百万人の電気工事(第3版)

待望の改訂版! 基礎作業から各種工事手順まで、やさしく解説!

このような方におすすめ

電気工事会社の新人電気工事士、電気工事士をめざす学生
  • 著者関電工 編
  • 定価2,200 (本体2,000 円+税)
  • B5 184頁 2021/10発行
  • ISBN978-4-274-22748-6
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 電気設備の良し悪しは、設計、保全、工事のすべての要素に係わっていますが、特に電気工事の施工の良否は重要な要素です。複雑・多様化の進んだ設備工事にあっても、細分化すれば一つ一つの基本作業の積み重ねであり、その基本作業がそれぞれ正しく行われて初めて信頼できる電気設備が産み出されます。そのためには、正しい作業、正確な施工技術、および熟練した高度な技能を身につけ、法令に則った施工を行うことが必要です。

 本書では、電気工事に携わる人のために、電気工事の基本作業について豊富や写真や図解を用いて解説します。屋内電気工事の実務に携わる技術者はもちろんのこと、電気工事士をめざす学生にも役立つ一冊です。

https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274227486/
第1章 電気工事とは
 1.1 電気工作物の種類と範囲
 1.2 電気工事に必要な法規
 1.3 電気工事の種類と必要な資格
 1.4 電気工事資格が必要な作業・不要な作業

第2章 電気工事の基礎作業
 2.1 墨出し作業
 2.2 電線の延ばし方
 2.3 電線の接続
 2.4 電線の配線器具への接続
 2.5 接続部の絶縁処理

第3章 電気工事の作業
 3.1 金属管工事
 3.2 合成樹脂管工事1 硬質ビニル電線管工事
 3.3 合成樹脂管工事2 合成樹脂製可とう電線管工事
 3.4 金属線ぴ工事
 3.5 金属可とう電線管工事
 3.6 ケーブル工事
 3.7 ケーブルラック工事
 3.8 バスダクト工事
 3.9 ケーブル延線工事
 3.10 ライティングダクト工事
 3.11 OAフロア配線工事
 3.12 特殊場所の工事(防爆工事)
 3.13 接地工事
 3.14 試験検査

 付録 近年施工されていない工事
第1章 電気工事とは
 1.1 電気工作物の種類と範囲
 1.2 電気工事に必要な法規
  1.2.1 電気の保安と関係法令
  1.2.2 その他の関係法令
 1.3 電気工事の種類と必要な資格
 1.4 電気工事資格が必要な作業・不要な作業
  1.4.1 電気工事士などの資格が必要な作業(電気工事士法施行規則第2条)
  1.4.2 電気工事士などの資格が不要な作業

第2章 電気工事の基礎作業
 2.1 墨出し作業
  2.1.1 基本墨の種類と見方
  2.1.2 墨出しに必要な工具の種類と用途
  2.1.3 墨出しの手順例(照明器具開口)
 2.2 電線の延ばし方
  2.2.1 電線の荷解き
  2.2.2 手で電線を繰り出す方法
 2.3 電線の接続
  2.3.1 電線被覆のはぎ取り
  2.3.2 圧着工具を使用した接続
  2.3.3 接続材を使用しない方法
 2.4 電線の配線器具への接続
  2.4.1 屋内に施設する低圧用の配線器具の施設
  2.4.2 工業用端子台
  2.4.3 配線器具の種類と工具
  2.4.4 接続手順
 2.5 接続部の絶縁処理
  2.5.1 終端接続の折り返し巻き(細物電線)
  2.5.2 終端接続のタスキ巻き(太物電線)

