1988年に発行された専門書の全面改訂版である本書は、電気設備の保守や安全性の確保と未然防止など異常の兆候を診断し、監視するため技術の基礎から最新の応用技術までを詳しく解説したものである。今回の改訂でもこの分野でのエキスパートを執筆人に配し、より新しい考え方やデータの処理法など基礎から機器、設備の具体的に診断する応用までをくまなく網羅した本書は、この分野に携わる技術者の方々の必携の書となるであろう。
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784886862419/
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緒言
I編 基礎
1章 初期健全性と検査,試験技術,初期試験と絶縁性能
2章 経年劣化データの統計処理と信頼性
3 章 経年劣化と劣化診断パラメータ
4章 劣化診断のエキスパートシステム
II編 応用
1章 発電設備の診断技術
2章 変電設備の診断技術
3章 地中電線路の診断技術
4章 架空送電線の診断技術
5章 産業用電動機の診断技術
III編 予防保全に向けて
1章 電力自由化に伴う予防保全の動向
2章 信頼性と経済性の最適化
3章 オンライン診断の将来