オープンソースプロトコールスタック(OPS)の発展によって、組込みシステム設計分野に変革の波が押し寄せています。本書は、USBとイーサネットのインターフェースを例に、OPSを使ってインターネットに接続して用いる各種の機能部品を、超低コストで製作できる設計法を示した初めての本です。必要なプログラムをHPから入手できるよう配慮されています。
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274501869/
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1章 オープンソース利用概説
2章 インターネット・ガジェットの設計
3章 オープンソース型設計法
4章 AVR入出力プログラミング
5章 USBプロトコール・スタックを使う
6章 μIP(TCP/IP)スタックを使う
7章 USB・TCP/IP機器設計例
付録 データシートの読み方
1章 オープンソース利用概説
1・1 インターネット・ガジェットを簡単に構築するには
1・2 オープンソースとクローズソース
1・3 GPLライセンス
2章 インターネット・ガジェットの設計・開発
2・1 設計・開発のための準備
2・2 オープンソース開発ツール
2・3 cygwinのインストール
2・4 WinAVRのインストール
3章 オープンソース型設計法
3・1 予備知識
3・2 AVRフラッシュ・マイクロコントローラ(CPU)
3・3 AVRプログラミング
4章 AVR入出力プログラミング
4・1 ディジタル・アナログ入出力
4・2 ディジタル入力・出力の設定
4・3 アナログコンパレータ入力の設定
4・4 アナログ(analog to digital)入力の設定
4・5 プロトコール・スタックを使う場合の注意点
5章 USBプロトコール・スタックを使う
5・1 USBインタフェースとUSB通信
5・2 usb_control_msg関数とusbFunctionSetup関数の使い方
5・3 usbconfig.hファイルの設定
5・4 usb_control_msg関数, usbFunctionSetup関数の使用例と usbconfig.hの設定例
5・5 PCデバイスドライバの自動生成とインストール
6章 μIP(TCP/IP)スタックを使う
6・1 μIPハードウエア
6・2 μIPスタックの設計例
6・3 インターネット接続で注意すること
7章 USB・TCP/IP機器設計例
7・1 ブレッドボードの使い方
7・2 超低価格で実現するUSBインタフェース設計術
7・3 USBセンサ機器設計
7・4 交流家電制御USB設計
7・5 可変電圧USB設計
7・6 可変周波数USB設計
7・7 GPS‐USB設計
7・8 USBマッサージチェア設計
7・9 usbaspプログラムライタ設計
7・10 μIPサーバ設計(アナログデータ)
7・11 USB−SDカード設計
付 録 データシートの読み方
1. データの正負符号に関して
2. タイミングチャートとは
索 引
【コラム】
(1) 本書に登場するキーワード
(2) オープンソースとは
(3) gccがサポートしているCPU
(4) GPLv3(GPL最新版)
(5) ついでに次の単位の接頭辞を覚えましょう
(6) うまくインストールできていない場合
(7) 割込みとは