現在、OPアンプはアナログ・ディジタル問わず、電子回路において最も基本的な素子のひとつであり、回路にかかわる技術者はOPアンプ回路を避けては通れません。
本書はOPアンプ(オペアンプ)回路の設計について、基本となる使い方から実用のための本格的なテクニック、ノウハウまで総合的に解説するものです。
リニアテクノロジー社(現・アナログ・デバイセズ社)が開発したフリーのCADツールであるLTspiceを用いることで、視覚的に実際の回路動作を見ながらOPアンプ回路を学ぶことができるようにまとめています。
アナログ回路技術者必読の一冊となっています。
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274227509/
正誤表やDLデータ等がある場合はこちらに掲載しています
基本編
第1章 OPアンプの基本動作
第2章 各種のOPアンプ回路(増幅と信号変換)
第3章 各種のOPアンプ回路(発振回路と非線形回路)
第4章 OPアンプ回路を構成するうえでいちばん基本的な注意点
本格実用編
第1章 OPアンプ回路の入出力特性の考え方
第2章 OPアンプ回路の周波数特性の考え方
第3章 高精度OPアンプ回路を実現する
第4章 高速OPアンプ回路を実現する周辺回路技術
第5章 高速OPアンプ回路を実現する特殊なOPアンプ
第6章 他の素子との接続
第7章 OPアンプで実現するフィルタ回路
重要知識編
第1章 OPアンプ回路の安定性確認方法と位相余裕
第2章 OPアンプ回路のノイズ性能を最適化する方法
第3章 フォト・ダイオード・アンプ回路を最適化する方法
第4章 OPアンプを静電気や外来電磁波から保護する方法