LC/MS、LC/MS/MSの基礎と応用

急速に進化する分析化学の新潮流、LC/MSおよびLC/MS/MSがわかる!

このような方におすすめ

○現場でLC/MSおよびLC/MS/MS分析実務を担当している初級技術者
○LC/MSおよびLC/MS/MS分析の基本の習得を考えている方
○日本分析化学会分析士認証試験の受験を考えている方
  • 著者中村 洋 監修/公益社団法人 日本分析化学会 編
  • 定価3,080 (本体2,800 円+税)
  • A5 272頁 2014/09発行
  • ISBN978-4-274-21641-1
  • 定価
  • ポイント0
  • 数量

  • SOLD OUT
    在庫状況はお問合せください
    web-shop@ohmsha.co.jp

※本体価格は変更される場合があります。
※通常2〜3営業日以内で発送いたします。
※取寄が可能な場合もございますのでお問合せください。

  • 概要
  • 主要目次
  • 詳細目次

高性能分離能と高感度・高選択的検出能を具備したLC/MSとLC/MS/MSは、最も急速に進化しつつある分析法として着目されています。

 本書は、LC/MSとLC/MS/MSの入門者、また、すでに実務を担当している初級・中級技術者などを対象として、分析化学的な観点から基本的な知識と技術の習得に必須な内容をまとめた書籍として発行するものです。

https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274216411/
1章 LC/MS、LC/MS/MS概論
2章 LC/MS、LC/MS/MS用の溶媒・試薬・器具
3章 LC/MS、LC/MS/MS分析のための前処理
4章 LC/MS、LC/MS/MSにおけるLC分離
5章 LC/MS
6章 LC/MS/MS
7章 LC/MS、LC/MS/MSの応用
1章 概論
 1-1 LC/MS,LC/MS/MSにおける用語と基礎理論
 1-2 LC/MS,LC/MS/MSの原理と可能性
2章 LC/MS,LC/MS/MS用の溶媒・試薬・器具
 2-1 水
  2-1-1 LC/MS,LC/MS/MS用水の製造法
  2-1-2 LC/MS,LC/MS/MS用水の使用法
 2-2 溶媒
 2-3 試薬
 2-4 器具
3章 LC/MS,LC/MS/MS分析のための前処理
 3-1 固相抽出
 3-2 カラムスイッチング
 3-3 超臨界流体抽出
 3-4 MS検出用誘導体化
4章 LC/MS,LC/MS/MSにおけるLC分離
 4-1 HPLC・UHPLC装置
  4-1-1 HPLC装置
  4-1-2 UHPLC装置
 4-2 分離モードとカラム分離
  4-2-1 逆走分配
  4-2-2 順相分配・吸着
  4-2-3 HILIC
  4-2-4 イオン交換
  4-2-5 サイズ排除
  4-2-6 アフィニティー
  4-2-7 キラル
5章 LC/MS
 5-1 LC/MSにおけるイオン化法
  5-1-1 エレクトロスプレーイオン化法
  5-1-2 大気圧化学イオン化法
  5-1-3 大気圧光イオン化法
  5-1-4 誘導結合プラズマイオン化
  5-1-5 その他
 5-2 MS装置
  5-2-1 四重極質量分析計
  5-2-2 飛行時間質量分析計
  5-2-3 イオントラップ質量分析計
  5-2-4 フーリエ変換イオンサイクロトロン共鳴質量分析計
6章 LC/MS/MS
 6-1 装置
  6-1-1 トリプル四重極質量分析計
  6-1-2 四重極-イオンモビリティ-飛行時間形質量分析計
  6-1-3 イオントラップ/TOF
7章 LC/MS,LC/MS/MSの応用
 7-1 LC/MSの応用例
  7-1-1 内因性物質(アンジオテンシン,プロスタグランジン)
  7-1-2 グリコヘモグロビン
  7-1-3 米中ヒ素の化学形態別分析
  7-1-4 アミノ酸
  7-1-5 食品中の機能性成分分析
 7-2 LC/MS/MSの応用例
  7-2-1 生体試料中のプロスタグラジン類の定量
  7-2-2 食品中のリスク物質の微量分析
  7-2-3 アミロイドβペプチド
  7-2-4 合成カンナビノイド
  7-2-5 MS/MSの化学物質連続モニタリング装置への応用
  7-2-6 生薬のLD/MS/MS分析