本書は、集合の概念・論理関数・組合せ論理回路・順序回路など、必ず学ばなければならないディジタル回路の基本事項について、やさしくていねいに解説した教科書・参考書です。実際の論理設計に役立つようにポイントを絞った内容とし、HDL設計の導入までを記載しました。
実際の講義であれば先生が適宜示す補足やポイントを“付せん”や“吹き出し”あるいは脚注を用いて随所に配してあるので、教科書としても、講義の予習・復習あるいは独習用の参考書としても最適な一冊です。
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274217265/
正誤表やDLデータ等がある場合はこちらに掲載しています
1章 ディジタル回路とは
2章 集合と論理
3章 論理関数
4章 組合せ論理回路
5章 順序回路の基礎
6章 順序回路の設計法
練習問題解答&解説
索引
1章 ディジタル回路とは
1-1 アナログとディジタル
1-2 コンピュータのしくみ(補数)
1-3 n進法 : 2進数と16進数
1-4 ディジタルIC(CMOS)
1-5 基本論理回路(AND,OR,NOT)
練習問題
2章 集合と論理
2-1 集合と要素
2-2 ブール代数と論理式,真理値表,ベン図
2-3 ド・モルガンの定理
練習問題
3章 論理関数
3-1 論理関数とは
3-2 論理式の簡単化 I :カルノー図
3-3 論理式の簡単化 II:クワイン・マクラスキ法
3-4 加法標準形と乗法標準形
練習問題
4章 組合せ論理回路
4-1 組合せ論理回路とは:真理値表から論理回路へ
4-2 組合せ論理回路の例 I :マルチプレクサ,エンコーダ,デコーダ
4-3 組合せ論理回路の例 II:コンパレータ,パリティ
4-4 組合せ論理回路の例 III:半加算器,全加算器,加減算器
練習問題
5章 順序回路の基礎
5-1 ラッチ
5-2 SRラッチの応用
5-3 フリップ・フロップ
5-4 さまざまなカウンタ
練習問題
6章 順序回路の設計法
6-1 順序回路の構成法
6-2 回路記述言語によるディジタル回路の設計法
6-3 設計事例
練習問題
練習問題解答&解説
索引