Linuxシステムプログラミング

壁にぶつかっている方に送る至極のプログラミング書!

このような方におすすめ

○C言語の知識がある程度あり,Linuxプログラミングをやってみようと考えている方
○大学・専門校等の情報系学生
○上級書籍でLinuxプログラミングは難しいとあきらめかけている方
など
  • 著者羽山 博 監修/垰井 正雄 著
  • 定価2,750 (本体2,500 円+税)
  • B5変 176頁 2004/07発行
  • ISBN978-4-274-07972-6
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 1992年発行の『プログラミングリファレンス UNIXシステムプログラミング』のLinux版。

 LinuxはフリーのUNIX互換OSで、PC-UNIXでは最も普及している。本書は、こうした背景から、UNIXからLinuxへのソースリストの置き換えを図り、そのシステムの基礎からコマンドの実行、ファイルシステムの作成等を図やイラスト、さらにはわかりやすい言葉を用いて解説した入門書と上級書の橋渡し的な位置づけの書籍である。

https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274079726/
1章 	Cプログラミングの基礎 −Linuxシステムを理解するために−
2章  プロセスの生成とコマンドの実行
3章  ファイルシステム
4章  標準入出力とパイプライン
5章  プロセスとシグナル
6章  共有メモリを利用したプロセス間通信
7章  メッセージを利用したプロセス間通信
8章  セマフォを利用したプロセスの同期/排他制御
9章  スレッド
付録  ソースリスト
1章 	Cプログラミングの基礎 −Linuxシステムを理解するために−
 1-1  ポインタ変数を理解する
 1-2  ポインタ変数の大きさ
 1-3  配列とポインタ
 1-4  構造体

2章  プロセスの生成とコマンドの実行
 2-1  プロセスの生成
 2-2  プログラムの実行
 2-3  環境変数の利用
 2-4  試作したシェルの強化
 2-5  Linuxの起動とプロセスの生成
 2-6  プロセスの状態
 2-7  Linuxのプロセス管理

3章  ファイルシステム
 3-1  ディスク中のファイルシステム
 3-2  パーティションの情報を得るプログラム
 3-3  パーティションの構造
 3-4  ファイルアクセスの方法
 3-5  ファイルアクセスのために使われる主記憶上のデータ
 3-6  ディレクトリとファイルを操作するプログラム
 3-7  ディレクトリの移動ができるシェルを作る

4章  標準入出力とパイプライン
 4-1  標準入出力とパイプライン
 4-2  パイプラインを使ったプロセス間でのデータのやりとり
 4-3  パイプラインの処理ができるシェル

5章  プロセスとシグナル
 5-1  シグナルを利用したプログラム
 5-2  シグナルの種類
 5-3  ほかのプロセスにシグナルを送る
 5-4  アラームクロックを使う
 5-5  シグナルの保留

6章  共有メモリを利用したプロセス間通信
 6-1  簡単なクリップボードを作ってみる
 6-2  親子関係のあるプロセスの例

7章  メッセージを利用したプロセス間通信
 7-1  メッセージ機能を利用した簡単なプロセス間通信
 7-2  メッセージ機能の応用例

8章  セマフォを利用したプロセスの同期/排他制御
 8-1  セマフォを利用した排他制御
 8-2  セマフォを利用した同期制御
 8-3  共有メモリと排他制御

9章  スレッド
 9-1  スレッドの作成
 9-2  mutexを利用した排他制御
 9-3  セマフォを利用した同期制御

付録  ソースリスト