海底資源 −海洋国日本の大きな隠し財産−

資源小国日本の明日を変える海底資源はどのようなものか?

このような方におすすめ

・電気機器・先端技術メーカーなどの資材担当(レアメタル関連ユーザー)
・エネルギー関連産業従事者(メタンハイドレートユーザー)
・商社、採掘関連技術企業(開発関連企業)
  • 著者石川 憲二 著
  • 定価1,540 (本体1,400 円+税)
  • 四六 208頁 2012/01発行
  • ISBN978-4-274-06874-4
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 日本は、エネルギー、金属、食料などの多くを輸入に頼っている資源小国です。しかし、"資源小国"日本には隠れた資源があります。日本の領海および排他的経済水域(EEZ)の海底には、豊富な鉱物資源や、メタンハイドレートなどのエネルギー資源の存在が確認されています。

 この海底資源は、残念ながら今すぐ利用できるものではありません。今後、「資源量の確認」、「採掘技術の確立」、「環境評価」、「経済性評価」など多くのハードルをクリアして、はじめて利用できるようになるものです。しかし、現在の社会状況などを考えれば、海底資源開発は今後さらに重要になり、着目されていくでしょう。

 この本では、日本の海底資源の実態、採掘のためにクリアしなくてはいけない課題、将来の展望などを総合的に紹介していきます。

https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274068744/
プロローグ なぜ今、海底資源が注目されているのか?
第1章 海底からの熱水が金や銀を噴き出している
第2章 金属資源が塊になって転がっている海底
第3章 重要金属を豊富に含むコバルト・リッチ・クラスト
第4章 海洋に眠る豊富なエネルギー資源
第5章 日本の海底資源開発はどの段階にあるのか?
第6章 海底資源をめぐる「科学・技術的」未来学
エピローグ ただ採掘するだけでなく日本独自の商品化を
目次
はじめに
プロローグ なぜ今、海底資源が注目されているのか?
 この本を読んでいただくための基礎知識

第1章 海底からの熱水が金や銀を噴き出している
 生命の源とも考えられている熱水噴出孔
 レアメタル問題を一気に解決に導く海底熱水鉱床
 海底熱水鉱床はどこにあるのか?
 多くの「金」を含む日本の海底熱水鉱床
 海底熱水鉱床の探査と採掘の方法
 COLUMN 鉱物資源がだめでもエネルギーで……

第2章 金属資源が塊になって転がっている海底
 「大陸棚」を拡張してしまったマンガン団塊
 銅とニッケルは海底資源に頼るしかない?
 多くの謎を残しているマンガン団塊の成因
 ハワイ近くの「マンガン銀座」に鉱区をもつ日本

第3章 重要金属を豊富に含むコバルト・リッチ・クラスト
 なぜ海中で金属が選択的に濃集されていくのか?
 モバイル機器や電気自動車を支えているコバルト
 日本のEEZ内にも大量にあるコバルト・リッチ・クラスト
 公海域でも進む日本のコバルト・リッチ・クラスト開発

第4章 海洋に眠る豊富なエネルギー資源
 有機成因説に基づく石油と天然ガスの生成過程
 COLUMN 無機成因説に基づく石油と天然ガスの生成過程
 尖閣諸島にあるはずの「大規模油田」はどうなったのか?
 COLUMN 尖閣諸島付近の埋蔵量に関する政府見解
 日本付近の堆積盆地にはまだ開発の余地がある
 COLUMN 海底下の石炭は「海底資源」じゃない?
 メタンハイドレートの成因は石油とは別なのか?
 メタンハイドレートの採掘技術
 COLUMN 「海底」資源だからこそ気になる生産コストの問題

第5章 日本の海底資源開発はどの段階にあるのか?
 水深6000メートル以下の深海は宇宙より遠い
 経済産業省と文部科学省による2系列の海底資源開発
 COLUMN 海底資源開発に力を入れ始めた文部科学省
 日本の海底資源開発状況とこれからの取り組み
 COLUMN 「海底資源」によって混迷化する「国境」問題

第6章 海底資源をめぐる「科学・技術的」未来学
 レアメタルとは要するにどんな金属なのか?
 レアメタルがなければハイテク製品はつくれないのか?
 経産省が進める希少金属代替材料開発プロジェクト
 次世代、次々世代への贈りものとなる海底資源

エピローグ ただ採掘するだけでなく日本独自の商品化を
参考資料
索引