第3章 電気工事の作業
 3.1 金属管工事
  3.1.1 金属管の種類と用途
  3.1.2 金属管の切断
  3.1.3 金属管のねじ切り
  3.1.4 金属管の曲げ(管を床に置いて曲げる方法)
  3.1.5 金属管の曲げ(管を手に持って曲げる方法)
  3.1.6 ロールベンダによる直角曲げ
  3.1.7 ボックス接続のS 曲げ(管を手に持って曲げる方法)
  3.1.8 金属管相互の接続
  3.1.9 金属管とボックスの接続
  3.1.10 金属管の接地工事(アースボンドの接続方法)
  3.1.11 露出配管作業
 3.2 合成樹脂管工事1 硬質ビニル電線管工事
  3.2.1 硬質ビニル電線管の種類と用途
  3.2.2 硬質ビニル電線管の切断と管端部の処理
  3.2.3 硬質ビニル電線管相互の接続
  3.2.4 硬質ビニル電線管とボックスの接続
  3.2.5 硬質ビニル電線管の曲げ
  3.2.6 露出配管支持と施工上の注意
 3.3 合成樹脂管工事2 合成樹脂製可とう電線管工事
  3.3.1 PF管・CD管の特性
  3.3.2 施工上の注意
  3.3.3 埋設配管(コンクリートスラブ配管)
 3.4 金属線ぴ工事
  3.4.1 一種金属線ぴ工事
  3.4.2 二種金属線ぴ工事
 3.5 金属可とう電線管工事
  3.5.1 施工方法
  3.5.2 金属可とう電線管のサイズ選定
 3.6 ケーブル工事
  3.6.1 各種ケーブルの使用上の注意事項
  3.6.2 ケーブルの種類と特徴
  3.6.3 施工例
  3.6.4 絶縁被覆のはぎ取り方法
 3.7 ケーブルラック工事
  3.7.1 ケーブルラックの種類
  3.7.2 ケーブルラックの選定
  3.7.3 ケーブルラックの水平敷設
  3.7.4 ケーブルラックの垂直敷設
  3.7.5 ケーブルラックの接地
  3.7.6 ケーブルラックの耐震施工
 3.8 バスダクト工事
  3.8.1 バスダクトの構造と形状
  3.8.2 バスダクトの接地線太さ
  3.8.3 バスダクト施工上の注意
  3.8.4 施工方法
  3.8.5 バスダクトの接続
 3.9 ケーブル延線工事
  3.9.1 ケーブル延線工事で用いる工具の種類と使用方法
  3.9.2 ケーブル延線の施工方法
 3.10 ライティングダクト工事
  3.10.1 ライティングダクトの規格
  3.10.2 工事上の留意事項
  3.10.3 ライティングダクト工事の施工例
 3.11 OAフロア配線工事
  3.11.1 OAフロアの種類と特徴
  3.11.2 OAフロア配線の施工上の注意
  3.11.3 OAフロア配線の施工例
 3.12 特殊場所の工事(防爆工事)
  3.12.1 ガス蒸気危険場所
  3.12.2 危険箇所(危険場所)の分類とその内容
  3.12.3 防爆構造の種類
  3.12.4 配線方法
  3.12.5 シーリングの施工方法
 3.13 接地工事
  3.13.1 接地工事の注意事項
  3.13.2 接地工事の種類
  3.13.3 接地線の太さ
  3.13.4 機械器具の鉄台や外箱の接地
  3.13.5 接地極の種類
  3.13.6 接地極と接地線の接続
  3.13.7 接地極の施工方法
  3.13.8 接地線の施工
 3.14 試験検査
  3.14.1 検査項目の種類
  3.14.2 外観検査
  3.14.3 接地抵抗測定試験
  3.14.4 絶縁抵抗測定試験
  3.14.5 絶縁耐力試験
  3.14.6 保護継電器試験
  3.14.7 インターロック試験
  3.14.8 保護連動試験
  3.14.9 絶縁用保護具
  3.14.10 短絡接地

 付録 近年施工されていない工事
  1 がいし引き工事
  2 合成樹脂線ぴ工事
  3 フロアダクト工事
  4 セルラダクト工事
  5 平形保護層工事