人を幸せにする 食品ビジネス学入門(第2版)

豊かで、持続可能な「食」のために。 ― 食をめぐる16講義

このような方におすすめ

農学系・栄養学系・経済学系の大学1、2年次生、農学系・栄養学系の進路をめざす高校生。
「食品ビジネス」に関心のある社会人。
  • 著者日本大学食品ビジネス学科 編著
  • 定価1,980 (本体1,800 円+税)
  • A5 184頁 2021/07発行
  • ISBN978-4-274-22737-0
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  • 概要
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私たちの「食」は「食品ビジネス」の発展とともに変化してきました。

本書は「食の外部化」がもたらした豊かさや便利さ、その多様な展開、

消費者の役割を軸に、第2版では新たに食育と貿易取引の講義を加え、

学生主体の実践的な学びもコラムとして紹介しています。

● 農学系・栄養学系・経済学系の大学1・2年次生、

● 農学系・栄養学系の進路をめざす高校生、

● 「食品ビジネス」に関心のある社会人に最適です。

※本書は2016年10月発行『人を幸せにする 食品ビジネス学入門』の改訂版です。

https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274227370/
オリエンテーション ― 「食」の変遷と近未来の「食」を考える

第 I 編 便利に楽しく豊かに ― 社会の変化とともに
 第1講 食生活を変えたうま味調味料 ― 簡便化の実現と今後のゆくえ
 第2講 即席麺登場 ― その発想の原点を探る
 第3講 ファストでコンビニエンスな食生活 ― 時間は金なり?
 第4講 海の向こうからやって来る ― ビジネスパートナーはどこ?
 第5講 「香り」の魅惑 ― そのしくみと活用
 第6講 いつまでも食べ続けたい ― 誤嚥・誤飲の対策

第 II 編 食の多様なあり方 ― 豊かさの先の食
 第7講 アメリカ人は何を食べているのか? ― 飽食国家を覗いてみれば
 第8講 インド人は何を食べているのか? ― 「神々」と「カースト」と「貧困」
 第9講 スローフードとは何か? ― 食や農の多様性を守ることの意味
 第10講 フードツーリズムがもたらす可能性 ― 食文化を対象とした新たな観光の実践
 第11講 安全な食料生産 ― 有機農業と有機農産物
 第12講 豊かな食料生産環境 ― 農村地域での宝物探し
 第13講 食用油が世界を救う? ― その可能性と問題点

第 III 編 持続可能な食のために ― 「消費者」になる
 第14講 なぜ食品偽装が起きる? ― 消費者はだまされたくない!
 第15講 食について学び続けよう ― 切れ目ない食育をめざして
 第16講 SDGsの世界で生きる ― 飢餓と食品ロスの併存は持続可能か

おわりに
 人を幸せにする食品ビジネス学

参考文献/「食品ビジネス学」キーワード集
オリエンテーション ― 「食」の変遷と近未来の「食」を考える
 本書でいっしょに考えたいこと
 私たちの「食」はいつどのようにして形作られてきたのか
 地球規模の新たな「食」の創造をめざして
 社会科学と自然科学からのアプローチ
 本書の構成

第 I 編 便利に楽しく豊かに ― 社会の変化とともに
第1講 食生活を変えたうま味調味料 ― 簡便化の実現と今後のゆくえ
 おいしさと健康
 新分野の開拓者、池田菊苗
 うま味研究の着想とうま味調味料の製品化
 積極的なマーケティング活動の展開
 うま味調味料による「だし」のうま味の簡便化
 「簡便・時短」の追求から「ポスト・コロナ」へ
 ● コラム ― 和菓子ビジネスで地方創生

第2講 即席麺登場 ― その発想の原点を探る
 新食品即席麺へのチャレンジとテレビの普及
 アイドルの魅力は即席麺の魅力
 見えない技術 ― 即席麺のバラエティ化とイノベーション
 失敗から誕生したスープ別添袋麺
 カップ麺の開発を可能にした“中間保持製法” と“逆転の発想”
 アイデア商品はプロダクト・アウトからマーケット・インへ

第3講 ファストでコンビニエンスな食生活 ― 時間は金なり?
 マクドナルドは50歳
 マクドナルドには同級生がたくさんいる
 いつでもどこでも同じ味を提供できる理由
 「早さ」「安さ」「手軽さ」は、好きですか?
 フードがビジネスになった時代
 この時代、何を食べたらよいのか?
 ● コラム ― カナダにみるフード・インセキュリティの現状と課題

