめぐる状況−東京
2―「モダニズム」の建築思想―淘汰されていく木材
3―新しくて懐かしい風景をつくる
4―team Timberize−木造が秘めるデザインの芽

01 都市木造プロトタイプ 
Prototype for Metropolitan Timber Architecture  
1―都市木造というヴィジョン
2―30プロジェクト―木造オフィスビル
3―木があらわしであるということ
4―木質材料による構造体
5―木の柱のある空間
6―風景としての都市木造
7―「木」と「建築」の地域性

02 歴史に見る都市木造の手がかり
  Key for Metropolitan Timber Architecture leaned from history
1―さまざまな木造建築 
2―伝統木造住宅
3―木造住宅(軸組構法)
4―近代木造住宅
5―現代木造住宅
6―近代木造建築
7―集成材建築
8―高層木造建築へ
9―都市木造の手がかり
10―建物用途
11―伝統木造建築のまち
12―防火木造のまち

03 木造住宅から木造建築への技術 
  Technology for Timberize Architecture
1―木造建築技術
2―建築
3―外観(外装材)
4―内観(内装材)
5―木目
6―塗装
7―木質材料
8―線材と面材
9―防耐火
10―構造
11―木造住宅の架構システム
12―鉛直荷重
13―線材
14―面材
15―曲線、曲面
16―変形
17―接合部
18―木造住宅の耐震性
19―都市木造の構造
20―環境
21―都市木造のプロトタイプ―30プロジェクト
22―新しい建築構造として
23―部材の規格、標準化
24―地球環境、森林資源

04 そして、都市へ 
  Towards the City,again.
1―「壊す」ことへの視点
2―Cubeプロジェクト―イセ再生型の集合住宅
3―これからの都市へ
4―下馬の集合住宅―都市木造の実践