OHM大学テキスト 電気回路I

全国の多くの大学のカリキュラムやシラバスに合った、「電気回路」の新たな定番テキスト(同シリーズ「電気回路II」とあわせて通年のテキストとなります)

このような方におすすめ

電気・電子・通信系学科に所属する大学学部1、2年生
  • 著者黒木 修隆 編著
  • 定価2,860 (本体2,600 円+税)
  • A5 176頁 2012/09発行
  • ISBN978-4-274-21254-3
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 電気・電子・通信系の大学学部向け2単位用のテキストシリーズの一巻。

本書は、電気・電子・通信系学科の必修課目である「電気回路」の通年講義の前半の講義用教科書(2012/10発行予定「OHM大学テキスト 電気回路II」と対となるもの)。回路の基本素子にふれた後、フェーザ表示・複素数表示などを解説、回路網の諸定理を紹介して、共振回路、対称三相交流回路などをわかりやすく解説するものです。全体は1コマの講義の回数に合った15章構成をとっており、各章末とも理解度をチェックする演習問題を配しています。

https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274212543/
1章 電気回路の基礎
2章 RLCの基本的性質
3章 回路要素の接続と性質(1)
4章 回路要素の接続と性質(2)
5章 交流の基礎
6章 フェーザ表示と複素数表示
7章 フェーザによる交流回路の解析
8章 インピーダンスとアドミタンス
9章 交流回路の電力
10章 回路網の諸定理(1)
11章 回路網の諸定理(2)
12章 電磁誘導結合回路(1)
13章 電磁誘導結合回路(2)
14章 共振回路
15章 三相交流回路

演習問題略解
索引
1章 電気回路の基礎
 1.1 電荷と電流
 〔1〕 電荷
 〔2〕 電流
 1.3 電力
 1.4 電力量
 1.5 直流と交流
 1.6 電気回路の構成要素,素子
 〔1〕 能動素子
 〔2〕 受動素子
 〔3〕 電流計,電圧計
 演習問題

2章 RLCの基本的性質
 2.1 抵抗(オームの法則)
 〔1〕 オームの法則
 〔2〕 ジュール熱とジュールの法則
 〔3〕 短絡と開放
 2.2 インダクタ(コイル)
 〔1〕 電磁誘導とインダクタンス
 〔2〕 インダクタに蓄えられるエネルギー
 2.3 キャパシタ(コンデンサ)
 〔1〕 静電誘導とキャパシタンス
 〔2〕 キャパシタに蓄えられるエネルギー
 演習問題

3章 回路要素の接続と性質(1)
 3.1 直列接続
 3.2 並列接続
 3.3 コンダクタンス
 3.4 合成抵抗
 3.5 分圧と分流
 〔1〕 分圧
 〔2〕 分流
 〔3〕 電圧計と電流計への応用
 演習問題

4章 回路要素の接続と性質(2)
 4.1 直並列回路
 4.2 Y-Δ変換
 4.3 ブリッジ回路
 〔1〕 ブリッジ回路の合成抵抗
 〔2〕 ブリッジ回路による抵抗測定
 演習問題

5章 交流の基礎
 5.1 正弦波交流の瞬時値
 5.2 波高値と実効値
 5.3 位相
 演習問題

6章 フェーザ表示と複素数表示
 6.1 複素数、複素平面、ベクトル
 6.2 加減算
 6.3 乗除算
 6.4 フェーザ表示と複素数表示
 演習問題

7章 フェーザによる交流回路の解析
 7.1 電圧と電流のフェーザ表示
 7.2 抵抗における基本関係式
 7.3 インダクタにおける基本関係式
 7.4 キャパシタにおける基本関係式
 演習問題

8章 インピーダンスとアドミタンス
 8.1 インピーダンスとアドミタンス
 8.2 回路要素の直列・並列接続
 8.3 直・並列回路と交流ブリッジ回路
 演習問題

9章 交流回路の電力
 9.1 瞬時電力と平均電力
 〔1〕 抵抗の消費電力
 〔2〕 インダクタンス,キャパシタンスの消費電力
 9.2 交流回路の電力の表現
 〔1〕 有効電力と無効電力
 〔2〕 皮相電力と力率
 9.3 交流回路の消費電力の計算
 9.4 複素電力
 演習問題

10章 回路網の諸定理(1)
 10.1 節点の電位と電位差
 10.2 キルヒホッフ則
 〔1〕 電流則
 〔2〕 電圧則
 10.3 網目電流法
 10.4 節点電位法
 演習問題

11章 回路網の諸定理(2)
 11.1 重ね合わせの理
 11.2 開放電圧と短絡電流
 11.3 鳳・テブナンの定理
 11.4 ノートンの定理
 演習問題

12章 電磁誘導結合回路(1)
 12.1 相互インダクタンス
 12.2 電磁誘導結合回路の基礎式
 12.3 接続例
 〔1〕 2次側開放
 〔2〕 2次側短絡
 12.4 等価回路
 演習問題

13章 電磁誘導結合回路(2)
 13.1 密結合
 13.2 変圧器結合回路
 13.3 接続例と等価回路
 13.4 理想変圧器
 13.5 理想変圧器を用いた変圧器結合回路の表現
 演習問題

14章 共振回路
 14.1 共振回路
 〔1〕 直列共振回路のインピーダンス
 〔2〕 共振周波数
 〔3〕 共振の意味
 14.2 回路素子の良さ
 〔1〕 損失を考慮した回路素子の等価回路
 〔2〕 回路素子の良さ(Q値)
 14.3 直列共振回路
 〔1〕 直列共振回路のインピーダンス
 〔2〕 直列共振回路の電流(共振曲線)
 〔3〕 比帯域幅と半値幅
 〔4〕 Q値と共振特性
 14.4 並列共振回路
 〔1〕 並列共振回路のアドミタンス
 〔2〕 実際の並列共振回路
 〔3〕 反共振状態の周波数とQ値
 演習問題

15章 三相交流回路
 15.1 三相交流電源
 15.2 対称三相交流回路の解析
 15.3 対称座標法
 15.4 三相交流回路の電力
 演習問題

演習問題略解
索引