マンガでわかる土質力学

土質力学や地盤工学の全容をかんたんに理解するための入門書!!

このような方におすすめ

・土質力学や地盤工学を復習したいと思っている技術者(地質調査コンサルタント、建設企業の新人など)
・地盤工学の専門教育を受けたことがないが、その体系や知識をすぐに得る必要性に迫られている方(土木関係に就職した理学部・農学部出身者など)
・技術職ではないが、地質調査コンサルタント、建設企業の事務職などで業務内容の理解を深めたい方
・土木工学・地盤工学に興味のある一般の方
  • 著者加納 陽輔 著 黒八 作画
  • 定価2,420 (本体2,200 円+税)
  • B5変 288頁 2016/04発行
  • ISBN978-4-274-21861-3
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 本書は土木設計のための理論を学ぶ土質力学や地盤工学を、マンガでわかりやすく解説したものです。私たちの生活は、地盤の上に立脚しています。地盤をしっかり調査し、適切な対策をしないと、数十年、数百年の時間が経過したときに地盤沈下や液状化などの問題が発生する場合もあります。つまり地盤工学は、これなくしては土木工学や建築学、社会生活は成り立たないほど重要で基礎的な学問なのです。

 マンガの舞台は、とある大学のサークル「土質研究会」。サークルのメンバーたちは、「土とは何か?」「その性質は?」「液状化現象はなぜ発生するのか?」等々と思考を巡らせ、フィールドワークを通じてその謎にぶつかっていきます―。

https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274218613/
プロローグ
第1章 土とは何か?
第2章 どんな土か?
第3章 土の中の水?
第4章 地盤内に生じる力?
第5章 土の圧縮性とは?
第6章 土の強さとは?
第7章 地盤の安定問題?
エピローグ
プロローグ

第1章 土とは何か?
 1.1 土質力学とは
 1.2 土の生い立ち
 1.3 地盤の成り立ち
 1.4 地盤を調べる
 フォローアップ
 ・社会インフラ
 ・土質と地質の違い
 ・ボーリング調査とサンプリング
 ・サウンディング

第2章 どんな土か?
 2.1 土の構成
 2.2 土の状態
 2.3 土の性質
 フォローアップ
 ・土の含水比試験
 ・土粒子の密度試験
 ・土の湿潤密度試験
 ・土の粒度試験
 ・土の液性限界・塑性限界試験
 ・突固めによる土の締固め試験
 ・土の締固め方法
 ・土の状態を表す諸量

第3章 土の中の水?
 3.1 地下水とは?
 3.2 地下水の流れ?
 3.3 透水性を測る?
 フォローアップ
 ・土の透水試験
 ・間隙水圧の測定
 ・流線網(図解法)の描き方
 ・流線網(図解法)による透水量の計算

第4章 地盤内に生じる力?
 4.1 力に対する地盤内の応答
 4.2 自重による地盤内応力
 4.3 載荷重による地盤内応力
 4.4 浸透流による地盤内応力
 フォローアップ
 ・自重による地盤内応力の計算
 ・載荷重による地盤内の増加応力の計算(集中荷重の場合)
 ・載荷重による地盤内の増加応力の計算(面荷重の場合)
 ・載荷重による地盤内の増加応力の計算(台形帯状荷重の場合)
 ・浸透流による地盤内応力の計算(面荷重の場合)

第5章 土の圧縮性とは?
 5.1 土の圧縮性と圧密
 5.2 圧密現象のモデル
 5.3 圧密の基礎方程式
 5.4 圧密沈下を予測する
 フォローアップ
 ・土の圧縮と変形
 ・土の圧密試験
 ・沈下量の推定
 ・経過時間の予測

第6章 土の強さとは?
 6.1 せん断面の応力と抵抗
 6.2 破壊規準(ダイレイタンシー、液状化)
 6.3 土の強さを評価する
 6.4 土の種類とせん断特性
 フォローアップ

第7章 地盤の安定問題?
 7.1 「土圧」とは?
 7.2 クーロンとランキンの土圧論
 7.3 「斜面の安定」とは?
 7.4 斜面の安定解析
 7.5 基礎の形式と種類
 7.6 基礎の支持力
 フォローアップ

エピローグ