Gitによるバージョン管理

基本的な使い方から、少し進んだ使いこなしまで、バージョン管理ツールGitを解説

このような方におすすめ

主にプログラマや開発者
…バージョン管理ソフトとしてGitを使ってみたい人
…他のバージョン管理ソフトからGitに移行したい人
…現在発行されている関連書籍ではやや難しいと感じている人
  • 著者岩松信洋・上川純一・まえだこうへい・小川伸一郎 共著
  • 定価3,080 (本体2,800 円+税)
  • A5 320頁 2011/10発行
  • ISBN978-4-274-06864-5
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バージョン管理ツールGitは、高機能な反面、望みどおりの結果を得るには少し慣れが必要です。本書は、Gitを使っていて実際によく出会う状況やワークフローを例に、基本的な使い方からその先まで、場面に応じた使い方を解説します。

https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274068645/
序文
はじめに

第I部 入門編

第1章 Gitとは
第2章 一人でGitを利用する
第3章 Gitの用語
第4章 基本的なGitコマンド
第5章 複数人のプロジェクトでGitを利用する
第6章 複数人で開発する場合に利用するGitコマンド

第II部 発展編

第7章 Gitを使った大規模プロジェクトに挑戦してみよう
第8章 大規模プロジェクトでよく利用するGitコマンド

第III部 応用編

第9章 Gitのその他の使い方
第10章 リモートリポジトリの作成と公開
第11章 開発プロセスとの連携
第12章 他のバージョン管理システムと連携する
第13章 Gitリポジトリの中身を見る

第IV部 付録

付録A Gitのインストール方法
付録B 周辺ツールとの連携

参考文献
索引
著者について
序文
はじめに
本書の目的
対象読者
構成と読み方
表記について

第I部 入門編

第1章 Gitとは
1.1 バージョン管理システムとは
1.2 バージョン管理システムGit
1.3 Gitを使おう
第2章 一人でGitを利用する
2.1 Gitを使って設定ファイルを管理する
2.2 基本的なワークフロー
2.3 リポジトリの作成と最初のコミット
2.4 管理したくないファイルをGitで無視する
2.5 リポジトリでのワークフロー
2.6 この章のまとめ
第3章 Gitの用語
3.1 バージョン管理システムにおける基本的な用語
3.2 Git独特の概念
3.3 まとめ
第4章 基本的なGitコマンド
4.1 リポジトリの作成 / git init
4.2 Gitリポジトリの設定を行う / git config
4.3 ファイルをインデックスに登録する / git add
4.4 差分を出力する / git diff
4.5 コミットログを表示する / git log、git shortlog
4.6 ローカルリポジトリ、ワーキングツリーの状態を確認する / git status
4.7 ディレクトリおよびファイルの移動、変更を行う / git mv
4.8 ファイルおよびディレクトリの削除 / git rm
4.9 変更をローカルリポジトリにコミットする / git commit
4.10 ローカルリポジトリ、インデックスを元に戻す / git reset
4.11 ワーキングツリーを掃除する / git clean
4.12 特定の文字列を検索する / git grep
4.13 リポジトリで管理するファイルを設定する / .gitignoreファイル
4.14 コミット内容を表示する / git show
第5章 複数人のプロジェクトでGitを利用する
5.1 SubversionからGitへ
5.2 新プロジェクトのリポジトリ作成
5.3 開発スタート
5.4 他のメンバーのリポジトリを参照する
5.5 プロジェクトの終了と納品
5.6 この章のまとめ
第6章 複数人で開発する場合に利用するGitコマンド
6.1 リモートリポジトリをローカルにコピーする / git clone
6.2 リモートリポジトリの管理および更新を行う / git remote
6.3 ブランチをマージする / git merge
6.4 リモートリポジトリにローカルリポジトリのデータを送信する / git push
6.5 ローカルリポジトリにリモートリポジトリのデータを反映する / git pull
6.6 ローカルブランチの作成・削除・確認・トラッキング / git branch
6.7 ファイルの特定の行が最後に編集された履歴を追跡する / git blame
6.8 ブランチのチェックアウト / git checkout
6.9 タグを付ける / git tag
6.10 指定したコミットのスナップショットを作成する / git archive
6.11 リモートリポジトリからリポジトリデータを取得する / git fetch
6.12 未コミットの状態を一時的に保存する / git stash

第II部 発展編

第7章 Gitを使った大規模プロジェクトに挑戦してみよう
7.1 OSS開発/コミット権がない場合
7.2 定期的に開発に参加するには
7.3 OSS開発/コミット権がある場合
7.4 OSS開発/階層化されているプロジェクトの場合
7.5 この章のまとめ
第8章 大規模プロジェクトでよく利用するGitコマンド
8.1 コミットした内容を取り消す / git revert
8.2 指定したブランチの最新コミットに追従させる / git rebase
8.3 コミットをメール形式で出力する / git format-patch
8.4 パッチをメールで送信する / git send-email
8.5 メールで送られてきたパッチを取り込む / git am
8.6 git pull申請用の情報を出力する / git request-pull
8.7 ブランチに含まれていないコミットを調べる / git cherry
8.8 特定のコミットをブランチに取り込む / git cherry-pick
8.9 バグが入り込んだ位置を特定する / git bisect
8.10 ブランチの状態を表示する / git show-branch
8.11 他のリポジトリをモジュールとして利用する / git submodule
8.12 リポジトリのオブジェクトを掃除する / git gc
8.13 hunk単位での操作

第III部 応用編

第9章 Gitのその他の使い方
9.1 トピックブランチを使った開発
9.2 リファレンスのハッシュ値を確認する / git rev-parse
9.3 操作対象の指定方法 / refspec
9.4 履歴の時系列的な遷移を管理する / git reflog
9.5 マージ戦略
9.6 コミットログからハッシュ値を調べる(:/)
9.7 コミットの相対指定方法
第10章 リモートリポジトリの作成と公開
10.1 リモートリポジトリを作成する
10.2 リモートリポジトリを公開する
10.3 gitosisを利用して公開する
10.4 gitwebを使ってリポジトリ情報を公開する
10.5 この章のまとめ
第11章 開発プロセスとの連携
11.1 Gitのフック機構を利用する
11.2 バグトラッキングツールとの連携
11.3 ソースコードレビューシステムとの連携
11.4 メーリングリストとの連携
11.5 この章のまとめ
第12章 他のバージョン管理システムと連携する
12.1 Subversionとの連携 / git svn
12.2 その他バージョン管理システムとの連携
12.3 この章のまとめ
第13章 Gitリポジトリの中身を見る
13.1 Gitのオブジェクトの種類
13.2 Gitオブジェクトの構成
13.3 SHA-1ハッシュ値からツリーの構成を追いかける
13.4 この章のまとめ

第IV部 付録

付録A Gitのインストール方法
A.1 Windows
A.2 Mac OS X
A.3 GNU/Linux
付録B 周辺ツールとの連携
B.1 Eclipse
B.2 エディタの指定
B.3 EmacsとGit
B.4 vimとの統合

参考文献
索引
著者について