プリンセス・フィリシア 物理の迷宮に挑む!

読んでいるうちにわかる物理の超入門! 〈物理の迷宮〉攻略はじめます!

このような方におすすめ

○物理嫌いで普通の教科書がつらいかたの再入門
○ファンタジー小説が好きな中高生の参考書
  • 著者佐藤 実 著、pomodorosa イラスト
  • 定価1,870 (本体1,700 円+税)
  • A5 182頁 2021/08発行
  • ISBN978-4-274-22742-4
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ファンタジー調のライトノベル風参考書です。本書では、フィリシア姫の〈物理の迷宮〉攻略のはじまりのときをとおして、基本的な物理量の概念を理解することを目標として、まとめています。

〈簡単な導入〉

 フィリシアは物理学の迷宮である〈物理の迷宮〉を守護する小国のプリンセス。現王の父と王位継承者である優秀な物理使いの兄がおりましたが、その兄が3年ほど前に行方しれずとなり、さらには半年ほど前に父が病に倒れてしまったことで、王位継承者のいない国は危機を迎えてしまいます。フィリシアは国を守るために王位を継承するべく〈物理の迷宮〉の攻略を決意します。ところがフィリシアは物理が大の苦手なのは公然の秘密。優秀な仲間たちに、ときに励まされ、ときにヒントをもらいながら、〈物理の迷宮〉を攻略することになったのです。

https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274227424/
プロローグ
1st door 長さの扉
2nd door 周の扉
3rd door 面積の扉
4th door 密度の扉
5th door 最後の扉
エピローグ
あとがき
参考文献
プロローグ

1st door 長さの扉
1.1 門扉
1.2 扉の鍵
1.3 腕試し
1.4 抽象化
1.5 数と量
1.6 SI
1.7 単位の記法
1.8 測定
1.9 感度
1.10 内省

2nd door 周の扉
2.1 基点
2.2 次元
2.3 他人の自分
2.4 直接測定と間接測定
2.5 無理数と測定値

3rd door 面積の扉
3.1 間接測定の曖昧さ
3.2 数値の曖昧さと数直線
3.3 科学的記数法
3.4 有効数字
3.5 等号の意味
3.6 演算と有効数字の桁数
3.7 有効ではない数字

4th door 密度の扉
4.1 物理量の定義
4.2 次元解析
4.3 概念分化
4.4 数字表示の測定器
4.5 五捨五入
4.6 流儀と思考
4.7 物質定数
4.8 単位の変換

5th door 最後の扉
5.1 魔除けの御守り
5.2 最後の問
5.3 概算
5.4 罠
5.5 王家の証

エピローグ
あとがき
参考文献