マンガでわかる生化学

大好評のマンガでわかるシリーズに「生化学」が登場!

このような方におすすめ

・	医学・薬学・生物学・農学・生体工学系の学生
・ 医学・薬学系企業の営業部門の方で,生化学の基礎知識が必要な方
・ 周辺分野の研究者で,生化学の基礎知識が必要な方
  • 著者武村 政春 著 菊野郎 作画 オフィスsawa 制作
  • 定価2,420 (本体2,200 円+税)
  • B5変 264頁 2009/01発行
  • ISBN978-4-274-06740-2
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生体がどんな化学物質でできているのか、その構造や性質を明らかにして、それらがどのような化学反応を起こして生命活動を維持しているかをマンガでわかりやすく解説。初めて生化学を学ぶ方でも、多元的な生化学の全体像を無理なく理解できるよう構成している。

https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274067402/
プロローグ
第1章 体の中で起こっていること
第2章 光合成と呼吸
第3章 生活の中の生化学
第4章 酵素は化学反応の要
第5章 核酸の生化学と分子生物学
エピローグ
第1章  体の中で起こっていること
1.1 細胞の仕組み
・細胞の特徴とは?
1.2 細胞の中では何が起こっているのか
・タンパク質の合成
・物質の代謝
・エネルギーの生産
・光合成
1.3 細胞は、多くの化学反応の場である
・タンパク質の合成の生化学
・物質の代謝の生化学
・エネルギーの生産の生化学
・光合成の生化学
1.4 生化学のための基礎知識
・元素から生体高分子へ
・生化学のキーワード

第2章 光合成と呼吸
2.1 物質は循環する
・生態系と物質循環
・物質循環とは?
・炭素循環
2.2 光合成の仕組みを理解しよう
・植物の重要さ
・葉緑体の構造
・光合成の仕組み 〜光リン酸化反応〜
・光合成の仕組み 〜炭酸固定反応〜
2.3 呼吸の仕組みを学ぼう
・炭水化物とは?
・糖質の名前は「〜オース」が多い
・なぜ単糖は環状構造をとるのか?
・なぜ私たちは呼吸をしなければならないのか?
・呼吸はグルコースを分解してエネルギーを作り出す反応
・キーワード(1) 解糖系でグルコースを分解
・キーワード(2) クエン酸回路(TCA回路)
・キーワード(3) 電子伝達系でエネルギーを大量生産!
・光合成と呼吸 まとめ

第3章  生活の中の生化学
3.1 脂質とコレステロール
・脂質ってなんだろう?
・脂肪酸
・コレステロールはステロイドの仲間
・コレステロールのはたらき
・悪玉、善玉の正体は「リポタンパク質」
3.2 肥満の生化学 〜脂肪はどうして貯まるのか〜
・摂取エネルギーと消費エネルギー
・動物には、脂肪を維持するメカニズムがある
・余分な糖質は脂肪になる!
・脂肪がエネルギー源として使われるとき
3.3 血液型ってどういうもの?
・血液型
・血液型を決めるのは赤血球表面の糖分子
3.4 どうして果物は甘くなるの?
・果物はどうして甘い?
・単糖・オリゴ糖・多糖
・果物が甘くなるメカニズム
3.5 おモチはどうしてモチモチするの?
・普通のお米とモチ米の違い
・アミロースとアミロペクチンはこう違う
・α(1→4)とかα(1→6)、その数字の意味は?

第4章  酵素は化学反応の要
4.1 酵素とタンパク質
・タンパク質の役割
・酵素ってなんだろう?
・タンパク質はアミノ酸からできている
・タンパク質の一次構造
・タンパク質の二次構造
・タンパク質の三次構造
・タンパク質の四次構造とサブユニット
4.2 酵素のはたらき
・基質と酵素
《check》きっちり酵素とゆるゆる酵素
・酵素の分類
・転移酵素
《check》「血液型遺伝子」の正体は「糖転移酵素」
・加水分解酵素
4.3 酵素のはたらきをグラフで理解しよう
・なんで酵素は化学反応にとって重要か
・活性化エネルギーってなんだろう?
・酵素は「塀」の高さを低くしてくれる
・最大反応速度
・ミカエリス・メンテンの式とミカエリス定数
・VmaxとKmを求めてみよう!
《check》どうして逆数をとるの?
4.4 酵素と阻害剤
《check》アロステリック酵素

第5章  核酸の生化学と分子生物学
5.1 核酸ってなんだろう?
・核酸とは?
・ミーシャーによるヌクレインの発見
・核酸とヌクレオチド
・塩基の相補性とDNAの構造
・DNAポリメラーゼの酵素活性とDNA複製
・RNAの構造
5.2 核酸と遺伝子
・DNAは遺伝子の正体
・さまざまなはたらきを持つRNA
・mRNA
・rRNAとtRNA
・リボザイム
5.3 生化学と分子生物学
・すべては「泥臭い仕事」からはじまる
・試験管内でも観察できる生命現象
・組換えDNA技術の発展
・生化学への回帰
・細胞の起源のナゾ 〜代謝が先か、複製が先か〜
5.4 生化学の実験法

エピローグ