Excelで学ぶ企業ファイナンス

Excelによる企業ファイナンス体系を徹底的に解説する!!

このような方におすすめ

	金融やコーポレート・ファイナンスを学習する大学生(経済・経営学部)
MBAやMOTプログラムの入学希望者・在籍者・卒業者
財務・金融担当の社会人
  • 著者太田 康信 著
  • 定価4,180 (本体3,800 円+税)
  • B5変 288頁 2008/11発行
  • ISBN978-4-274-06738-9
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Excelを用いた企業ファイナンスの初等テキスト。Excelを活用することにより、Excel内蔵のNPV関数・IRR関数(ファイナンス向け関数)の利用法はもちろんのこと、Excelがもつシミュレーション機能やソルバー機能を利用した、財務的意思決定場面における最適性の説明などに焦点をあてて解説する。

https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274067389/
まえがき
第1章 企業ファイナンスとは
第2章 多種多様なキャッシュ・フロー概念
第3章 資本コスト概念
第4章 不確実性とリスク
第5章 現在価値化概念
第6章 金融資産投資の意思決定
第7章 在庫数量の意思決定
第8章 実物資産への投資決定
第9章 ハイ・リスク=ハイ・リターン投資の意思決定
第10章 負債調達の意思決定
第11章 株主資本調達の意思決定
第12章 流動性と財務リスク
第13章 限界現在価値法
第14章 ALMと企業ファイナンス
数学注
参考文献
はじめに
第1章 企業ファイナンスとは
1-1 Corporate Financeの訳語について
1-2 フロー概念とストック概念
1-3 資産・負債・資本
1-4 企業ファイナンスの役割
1-5 企業価値とは
1-6 企業ファイナンスの目的と意義
1-7 企業ファイナンスは応用会計学ではない
1-8 投資事業評価と資金調達評価は、共に企業ファイナンスの仕事
1-8-1 投資案評価と純(正味)現在価値法
1-8-2 資金調達案評価と内部収益率法
1-9 企業ファイナンスの究極的課題
第1章の内容理解度チェック
コラム●企業ファイナンスの役割として従来から解説されていること
第2章 多種多様なキャッシュ・フロー概念
2-1 はじめに
2-2 大別して2種類のキャッシュ・フロー概念
2-3 現金流としてのキャッシュ・フロー
2-4 運転資本管理と現金管理
2-5 キャッシュ・フローの色々
2-6 キャッシュ・フロー計算書
第2章の内容理解度チェック
コラム●“cashflow”と“cash flow”
第3章 資本コスト概念
3-1 はじめに
3-2 負債の資本コスト(The Cost of Debt Capital)概念
3-3 株式の資本コスト(The Cost of Equity Capital)
3-4 M=M(Modigliani=Miller)仮説第II命題と加重平均資本コスト
第3章の内容理解度チェック
コラム●負債ありの株式資本コストと負債無しの株式資本コスト算定
第4章 不確実性とリスク
4-1 不確実性とリスクの分類をめぐって
4-2 リスク・プレミアム(Risk Premium)
4-3 事業リスクと財務リスク
4-4 その他諸々のリスク・プレミアム
4-5 モディリアーニ=ミラー仮説第I命題
第4章の内容理解度チェック
コラム●英語で「危険」を意味する単語の数々
第5章 現在価値化概念
5-1 利子学説をめぐって
5-2 異時点間の消費配分と利子率
5-2-1 現時点と将来時点との消費配分モデル
5-2-2 将来時点に2つの経済状態を仮定する状態選好アプローチ(State Preference Approach)
5-3 割引率概念による現在価値化
5-4 確実性等価概念による現在価値化
5-5 リスク中立確率概念による現在価値化
第5章の内容理解度チェック
コラム●アロー=デュブリュ(Arrow=Debreu)経済における不確実性
第6章 金融資産投資の意思決定
6-1 はじめに
6-2 平均・分散アプローチ(Mean=Variance Approach)
6-3 資本・資産評価モデル(Capital Asset Pricing Model; CAPM)
6-4 マーケット・モデル(もしくは単一指標モデル(Single Index Model))
6-5 多要因モデル(Multi Factor Model)
6-5-1 バラ(BARRA)・モデル
6-5-2 RRHモデル
第6章の内容理解度チェック
