マグロウヒル大学演習 電磁気学(改訂2版)

基礎から始めて必ず修得できる教科書・自習書の決定版

このような方におすすめ

電気、電子、通信関連の大学、短大、高専、専修学校の学生および教官、ならびに初級技術者、独学で電磁気学を修得したいと考えている一般の方
  • 著者Joseph A. Edminister 著/東京農工大学名誉教授 村崎 憲雄 帝京大学 飽本 一裕 広島大学 小黒 剛成 共訳
  • 定価3,630 (本体3,300 円+税)
  • B5 352頁 1996/03発行
  • ISBN978-4-274-13038-0
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 本書は、長年にわたり全世界で教科書や自習書として広く利用され、定評を得ている米国McGraw-Hill社のSchaum's Outline Seriesの日本語翻訳版である。今回の改訂では構成を全面的に見直すとともに、新たに伝送線路、導波管、アンテナの章を設け、電磁気学全般の実力養成に十分に対応できるよう例題解説と演習問題をいっそう充実させている。

https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274130380/
1章 ベクトル解析
2章 クーロンの法則および電界強度
3章 電束およびガウスの法則
4章 ベクトルの発散と発散の定理
5章 静電界:仕事、エネルギーおよび電位
6章 電流、電流密度および導体
7章 静電容量と誘電体
8章 ラプラスの方程式
9章 アンペアの法則と磁界
10章 磁界中の力とトルク
11章 インダクタンスと磁気回路
12章 変位電流と誘導起電力
13章 マックスウェル方程式と境界条件
14章 電磁波
15章 伝送線路
16章 導波管
17章 アンテナ
1章 ベクトル解析
1.1 はじめに
1.2 ベクトルの記号
1.3 ベクトルの計算
1.4 各種の座標
1.5 体積・面積・長さの微分表示
演習問題
補充問題
2章 クーロンの法則および電界強度
2.1 クーロンの法則
2.2 電界強度
2.3 電荷の分布
2.4 代表的な電荷分布
演習問題
補充問題
3章 電束およびガウスの法則
3.1 電荷の空間分布
3.2 電束および電束密度
3.3 ガウスの法則
3.4 電束密度と電界強度との関係
3.5 特別なガウス面
演習問題
補充問題
4章 ベクトルの発散と発散の定理
4.1 発散
4.2 直角座標における発散
4.3 Dの発散
4.4 DEL演算子
4.5 発散の定理
演習問題
補充問題
5章 静電界:仕事、エネルギーおよび電位
5.1 点電荷の移動に伴う仕事
5.2 静電界における保存的性質
5.3 2点間の電位差
5.4 点電荷がつくる電位
5.5 電荷分布がつくる電位
5.6 勾配
5.7 EとVの関係
5.8 静電界のエネルギー
演習問題
補充問題
6章 電流,電流密度および導体
6.1 はじめに
6.2 運動する電荷
6.3 対流電流密度J
6.4 伝導電流密度J
6.5 伝導度σ
6.6 電流I
6.7 抵抗R
6.8 面電流密度K
6.9 電流の連続性
6.10 導体-誘電体の境界条件
演習問題
補充問題
7章 静電容量と誘電体
7.1 分極Pおよび比誘電率εr
7.2 静電容量
7.3 複合誘電体によるコンデンサ
7.4 コンデンサに蓄積されるエネルギー
7.5 電圧一定の場合のDとE
7.6 電荷量一定の場合のDとE
7.7 2つの誘電体の界面における境界条件
演習問題
補充問題
8章 ラプラスの方程式
8.1 はじめに
8.2 ポアソンの方程式およびラプラスの方程式
8.3 直角座標,円柱座標,球座標におけるラプラスの方程式
8.4 解の一意性
8.5 平均値および最大値定理
8.6 直角座標におけるラプラスの方程式の1次元解
8.7 直角座標におけるラプラスの方程式の積解
8.8 円柱座標を用いたラプラスの方程式の積解
8.9 球座標を用いたラプラスの方程式の積解
演習問題
補充問題
9章 アンペアの法則と磁界
9.1 はじめに
9.2 ビオ-サバールの法則
9.3 アンペアの法則
9.4 ベクトルの回転
9.5 電流密度Jと磁界Hの関係
9.6 磁束密度B
9.7 磁界のベクトルポテンシャルA
9.8 ストークスの定理
演習問題
補充問題
10章 磁界中の力とトルク
10.1 粒子に働く磁力
10.2 電界と磁界の組合わせ
10.3 電流要素に働く磁力
10.4 仕事と仕事率
10.5 トルク
10.6 平面コイルの磁気モーメント
演習問題
補充問題
11章 インダクタンスと磁気回路
11.1 インダクタンス
11.2 導体の標準形
11.3 ファラデーの法則と自己インダクタンス
11.4 内部インダクタンス
11.5 相互インダクタンス
11.6 磁気回路
11.7 B-H曲線の非線型性
11.8 磁気回路でのアンペアの法則
11.9 空隙のある磁気回路
11.10 多重コイル
11.11 並列磁気回路
演習問題
補充問題
12章 変位電流と誘導起電力
12.1 変位電流
12.2 JCとJDの比
12.3 ファラデーの法則とレンツの法則
12.4 静磁界中を運動する導体
12.5 時間変化する磁界中を運動する導体
演習問題
補充問題
13章 マックスウェル方程式と境界条件
13.1 はじめに
13.2 磁界の境界条件
13.3 境界面電流がある場合の境界条件
13.4 境界条件のまとめ
13.5 マックスウェル方程式
演習問題
補充問題
14章 電磁波
14.1 はじめに
14.2 波動方程式
14.3 直交座標での解
14.4 不良導体における解
14.5 完全誘導体における解
14.6 良導体における解:表皮深さ
14.7 垂直入射における境界条件
14.8 斜め入射とスネルの法則
14.9 垂直偏光
14.10 平行偏光
14.11 定在波
14.12 パワー(電力)とポインティングベクトル
演習問題
補充問題
15章 伝送線路
15.1 はじめに
15.2 分布パラメータ
15.3 増分モデル:電圧と電流
15.4 正弦的な定常駆動
15.5 スミス図
15.6 インピーダンス整合
15.7 単一スタブ整合
15.8 2スタブ整合
15.9 インピーダンス測定
15.10 無損失線路中での過渡現象
演習問題
補充問題
16章 導波管
16.1 はじめに
16.2 横方向と軸方向の界
16.3 TEとTMモード:波動インピーダンス
16.4 軸方向電磁界の決定
16.5 モード限界周波数
16.6 主モード
16.7 無損失導波管における電力伝送
16.8 有損失導波管における電力損失
演習問題
補充問題
17章 アンテナ
17.1 はじめに
17.2 電流源と電界Eおよび磁界H
17.3 電気(ヘルツ)ダイポールアンテナ
17.4 アンテナパラメータ
17.5 小ループアンテナ
17.6 有限長ダイポールアンテナ
17.7 モノポールアンテナ
17.8 自己および相互インピーダンス
17.9 受信アンテナ
17.10 線状アレー
17.11 反射器
演習問題
補充問題
付録SI単位系の接頭語/発散,回転,勾配およびラプラシアン
索引