本書では、マンションや戸建住宅からオフイスや工場まで、室内の空気環境に関して空気の質の現状、空気中に含まれる物質の挙動、安全・安心な快適環境を維持するための制御方法、現在の各種法規などを広範囲に取り上げています。
安全という観点から気になる放射能の問題も取り上げています。空気中放射性物質関係も、信頼できる最新情報を平易に解説しています。また、本書の記述に関連する各種の基礎データ、参考図書なども豊富に紹介しています。
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274214301/
正誤表やDLデータ等がある場合はこちらに掲載しています
まえがき
目次
1.空気の性質、室内空気環境と健康被害
2.空気中浮遊微生物の挙動と健康影響
3.室内の快適性にかかわる空気中放射性物質
4.換気による室内空気の清浄化
5.エアフィルタの構造・性能と展望
6.空調システムの汚染の実態と清浄化対策
あとがき
索引
まえがき
目次
1.空気の性質、室内空気環境と健康被害
1−1 空気の生い立ちと役割
1−2 空気の汚れと環境問題
1−3 日本の大気の現状
1−4 室内空気の環境基準
1−5 シックハウス症候群(SHS)
1−6 シックハウス症候群(SHS)対策
1−7 シックハウス症候群(SHS)にかかわる化学物質の分析
1−8 望ましい室内空気環境
2.空気中浮遊微生物の挙動と健康影響
2−1 感染症の成り立ちと空気感染
2−2 インフルエンザの疫学
2−3 結核の流行と疫学
2−4 空気感染の予防
2−5 室内浮遊微生物の環境基準と低減対策
3.室内の快適性にかかわる空気中放射性物質
3−1 放射線に関する基礎事項
3−2 空気中の様々な物質と放射能
3−3 室内の放射性物質
3−4 放射線の人体への影響
3−5 日本人の被ばく線量
4.換気による室内空気の清浄化
4−1 換気、空調のはたらき
4−2 空気の状態と調整
4−3 一般ビルにおける空調・換気システム
4−4 換気の方法と用途
4−5 換気による室内環境汚染浄化の基本的な考え方
4−6 法規による換気基準
4−7 空気調和・衛生工学会の換気規格
5.エアフィルタの構造・性能と展望
5−1 エアフィルタの分類方法
5−2 エアフィルタの構造と基本性能
5−3 エアフィルタを取り扱う上での注意事項
5−4 エアフィルタの性能評価方法
5−5 今後の成長が期待されるエアフィルタと環境対策
6.空調システムの汚染の実態と清浄化対策
6−1 空調システムの汚染の実態と室内環境への影響
6−2 建築物衛生法におけるダクト清掃業
6−3 空調システムの汚染診断
6−4 空調ダクト清掃工法
6−5 空調ダクト清掃の技術基準
6−6 まとめ
あとがき
索引