本書の目的は土質力学・地盤工学を理解することであり、Excelはあくまでその手段として位置づけている。地盤の破壊や変形などの力学現象、構造計算などExcelによってシミュレーションすることができる。
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第1章 土質力学の基礎的な問題
第2章 土の破壊と変形
第3章 土の動力学
はじめに
第1章 土質力学の基礎的な問題
1.1 土の状態表記と分類
1.1.1 土の状態を表す基本的物理量
1.1.2 土の種類を表す粒度
1.1.3 土のコンシステンシーと塑性指数
1.1.4 日本統一分類法による土の分類
1.2 土の圧密
1.2.1 応力・ひずみ・間隙水圧
1.2.2 圧密方程式
1.2.3 圧密方程式の解と圧密沈下量の計算
1.3 土に作用する応力
1.3.1 2次元の応力
1.3.2 3次元の応力
第2章 土の破壊と変形
2.1 土の破壊条件
2.1.1 クーロンの破壊基準
2.1.2 2次元応力の破壊基準
2.1.3 3次元応力の破壊基準
2.2 擁壁に作用する土圧
2.2.1 主働土圧と受働土圧
2.2.2 ランキンの土圧論
2.2.3 クーロンの土圧論
2.3 地盤の支持力
2.3.1 滑り面形状として対数らせん・円弧を用いる場合
2.3.2 滑り面形状として対数らせんと直線の組み合わせを用いる場合
2.4 斜面の安定評価
2.4.1 直線無限斜面
2.4.2 不定形斜面の安全率計算
2.5 土のせん断変形
2.5.1 弾塑性理論の基礎
2.5.2 非常に単純な塑性モデルの例(TMU clayモデル)
2.5.3 カムクレイモデル
第3章 土の動力学
3.1 地盤の振動解析
3.1.1 土の応力−ひずみ関係の線型モデル
3.1.2 土の微小要素の振動運動
3.1.3 水平成層地盤の定常調和振動
3.1.4 水平成層地盤の地震振動解析
3.1.5 等価線型解析
3.2 砂地盤の液状化
3.2.1 砂の液状化メカニズム
3.2.2 液状化強度試験
3.2.3 道路橋示方書による液状化安全率の計算
索 引