SPSSによるノンパラメトリック検定

SPSSではじめてノンパラメトリック検定を解説した本!!

このような方におすすめ

・SPSSで統計分析をする人
・SPSSで統計の授業を行う大学の学部・学生(特に社会学、心理学系)
・ダイレクトマーケティングなどのアンケート調査分析が必要な人
  • 著者内田 治 著
  • 定価3,080 (本体2,800 円+税)
  • A5 232頁 2014/10発行
  • ISBN978-4-274-05058-9
  • 定価
  • ポイント0
  • 数量

※本体価格は変更される場合があります。
※通常2〜3営業日以内で発送いたします。
※取寄が可能な場合もございますのでお問合せください。

  • 概要
  • 主要目次
  • 詳細目次

SPSSは、IBM社が開発・販売している国内シェアNo.1の統計ソフトです。

ノンパラメトリック(non-parametric) 検定はどのような母集団分布からのデータであっても適用可能なため、異常値が含まれているような場合でも正しい検定を与えることができる、頑健(robust)な検定とも言えます。

本書は、ノンパラメトリック検定に特化したもので、例題形式でIBM SPSSを使って問題を解きながら解説していきます。特に正確確率検定、データ数の決め方について解説した書籍は現時点ではありません。IBM SPSSはバージョン22で解説しています。

