超低コスト インターネット・ガジェット設計(第1版) USB・μIP・microSDプロトコールスタックの活用

●ソフトウエアの宝庫”オープンソースプロトコールスタック”の使い方が分かる ●定番のハードウエアチップセットに代わって超低コストで短時間に製作できる ●オーム社のHPとリンクして、部品情報や完成品

このような方におすすめ

電子回路工作マニア、組込系の初級エンジニア
高専のプロコン・ロボコン出場者
インターネットとオープンソースに関心のある人々
  • 著者慶應義塾大学教授 武藤佳恭
  • 定価1,980 (本体1,800 円+税)
  • B5変 160頁 2008/05発行
  • ISBN978-4-274-50186-9
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オープンソースプロトコールスタック(OPS)の発展によって、組込みシステム設計分野に変革の波が押し寄せています。本書は、USBとイーサネットのインターフェースを例に、OPSを使ってインターネットに接続して用いる各種の機能部品を、超低コストで製作できる設計法を示した初めての本です。必要なプログラムをHPから入手できるよう配慮されています。

https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274501869/
1章 オープンソース利用概説
2章 インターネット・ガジェットの設計
3章 オープンソース型設計法
4章 AVR入出力プログラミング
5章 USBプロトコール・スタックを使う
6章 μIP(TCP/IP)スタックを使う
7章 USB・TCP/IP機器設計例
付録 データシートの読み方

1章 オープンソース利用概説
1・1 インターネット・ガジェットを簡単に構築するには
1・2 オープンソースとクローズソース
1・3 GPLライセンス
2章 インターネット・ガジェットの設計・開発
2・1 設計・開発のための準備
2・2 オープンソース開発ツール
2・3 cygwinのインストール
2・4 WinAVRのインストール
3章 オープンソース型設計法
3・1 予備知識
3・2 AVRフラッシュ・マイクロコントローラ(CPU)
3・3 AVRプログラミング
4章 AVR入出力プログラミング
4・1 ディジタル・アナログ入出力
4・2 ディジタル入力・出力の設定
4・3 アナログコンパレータ入力の設定
4・4 アナログ(analog to digital)入力の設定
 4・5 プロトコール・スタックを使う場合の注意点
5章 USBプロトコール・スタックを使う
5・1 USBインタフェースとUSB通信
5・2 usb_control_msg関数とusbFunctionSetup関数の使い方
5・3 usbconfig.hファイルの設定
5・4 usb_control_msg関数, usbFunctionSetup関数の使用例と usbconfig.hの設定例
5・5 PCデバイスドライバの自動生成とインストール
6章 μIP(TCP/IP)スタックを使う
6・1 μIPハードウエア
6・2 μIPスタックの設計例
 6・3 インターネット接続で注意すること
7章 USB・TCP/IP機器設計例
7・1 ブレッドボードの使い方
7・2 超低価格で実現するUSBインタフェース設計術
7・3 USBセンサ機器設計
7・4 交流家電制御USB設計
7・5 可変電圧USB設計
7・6 可変周波数USB設計
7・7 GPS‐USB設計
7・8 USBマッサージチェア設計
7・9 usbaspプログラムライタ設計
7・10 μIPサーバ設計(アナログデータ)
7・11 USB−SDカード設計

付 録 データシートの読み方
1. データの正負符号に関して
2. タイミングチャートとは
索 引

【コラム】
(1) 本書に登場するキーワード
(2) オープンソースとは
(3) gccがサポートしているCPU
(4) GPLv3(GPL最新版)
(5) ついでに次の単位の接頭辞を覚えましょう
(6) うまくインストールできていない場合
(7) 割込みとは