電気回路教本(第2版)

詳細な解説と図解で電気回路がよくわかる!

このような方におすすめ

・高専、大学学部、専門学校の学生(教科書・参考書・自習書として)
・新入社員の教育用教材として
・電気回路の独学者、技術者で電気回路を再学習したいと考えている人
  • 著者橋本 洋志 著
  • 定価2,750 (本体2,500 円+税)
  • B5 258頁 2019/11発行
  • ISBN978-4-274-22451-5
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  • 概要
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本書は、初心者でもわかりやすく読みこなせるよう、次のことに留意して執筆されています。

1番目はイメージを重視したことです。回路、記号、式を見たとき、これに対応して頭の中で想起するイメージが正しくなければ本当に理解しているとは言えません。そこで、イメージの想起を手助けできるような図を随所に配置しました。

改訂にあたっては一部の古い記述の見直し、誌面の刷新をはかりました。

2番目は「言語は概念形成において大切である」ということです。その内在する意味には、さまざまな歴史、先人達の考え、物理現象などが集約されています。これらを知ることは、専門用語を正しく理解できることにつながると考え、本書では、電気回路の専門用語について詳しく説明しています。

3番目は、解法プロセスを重視したことです。このため、式のみならず、図や文章による証明の作法を多く記述しました。

https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274224515/
0章 学ぶための教養
1章 直流回路基礎
2章 直流回路網解析
3章 正弦波交流
4章 交流回路素子
5章 交流回路の基礎技術
6章 相互インダクタンス回路
7章 交流回路の発展例
8章 三相交流回路
9章 二端子対回路
10章 非正弦波交流
0章 学ぶための教養
 0 本書の読み方
 1 電気回路,学びの序幕
 2 物理量と単位
 3 電気数学(その1)
 4 電気数学(その2:複素数)
 演習問題

1章 直流回路基礎
 1 抵抗とオームの法則
 2 抵抗の直列・並列回路
 3 分圧と分流
 4 直流計器と電源
 5 電流の発熱作用と電力
 演習問題

2章 直流回路網解析
 1 キルヒホッフの法則
 2 重ね合せの定理とテブナンの定理
 3 Δ―Y変換とブリッジ回路
 4 他の回路網解析手法
 演習問題

3章 正弦波交流
 1 正弦波交流の発生
 2 交流波形の表現
 3 複素ベクトル表現
 演習問題

4章 交流回路素子
 1 RLC素子とその性質
 2 インピーダンスとアドミタンス
 3 V=ZI,I=YVの複素数計算
 演習問題

5章 交流回路の基礎技術
 1 電力と力率
 2 共振回路とQ
 3 交流ブリッジ回路
 演習問題

6章 相互インダクタンス回路
 1 相互インダクタンス回路の仕組み
 2 回路表現
 演習問題

7章 交流回路の発展例
 1 回路網解析
 2 種々の発展した計算例
 演習問題

8章 三相交流回路
 1 三相交流の発生と表現
 2 三相回路の結線と相互関係 
 3 三相電力
 4 不平衡三相回路
 演習問題

9章 二端子対回路
 1 二端子対パラメータ
 2 相互変換と相互接続
 演習問題

10章 非正弦波交流
 1 非正弦波交流とその表現
 2 過渡現象の基礎
 演習問題