コラム●金融/実物比率の上限は?
第7章 在庫数量の意思決定
7-1 経済的発注量
7-2 定量発注方式
7-3 定期発注方式
第7章の内容理解度チェック
コラム●カンバン方式における死角
第 8 章 実物資産への投資決定
8-1 在庫投資の意思決定
8-2 有形資産投資の意思決定
8-2-1 純(正味)現在価値法(The Net Present Value Method)
8-2-2 内部収益率法(The Internal Rate of Return Method)
8-2-3 現在価値化済み回収期間法(The Present Valued Payback Period Method)
8-2-4 現在価値指標法(Present Value Index Method)
8-2-5 純現在価値指標法(Net Present Value Index Method)
8-2-6 割引キャッシュ・フロー法のまとめ
8-3 資本割当て(Capital Rationing)がある場合
第8章の内容理解度チェック
コラム●2つの誤解
第9章 ハイ・リスク=ハイ・リターン投資の意思決定
9-1 リアル・オプション理論(Real Option Theory)
9-2 ベイズ公式(Bayes' Formula)
9-3 新人デュオ歌手のデビュー・プロジェクト
9-4 知的財産権の評価
9-5 海底油田掘削プロジェクトの数値例
第9章の内容理解度チェック
コラム●リアル・オプション理論の潜在可能性
第10章 負債調達の意思決定
10-1 最終利回り(The Final Rate of Return)概念
10-2 実効利回り(The Effective Rate of Return)概念
10-3 内部収益率の意味
10-4 ハイブリッド債券(Hybrid Bond)の資本コスト
10-5 モディリアーニ=ミラー仮説第III命題
第10章の内容理解度チェック
コラム●ハイブリッド債は債務証券
第11章 株主資本調達の意思決定
11-1 証券としての株式と増資の方法
11-1-1 株式取引の場
11-1-2 株式の種類
11-1-3 新株の発行形態
11-2 残余価値としての株主資本評価
11-3 コール・オプション価値としての株主資本価値評価
11-3-1 オプション価値評価
11-3-2 ブラック=ショールズ公式
11-3-3 プット・コール・パリティ
11-3-4 オプション理論の企業ファイナンスへの適用
11-4 配当政策無関係性命題
11-4-1 定率成長の株価・配当説
11-4-2 定額成長の株価・配当説
11-5 事業ライフ・サイクルと企業価値評価―成長多段階モデルの応用
第11章の内容理解度チェック
コラム●資本調達状況
第12章 流動性と財務リスク
12-1 流動性管理のための視点
12-2 債券格付けと債務不履行リスク
12-2-1 債券格付け
12-2-2 債券格付け間の推移確率と債務不履行リスク
第12章の内容理解度チェック
コラム●企業部門の資金管理状況
第13章 限界現在価値法
13-1 フィナンシャル・リース評価と限界現在価値法
13-2 流動性を考慮した投資と資金調達案の最適選択と限界現在価値法
13-3 現在価値法、修正現在価値法、限界現在価値法
13-4 リアル・オプション理論と限界現在価値法
第13章の内容理解度チェック
コラム●限界現在価値法
第14章 ALMと企業ファイナンス
14-1 金融事業会社のALM
14-1-1 主要なALMモデル
14-1-2 期間構造分析(Term Structure Analysis)
14-1-3 金利感応度分析(Rate Sensitivity Analysis)
14-1-4 デュレーション分析
14-1-5 ネットワーク分析
14-2 アセット・アロケーション・モデル
14-3 一般事業会社のALM
14-3-1 流動性制約付き限界現在価値法の応用
14-3-2 シナジー効果とM&Aの評価
14-3-3 グループ企業間での株式持合い効果
14-3-4 企業グループの経営管理手法としての限界現在価値法によるALM
14-3-5 自社株式買入れ消却の効果
第14章の内容理解度チェッ
コラム●ALM経営体制の足踏み
付 録
A-1 数学付録
A-1-1 等比数列の和に関する演算と公式
A-1-2 ウィーナー過程と伊藤の公式
A-2 「内容理解度チェック」の解答例
第1章の解答例
第2章の解答例
第3章の解答例
第4章の解答例
第5章の解答例
第6章の解答例
第7章の解答例
第8章の解答例
第9章の解答例
第10章の解答例
第11章の解答例
第12章の解答例
第13章の解答例
第14章の解答例
参考文献
索 引