インターユニバーシティ 高電圧・絶縁工学

ビジュアルで新鮮な切り口によるわかりやすい教科書

このような方におすすめ

電気・電子・情報系の大学学部学生、高専学生および専門学校生
電気・電子・情報系関連分野の初級技術者
  • 著者豊橋技術科学大学 小崎 正光 編著
  • 定価2,530 (本体2,300 円+税)
  • A5 144頁 1997/04発行
  • ISBN978-4-274-13094-6
  • 定価
  • ポイント0
  • 数量

※本体価格は変更される場合があります。
※通常2〜3営業日以内で発送いたします。
※取寄が可能な場合もございますのでお問合せください。

  • 概要
  • 主要目次
  • 詳細目次

 各大学において2期制(セメスタ制)の導入などカリキュラムの見直しが行われたのにともない、学生の趣向、レベルに合致した学びやすい教科書が求められている。

 インターユニバーシティは、これらの状況を十分にふまえ、新鮮な切り口と紙面構成で編集した新しいスタイルの教科書シリーズ。

 本書では、高電圧・電気絶縁の物性・材料、高電圧機器・発生装置などについてセメスタ制カリキュラムに対応し、全体を6章構成で各章平均2回の講義で学べるよう解説した教科書である。

https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274130946/
1章 高電圧・絶縁工学の学び方
2章 電気絶縁工学の基礎
3章 高電圧のもとでの絶縁体のふるまい
4章 絶縁評価の考え方と試験法
5章 高電圧機器と絶縁設計
6章 高電圧発生装置のしくみと測定技術
1章 高電圧・絶縁工学の学び方
1 電気工学は今
2 高電圧・絶縁工学とは
2章 電気絶縁工学の基礎
1 電界と電位の基礎式を知ろう
2 解析的計算法を示そう
3 実験的フィールドマッピング法とはなにか
4 数値計算法による電界計算とは
5 各種電極配置において電界を求めよう
6 高電圧における障害について述べよう
演習問題
3章 高電圧のもとで絶縁体はどのようにふるまうか
1 なぜ絶縁体には二つの名前があるのか
2 誘電体があるとより多くの電気を蓄えられるメカニズム
3 気体は高電圧のもとでどのようにふるまうか
4 液体は高電圧のもとでどのようにふるまうか
5 固体は高電圧のもとでどのようにふるまうか
6 複合体は高電圧のもとでどのようにふるまうか
演習問題
4章 絶縁評価の考え方と試験法
1 絶縁評価の考え方とは
2 絶縁劣化現象を理解しよう
3 絶縁評価方法には何があるか
4 劣化現象をどのように検出するか(センサ技術)
5 信号をどのように処理するか
6 コンピュータでの制御で何ができるか(オンライン技術)
演習問題
5章 高電圧機器と絶縁設計
1 電力系統の過電圧とはどんなものか
2 がいし,ブッシングとは
3 高電圧機器の絶縁はどのように行うか
4 保護機器はどのように働くか
5 ガス絶縁変電所とはどんなものか
6 絶縁設計と絶縁協調はどのように行うか
7 直流送電系統における絶縁はどのように行うか
8 電力用のほかに高電圧はどのように応用されるか
演習問題□□□
6章 高電圧発生装置のしくみと測定技術
1 インパルス電圧
2 試験用変圧器
3 直流高電圧
4 大電流発生装置
5 高電圧測定法
演習問題
演習問題解答
参考文献
索引