第4講 海の向こうからやって来る ― ビジネスパートナーはどこ?
 国境を越える食べ物
 なぜ食べ物が国境を越える?
 国境を越える食べ物を取り巻く貿易ルール決め
 ● コラム ― ローカルとグローバルの視点から「食を学ぶ」

第5講 「香り」の魅惑 ― そのしくみと活用
 香りの利用は古代から
 食べ物のおいしさは何で決まる?
 香りが認知されるしくみ
 香りを調べる
 新しい分析技術が実生活に役立つ
 香料産業のいまとこれから

第6講 いつまでも食べ続けたい ― 誤嚥・誤飲の対策
 超高齢社会という新たなチャンス到来!
 年齢を重ねると体はどうなる?
 口から食べることが危険!? ― 安全に食べるために
 そもそも「おいしい」って?
 苦いフィルム!? スプーンですくえるたけのこ!?
 アクティブシニアをつかめ!
 ● コラム ― 学生がひっぱる藤沢市の地産地消

第 II 編 食の多様なあり方 ― 豊かさの先の食
第7講 アメリカ人は何を食べているのか? ― 飽食国家を覗いてみれば
 豊かな国、アメリカ。
 アメリカの食文化はどうやって形成されたのか?
 アメリカ人は肥満だらけ?
 実際どのくらい食べているの? ― 供給熱量からみるカロリー
 肥満の裏にあるもの ― 食品企業の戦略
 「食」のレジャー化に対する政府の動き

第8講 インド人は何を食べているのか? ― 「神々」と「カースト」と「貧困」
 インドから「食」の未来を考える
 「スパイスがいのち」 ― 不思議の国「インド」の食文化
 神々とベジタリアンの関係
 カースト制度とハリジャンの食生活
 「飢餓」と「肥満」
 地球のキャパシティは何億人?

第9講 スローフードとは何か? ― 食や農の多様性を守ることの意味
 スローフードのはじまり
 作物や家畜の在来種や地域固有の加工品を守る
 なぜ、伝統的な品種や加工品は消えようとしているのか?
 テロワールと味覚教育
 スローフードにおける質の高い食品を守るための基本戦略
 スローフードから学ぶこと
 ● コラム ― 学生の主体性を生かしつつ現場から学ぶ

第10講 フードツーリズムがもたらす可能性 ― 食文化を対象とした新たな観光の実践
 食と観光
 地域の食文化がもつ多様な価値
 活性化させるきっかけとしての観光
 食文化を対象とした観光をつくるアクションリサーチ
 フードツーリズムがもたらす地域への波及効果
 フードツーリズムの実践事例
 ● コラム ― フードツーリズム論研究室のアクションリサーチ

第11講 安全な食料生産 ― 有機農業と有機農産物
 「安全な食料生産」って?
 近代農業の問題点 ― 農薬使用によるさまざまな影響
 有機農業の「誕生」と有機農業者
 有機農業の現状 ― 世界と日本
 有機農産物認証の問題 ― 地球の裏側からのオーガニック
 安全においしく、そして楽しく ― より安全な食料生産に向けて

第12講 豊かな食料生産環境 ― 農村地域での宝物探し
 クリスマスのイチゴと農村地域
 多様な農産物を届ける農村地域
 豊富な資源をもつ農村地域
 農村地域の今
 農村地域での宝物探しのすすめ

第13講 食用油が世界を救う? ― その可能性と問題点
 植物油の正体
 軽油と似ている植物「油」
 カーボンニュートラルなバイオ燃料
 バイオ燃料生産と土地利用変化
 バイオ燃料生産の現在地
 環境問題を批判的に考えよう
 ● コラム ― SDGs を体感する

第 III 編 持続可能な食のために ― 「消費者」になる
第14講 なぜ食品偽装が起きる? ― 消費者はだまされたくない!
 ほしい情報を得るのは難しい
 情報を伝えることの難しさ
 人間はミスをする ― 悪意はなくても事故は起こる
 意図的に偽装されることもある
 食品偽装の特徴
 消費者の消費態度も偽装の要因

第15講 食について学び続けよう ― 切れ目ない食育をめざして
 食の情報、どこから?
 食育を支える政策
 高校生と食生活教育
 家庭科と食生活教育
 フードリテラシーを育成する
 食品ビジネス学の『種』を育てよう!

第16講 SDGsの世界で生きる ― 飢餓と食品ロスの併存は持続可能か
 豊かさって何?
 世界中の食べ物は潤沢か?
 日本の廃棄物政策
 食品廃棄物の実態
 なぜ家庭からの食品廃棄は多い?
 SDGs と向き合う消費者とは

おわりに
 人を幸せにする食品ビジネス学

参考文献/「食品ビジネス学」キーワード集