https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274050589/
第1章 仮説検定の概要
第2章 ノンパラメトリック検定の概要
第3章 二項検定
第4章 適合度検定
第5章 独立サンプルの比較
第6章 対応サンプルの比較
第7章 関係性の検定
付録
付録1 正確確率検定
付録2 サンプルサイズの決定
付録3 分割表を巡る連関の測度
第1章 仮説検定の概要
1.1 仮説検定の基本
1.1.1 検定の考え方
■母集団と標本
■検定の役割
■仮説の表現
■3つの対立仮説
■検定の論理
1.1.2 検定の用語
■P値・有意確率・有意水準
■第1種の誤り・第2 種の誤り・検出力
■サンプルサイズ
■信頼区間
1.2 仮説検定の進め方
1.2.1 一般的な進め方
■ 仮説検定の手順
1.2.2 具体的な進め方
■二項検定の例
第2章 ノンパラメトリック検定の概要
2.1 ノンパラメトリック検定の特徴
2.1.1 データの種類
■連続量と離散量
■測定の尺度
2.1.2 ノンパラメトリック検定の考え方
■ノンパラメトリック法とは
■ノンパラメトリック法の適用場面
■順位による検定
2.2 ノンパラメトリック検定の種類
2.2.1 パラメトリック検定との対比
■平均値の差に関するt 検定の代用
■対応のあるt検定の代用
■一元配置分散分析の代用
■二元配置分散分析(乱塊法;反復測定分散分析)の代用
■相関係数の代用
2.2.2 SPSS のノンパラメトリック検定
■ノンパラメトリック検定の機能
■1サンプル
■独立サンプル
■対応サンプル
■過去のダイアログ
第3章 二項検定
3.1 1つの割合に関する検定
3.1.1 基準値との比較
■例題3-1
■データのグラフ化
■仮説の設定
■適用する手法
■解析結果
■過去のダイアログによる出力結果
■正確有意確率と漸近有意確率
■SPSS の手順
■過去のダイアログからの手順
■検定に関する注意点
3.1.2 割合に関する区間推定
■信頼区間
■SPSS の手順
3.2 二項検定と符号検定
3.2.1 確率50 %の検定
■例題3-2
■データのグラフ化
■仮説の設定
■適用する手法
■解析結果
■過去のダイアログによる出力結果
3.2.2 符号検定
■符号検定とは
■例題3-3
■データのグラフ化
■仮説の設定
■適用する手法
■解析結果
■過去のダイアログによる出力結果
■SPSS の手順
■過去のダイアログからの手順
第4章 適合度検定
4.1 割合の適合度に関するχ 2 検定
4.1.1 一様性の検定
■例題4-1
■データのグラフ化
■仮説の設定
■適用する手法
■解析結果
■過去のダイアログによる出力結果
■SPSS の手順
■過去のダイアログからの手順
4.1.2 基準値との比較
■例題4-2
■データのグラフ化
■仮説の設定
■適用する手法
■解析結果
■過去のダイアログによる出力結果
■SPSS の手順
■過去のダイアログからの手順
4.2 分布の適合度に関するK-S 検定
4.2.1 正規分布に関する検定
■例題4-3
■仮説の設定
■適用する手法
■解析結果
■過去のダイアログによる出力結果
■Shapiro-Wilk の検定
■SPSS の手順(K-S 検定)
■過去のダイアログからの手順(K-S 検定)
4.2.2 2 つの分布の違い関する検定
■例題4-4
■仮説の設定
■適用する手法
■解析結果
■過去のダイアログによる出力結果
■SPSS の手順
■過去のダイアログからの手順
第5章 独立サンプルの比較
5.1 中心位置の比較
5.1.1 2 つの中心位置に関する検定
■例題5-1
■データのグラフ化
■仮説の設定
■適用する手法
■解析結果
■過去のダイアログによる出力結果
■SPSS の手順
■過去のダイアログからの手順
■例題5-2
■データのグラフ化
■正規性の検定
■仮説の設定と適用する手法
■解析結果
■過去のダイアログによる出力結果
■中央値が等しいのに有意になる例
5.1.2 3 つ以上の中心位置に関する検定
■例題5-3
■データのグラフ化
■仮説の設定
■適用する手法
■解析結果
■多重比較
■過去のダイアログによる出力結果
■SPSS の手順
■過去のダイアログからの手順
■例題5-4
■データのグラフ化
■正規性の検定
■仮説の設定と適用する手法
■解析結果
■多重比較
■過去のダイアログによる出力結果
5.2 メディアン検定(中央値検定)の活用
5.2.1 2 つの中心位置に関する検定
5.2.2 3 つ以上の中心位置に関する検定
■過去のダイアログによる出力結果
■SPSS の手順
第6章 対応サンプルの比較
6.1 中心位置の比較
6.1.1 2 つの中心位置に関する検定
■例題6-1
■データのグラフ化
■仮説の設定
■適用する手法
■解析結果
■過去のダイアログによる出力結果
■SPSS の手順
■過去のダイアログからの手順
■例題6-2
■データのグラフ化
■正規性の検定
■仮説の設定
■適用する手法
■解析結果
■過去のダイアログによる出力結果
6.1.2 3 つ以上の中心位置に関する検定
■例題6-3
■データのグラフ化
■仮説の設定
■適用する手法
■解析結果
■多重比較
■過去のダイアログによる出力結果
■SPSS の手順
■過去のダイアログからの手順
6.1.3 1 つの中心位置に関する検定
■例題6-4(例題3-3 の再掲載)
■解析結果
■SPSS の手順
6.2 割合の比較
6.2.1 2 つの割合に関する検定
■例題6-5
■仮説の設定
■適用する手法
■解析結果
■過去のダイアログによる出力結果
■SPSS の手順
■過去のダイアログからの手順
6.2.2 3 つ以上の割合に関する検定
■例題6-6
■仮説の設定
■適用する手法
■解析結果
■多重比較
■過去のダイアログによる出力結果
■SPSS の手順
■過去のダイアログからの手順
第7章 関係性の検定
7.1 順位の相関関係
7.1.1 順位相関係数
■例題7-1
■データのグラフ化
■仮説の設定
■適用する手法
■解析結果
■SPSS の手順
■例題7-2
■データのグラフ化
■仮説の設定
■適用する手法
■解析結果
7.1.2 一致係数
■例題7-3(例題6-3 の再掲載)
■一致性の測度
■仮説の設定
■適用する手法
■解析結果
■SPSS の手順
7.2 分割表の検定
7.2.1 2 × 2 分割表
■例題7-4
■データのグラフ化
■仮説の設定
■適用する手法
■解析結果
■SPSS の手順
7.2.2 分割表
■例題7-5
■データのグラフ化
■仮説の設定
■適用する手法
■解析結果
■SPSS の手順
付 録
付録1 正確確率検定
■Exact Tests
■2 × 2 分割表における正確確率検定
■Fisher の直接法
■分割表における正確確率検定
■モンテカルロシミュレーション
■Mann-Whitney 検定における正確確率検定
■直接法と近似法
■P値(有意確率)の比較
付録2 サンプルサイズの決定
■検出力とサンプルサイズ
■専用のソフトウェア
■SamplePower の実際
■G*Power の実際
付録3 分割表を巡る連関の測度
■名義尺度と名義尺度の関係
■順序尺度と順序尺度の関係
■名義尺度と連続尺度の関係
■McNemar 検定の拡張
参考文献
索 引