志田林三郎傳 日本電気工学の祖

百年前に現在の情報化社会が見えていた早逝の奇才の生涯を描いた快作!

このような方におすすめ

大学、高専の工学系の学生、一般
  • 著者信太 克規、志佐 喜栄
  • 定価1,870 (本体1,700 円+税)
  • A5 196頁 2013/02発行
  • ISBN978-4-88686-288-4
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本書は、今日の日本の情報化時代を明治時代に既に予測していた人物、日本の電気工学の先駆者、志田林三郎の生涯を丁寧に記述した歴史書である。佐賀・多久での生い立ちから東京・工部大学校の卒業までの第一部と卒業後の英国グラスゴー大学留学、帰国後の官界学界での活躍、36才での早逝までの第二部から構成される。とりわけ、彼が設立した電気学会の最初の総会での驚嘆すべき演説内容が125年前になぜできたのか、その発想は今日に生かせるのか、本書は彼の生涯からその謎を探る試みである。

https://www.ohmsha.co.jp/book/9784886862884/
第1部 誕生から工部大学校卒業まで(1章 文教の里、佐賀藩多久領/2章 志田林三郎と多久/
3章 上京/4章 電気工学者への道)、第2部 英国留学と帰国後の電気工学発展への貢献(5章 異国グラスゴーでの留学生活/6章 官学両面で大活躍の志田林三郎/7章 電気学会の誕生/8章 早逝した電気工学の巨人/9章 志田林三郎と先見性)