機械学習エンジニアのための知財&契約ガイド

機械学習エンジニアが知らないでは済まされない知財と契約の基礎知識をコンパクトに、わかりやすく整理

このような方におすすめ

これから本格的にデータ・AIの利活用を始める企業、技術者
AI、機械学習の学生、若手技術者
  • 著者渡辺 知晴 ・ 齊藤 友紀 ・ 大堀 健太郎 共著
  • 定価2,530 (本体2,300 円+税)
  • A5 208頁 2020/07発行
  • ISBN978-4-274-22567-3
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  • 概要
  • 主要目次
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本書は、エンジニア・研究者、学生を対象に、知らないでは済まされない機械学習にかかわる知財と契約の基礎知識をコンパクトに、わかりやすくまとめた書籍です。

GoogleやAppleの創業者がエンジニアであり、スタートアップ企業から始まっているように、いまや、そして特に機械学習に関連する分野では、エンジニア自身が知財活動や法務活動に積極的にかかわることが必要不可欠です。いいかえれば、何かことが起こればエンジニア自身が矢面に立たされたり、少なくとも責任の一端をとらされたりすることは避けられません。

本書は、このような背景を踏まえて、機械学習の研究開発に関連してエンジニアが知っておくべき法律的な考え方や知識を、主に実務的な観点を交えつつ、一から丁寧に解説しています。

https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274225673/
第1章 AI・データと法的な保護
第2章 契約−当事者のインセンティブのデザイン
第3章 AI・データと特許
第4章 専門家とのコラボレーション
第5章 OSSと知的財産権
第1章 AI・データと法的な保護
SECTION1.1 特許法の目的
SECTION 1.2 発明:特許法が保護する対象
SECTION 1.3 発明の「新規性」と「進歩性」とは
(1)新規性
(2)進歩性
SECTION 1.4 特許権の効力とは
SECTION 1.5 特許出願とは
SECTION 1.6 試験又は研究の例外について
SECTION 1.7 特許権は誰のものか
SECTION 1.8 オープンサイエンスと特許権について
SECTION 1.9 著作権法とは
(1)著作権法の目的は?
(2)著作権と所有権の違いは?
SECTION 1.10 表現:著作権法が保護する対象
(1)著作権法と特許法の違いは?
(2)プログラムと著作権の関係は?
(3)「思想又は感情」以外を表現するものの扱いは?
SECTION 1.11 表現の「創作性」とは
(1)創作性が認められる表現とそうでない表現の違いは?
(2)高尚な表現とそうでない表現の違いは?
SECTION 1.12 2つの「著作権」
(1)「著作権」には2つの権利の束がある
(2)著作財産権とは?
(3)著作者人格権とは?
(4)特許権との対比
SECTION 1.13 著作権は誰のものか
(1)「著作者」とは誰か?
(2)著作者と職務著作の関係は?
(3)共同で創作した著作物の扱いは?
SECTION 1.14 著作権の効力とは
(1)著作権の侵害とは?
(2)著作財産権の侵害に対して何ができるか?
(3)著作者人格権の侵害に対して何ができるか?
SECTION 1.15 著作権の新しい柔軟な権利の制限について
(1)著作権の制限とは?
(2)新しい柔軟な権利制限規定とは?

第2章 契約−当事者のインセンティブのデザイン
SECTION 2.1 契約とは
(1)契約の目的とは?
(2)契約書のひな形の役割とは?
(3) AI・データ契約ガイドラインとは?
SECTION 2.2 契約と言葉の定義について
SECTION 2.3 秘密情報の管理について
SECTION 2.4 学習済みモデルの開発責任
SECTION 2.5 著作権と特許権は誰のものか
(1)著作権は誰のものか?
(2)特許権は誰のものか?
SECTION 2.6 第三者の知的財産権の侵害と責任

第3章 AI・データと特許
SECTION 3.1 ソフトウェア関連発明とは
SECTION 3.2 ソフトウェア関連発明に関する審査ハンドブック
SECTION 3.3 発明該当性について
SECTION 3.4 進歩性について
SECTION 3.5 さまざまな事例
(1)演算のロジックに関する発明の事例
(2) GUI関連の発明の事例その1(一太郎事件)
(3) GUI関連の発明の事例その2(ワンクリック特許)
SECTION 3.6 AI分野における特許法の保護対象
(1)学習装置,およびそれに関連するプログラム
(2)学習済みモデル
(3)学習結果の利用を前提としたビジネスモデル特許
(4)周辺技術
(5)具体的なケーススタディ
SECTION 3.7 AI分野における特許出願の実情
SECTION 3.8 ビジネスモデル特許の可能性

第4章 専門家とのコラボレーション
SECTION 4.1 個々の特許出願書類におけるポイント
(1)特許出願に必要となる書類
(2)明細書
(3)特許請求の範囲
(4)図面
(5)要約書
(6)明細書と特許請求の範囲の関係性
SECTION 4.2 新規性の落とし穴,論文と明細書の違い
(1)新規性の落とし穴
(2)論文と明細書では書く目的が違う
(3)技術レベルの高くない発明
SECTION 4.3 特許権侵害に対する基本的な考え方
(1)特許法における特許権侵害
(2)構成要件
(3)対象製品等(イ号)の特定
SECTION 4.4 特許出願を行うことのメリット
(1)会社や機関にとっての利点
(2)エンジニア個人にとっての利点
(3)自由利用に対する考え方

第5章 OSSと知的財産権
SECTION 5.1 ソフトウェアの使用と利用
SECTION 5.2 OSSのライセンスとは
(1)OSSとは?
(2)オープンソースの定義
SECTION 5.3 オープンソースライセンスに共通する条項/非共通の条項
(1)共通の条項
(2)OSSライセンスごとに異なる条項
SECTION 5.4 さまざまなオープンソースライセンス
(1)有名なライセンス
(2)GPL
(3)MITライセンス(MIT)
(4)Apache?2.0
(5)BSDライセンス
(6)LGPL
(7)AGPL
(8)MPL
SECTION 5.5 オープンソースライセンスについてのよくあるQ&A