範囲が広く難しいとされているこの分野を,数式は理解を助ける程度にとどめ,多数の図解を示し,例題によって学習できるように配慮.
電気・電子工学系の学生や企業の初級技術者に最適.
※本書籍は、日本理工出版会から発行されていた『アナログ電子回路』(1999年12月)をオーム社から発行するものです。
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274229275/
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第1章 半導体の性質
1-1 物質の構造と電気伝導
1-2 真性半導体
1-3 不純物半導体(n形半導体とp形半導体)
1-4 多数キャリアと少数キャリア
演習問題
第2章 pn接合ダイオードとその特性
2-1 pn接合
2-2 pn接合ダイオードの電圧−電流特性
2-3 簡単なダイオード回路
2-4 定電圧ダイオード
2-5 発光ダイオード
演習問題
第3章 トランジスタの基本回路
3-1 トランジスタの種類と動作原理
3-2 トランジスタの名称
3-3 トランジスタの基本回路と接地方式
3-4 ベース接地回路とエミッタ接地回路の電流増幅率
3-5 トランジスタの静特性
第4章 トランジスタの電圧増幅作用
4-1 バイアス電圧と動作点
4-2 電流増幅作用
4-3 電圧増幅作用
4-4 負荷線
第5章 トランジスタのバイアス回路
5-1 直流回路と交流回路
5-2 固定バイアス回路
5-3 自己(電圧帰還)バイアス回路
5-4 電流帰還バイアス回路
5-5 コレクタ電流の温度による変化と安定係数
5-6 バイアス回路への信号の加え方と取出し方
5-7 直流負荷線と交流負荷線
演習問題
第6章 トランジスタ増幅回路の等価回路
6-1 トランジスタのh定数(パラメータ)
6-2 トランジスタの静特性とh定数
6-3 h定数の接地変換
6-4 h定数による動作量の計算
6-5 増幅度とデシベル
6-6 CR結合増幅回路の周波数特性
6-7 2段CR結合増幅回路の増幅度
演習問題
第7章 電界効果トランジスタ
7-1 電界効果トランジスタの種類と構造
7-2 電界効果トランジスタの動作と静特性
7-3 FETの回路記号と形名
7-4 C−MOS
7-5 FET回路の電圧増幅作用とバイアス回路
7-6 FETの等価回路と動作量
演習問題
第8章 負帰還増幅回路
8-1 負帰還増幅回路とその原理
8-2 負帰還増幅回路の基本形と実用回路
8-3 負帰還増幅回路の特徴
8-4 簡単な負帰還増幅回路の増幅度
8-5 2段CR結合負帰還増幅回路の増幅度
演習問題
第9章 電力増幅回路
9-1 電力増幅回路のバイアス条件
9-2 接合トランジスタの最大定格
9-3 トランス結合A級電力増幅回路
9-4 B級プッシュプル電力増幅回路
演習問題
第10章 同調増幅回路
10-1 LC 並列共振回路
10-2 単同調増幅回路
10-3 複同調増幅回路
10-4 スタガ同調増幅回路
演習問題
第11章 差動増幅回路とOPアンプ
11-1 直結増幅回路とドリフト
11-2 差動増幅回路の動作原理
11-3 OPアンプの内部回路構成
演習問題
第12章 OPアンプの基本応用回路
12-1 理想OPアンプ
12-2 理想OPアンプの基本回路
12-3 実際のOPアンプ回路と基本パラメータ
12-4 OPアンプの基本応用回路
演習問題
第13章 発振回路
13-1 発振とは
13-2 発振条件
13-3 発振回路の分類
13-4 LC 発振回路
13-5 CR 発振回路
13-6 水晶発振回路
演習問題
第14章 変調-復調回路
14-1 変調の原理と種類
14-2 振幅変調
14-3 SSB変調
14-4 周波数変調と位相変調
14・5 復調回路
演習問題
参考文献
演習問題 解答
索引