人工知能と人工生命の基礎

人工知能と人工生命をはじめて学ぶ方に最適の一冊

このような方におすすめ

・プログラマやソフトウエアの初級開発者
・人工知能・人工生命の初級研究者
・情報処理系学部3,4年生および大学院生
  • 著者伊庭 斉志 著
  • 定価3,080 (本体2,800 円+税)
  • A5 264頁 2013/05発行
  • ISBN978-4-274-06917-8
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本書は、人工知能と人工生命の基礎的な考え方が学べる本です。

アルゴリズムや生物学の知識が十分でないビギナー向けに、AI(人工知能)の基礎から最近の確率的推論や複雑系などの話題をわかりやすく解説しています。またAL(人工生命)では基本的な考え方から生物指向型計算と最適化手法などの応用分野までの興味深いトピックを解説しています。最新の話題として「生命を創るプロジェクト:合成生物学」についても紹介しています。探索技法については本書では扱っていません。また数式やプログラムなどは必要最小限なものに絞っています。

https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274069178/
1章 人工知能は可能か?
2章 人工知能のための論理と推論
3章 ランダムネスという知能と生命
4章 複雑系という知能と生命
5章 人工生命
6章 生命を創って理解する
まえがき

第1章 人工知能は可能か?
1.1 あなたのAIは強いか?
1.2 もっとも人間らしいコンピュータ
1.3 チューリング・テストへの批判
1.4 うそつきはだれだ?
1.5 コンピュータは停止するか?
1.6 人工知能批判
1.7 文化の遺伝子―ミーム
1.8 AIは知的であるべきか?

第2章 人工知能のための論理と推論
2.1 AIに論理的推論は必要か?
2.2 類似的推論と知能テスト
2.3 シェークスピアは好きですか:非単調論理推論
2.4 如何にして問題を解くか:幾何の推論

第3章 ランダムネスという知能と生命
3.1 ランダムブーリアンネットワークと進化の理論
3.2 ランダムが勝つ
3.3 法則の発見

第4章 複雑系という知能と生命
4.1 データから嘘を見破れるか
4.2 スモールワールド
4.3 スケールフリー
4.4 3/4か2/3か?
4.5 知の限界と最も知られていない数

第5章 人工生命
5.1 人工生命とは?
5.2 人工生物の進化
5.3 蟻のところへ行って見よ(旧約聖書):ACOアルゴリズム
5.4 類は友を呼ぶ:PSOアルゴリズム
5.5 蜂は8の字を描く:ABCアルゴリズム

第6章 生命を創って理解する
6.1 生命とは情報である
6.2 遺伝子ネットワークとは?
6.3 合成生物学とはなにか?
6.4 アリはなぜ橋をつくるのか?
6.5 創って理解する

参考図書
索引