機械設計は、すぐれた性能をもった機械を生み出すための創造的な働きであり、機械生産のプロセスにおいては作業を指揮する頭脳に相当します。
本書は、機械設計の基盤である「機械要素」(ねじ、キー、軸、歯車等)の取扱い、選び方、設計手順等について、図・表を豊富に用いてわかりやすく解説したものです。
今回の第4版では、機械製図(JIS B 0001:2010)、溶接記号(JIS Z 3021:2010)、歯車製図(JIS B 0003:2012)等、2015年7月時点での最新JIS規格にもとづいて本書の全体を見直し、紙面レイアウトも一新した17年ぶりの改訂「第4版」です。
大学、高専、専門学校、工業高校の教科書として、また実務に直結した参考書として好適です。
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274218088/
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1章 機械設計の基礎
(設計の基礎となる事項 材料の破損に対する諸説 他)
2章 ねじの設計
(ねじ山の規格 ねじ部品 ねじのゆるみ止め 他)
3章 キー・ピン・止め輪の設計
(キーの種類 キーの計算 スプラインとセレーション 他)
4章 軸、軸継手およびクラッチの設計
(軸 軸継手 クラッチ 電磁クラッチ、流体クラッチ)
5章 軸受の設計
(軸受の種類 すべり軸受 転がり軸受 他)
6章 歯車の設計
(基準ラックの歯形 インボリュート関数 転位歯車 他)
7章 巻掛け伝動装置の設計
(平ベルト伝動 一般用Vベルト伝動 細幅Vベルト伝動 他)
8章 ブレーキの設計
(ブロックブレーキ 内部拡張式ブレーキ 帯ブレーキ 他)
9章 ばねの設計
(ばね材料 ばねの種類 ばねの計算)
10章 配管および油圧の設計
(管 管の強さ 管継手 弁 油圧機器と回路)
11章 溶接およびリベット継手の設計
(溶接の種類 溶接継手 リベット継手 リベット継手の強さ)
付録