品質管理の統計学 製造現場に生かす統計手法

品質管理に必要な統計手法を学べる!!

このような方におすすめ

経営工学・情報関連、化学工学の学部・学生
企業でQCに従事する人
企業の製造技術部門
  • 著者関根 嘉香 著
  • 定価3,080 (本体2,800 円+税)
  • A5 280頁 2012/11発行
  • ISBN978-4-274-06902-4
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品質管理とは、買手の要求に合った品質の製品を経済的に作り出すための手段の体系のことです。工業製品の場合、製造者は良い品を大量にかつ安定に供給しなければなりません。現在このような品質管理において統計的手法が採用されています。本書では製造業にかかわる研究者・技術者および大学生を対象に、製造プロセスによって得られる品質データの管理に必要な統計学的手法を説明文と例題、演習問題を通じてわかりやすく解説します。

https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274069024/
はじめに
第1章 品質管理とは何か
第2章 品質データの表記
第3章 データの分布とばらつき
第4章 品質データの推定
第5章 品質データの検定
第6章 相関と回帰
第7章 多変量解析
第8章 実験計画法
第9章 品質管理と法律・規格
付 録
付録A 付 表
付録B 演習問題解答
索 引
はじめに
第1章 品質管理とは何か
1.1 ものづくり
1.2 ものづくりのプロセス
1.3 品質管理
1.4 PDCA サイクル
1.5 総合的品質管理
1.6 統計手法の導入
演習問題
第2章 品質データの表記
2.1 数値と単位
2.2 単 位
2.3 国際単位系(SI)
2.4 測定器の許容誤差
2.5 有効数字
2.6 化学物質の名前の表記
演習問題
第3章 データの分布とばらつき
3.1 品質データの管理
3.2 ヒストグラム
3.3 層 別
3.4 パレート図
3.5 代表値
3.6 ばらつき
3.7 正規分布
3.8 データの標準化
3.9 精度と確度
3.10 誤差の伝播
3.11 工程能力指数
演習問題
第4 章 品質データの推定
4.1 全数検査と抜取検査
4.2 母集団と標本
4.3 サンプリングの方法
4.4 標本平均の分布
4.5 推定の方法
4.6 母平均の区間推定(1)
4.7 母平均の区間推定(2)
4.8 母平均の区間推定(3)
4.9 母比率の推定
4.10 モンテカルロ・シミュレーション
4.11 管理図
4.12 不確かさ
演習問題
第5章 品質データの検定
5.1 仮説の検定
5.2 母平均の検定(1)
5.3 母平均の検定(2)
5.4 母平均の差の検定(1)
5.5 母平均の差の検定(2)
5.6 母平均の差の検定(3)
5.7 異常値の検定
5.8 母分散の差の検定
5.9 分散分析
演習問題
第6章 相関と回帰
6.1 データ間の関係
6.2 相 関
6.3 相関係数の有意性
6.4 順位相関係数
6.5 回 帰
6.6 重回帰
演習問題
第7章 多変量解析
7.1 多変量解析とは
7.2 クラスター分析
7.3 判別分析
7.4 主成分分析
7.5 因子分析
演習問題
第8章 実験計画法
8.1 R.A. フィッシャーと田口玄一
8.2 フィッシャーの三大原則
8.3 二元配置法
8.4 タグチメソッド
8.5 MT システム
演習問題
第9章 品質管理と法律・規格
9.1 法律の種類
9.2 コンプライアンスと社会的責任
9.3 製造物責任法
9.4 不正競争防止法
9.5 品質マネジメントシステム
9.6 顧客満足度
付 録
付録A 付 表
付録B 演習問題解答
索 引

COLUMN
5S
器具の選び方
富士山
ビール作りから生まれたt分布
3つ以上の平均値の差の検定
相関関係と因果関係
意味を解する
顔は口ほどにものを言う
品質に対する意識