CanSat −超小型模擬人工衛星−

宇宙を目指すすべての方へ。“缶サット”プロジェクトを成功に導くための解説書

このような方におすすめ

宇宙技術、衛星技術に興味を持っている学生・社会人
  • 著者大学宇宙工学コンソーシアム
  • 定価1,980 (本体1,800 円+税)
  • A5 280頁 2014/08発行
  • ISBN978-4-274-50500-3
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空き缶を使った超小型模擬人工衛星「CanSat(缶サット)」は、手軽に宇宙開発を体験できる優れた学習教材です。本書は、これからCanSatを作ろうとする方を対象に、CanSat開発の意義、必要となる考え方や心構えのほか、設計から組み立て、試験前検証、実際の実験など開発で必要となる技術を詳細に解説しています。さらに、実際の衛星開発との対比も随所に示していますので、本物の衛星の開発・利用の基礎となる知識を学ぶことができます。

https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274505003/
1章 CanSatの概要と魅力
2章 CanSatと衛星の関係
3章 CanSat本体の組み立て
4章 CanSatのミッションとサブシステム
5章 事前検証
6章 フィールド実験
7章 フィールド実験後の作業とプロジェクト自己評価
1章 CanSatの概要と魅力
 1.1 CanSatとは
 1.2 CanSat実験に必要なもの
 1.3 CanSatのミッション

2章 CanSatと衛星の関係
 2.1 人工衛星との共通点/相違点
 2.2 CanSatで学ぶ衛星開発の基礎
 2.3 CanSatの開発オプション
 2.4 チーム作り
 2.5 システムズ・エンジニアリング

3章 CanSat本体の組み立て
 3.1 入門用キット“i-CanSat”とは
 3.2 電気回路の基本
 3.3 はんだづけの基本
 3.4 各基板の回路図と部品の取り付け手順
 3.5 i-CanSatの組み立て
 3.6 組み立て後の作業
 3.7 プログラムの書き込みと動作確認
 3.8 構体の製作

4章 CanSatのミッションとサブシステム
 4.1 CanSatのミッション
 4.2 制御・情報処理系の設計
 4.3 電源系の設計
 4.4 通信系の設計
 4.5 センサの利用
 4.6 アクチュエータの利用
 4.7 構造系の設計
 4.8 地上局の開発

5章 事前検証
 5.1 事前検証の目的
 5.2 事前検証の方法
 
6章 フィールド実験
 6.1 フィールド実験の概要
 6.2 ロケット実験
 6.3 気球実験

7章 フィールド実験後の作業とプロジェクト自己評価
 7.1 フィールド実験後の作業意義
 7.2 プロジェクトの反省・課題出しの例
 7.3 失敗事例から学ぶ不具合対策

・参考文献
・i-CanSat部品リスト
・索引