電力は、再生可能エネルギー、需給逼迫など、激動の時代を迎えた。そこで本書は、学生、技術者、社会人など電力に関心をもつ方々が、変貌する新しい電力工学の知識と理解を得られるよう、以下の点に配慮し工夫した。
・大きく拡がる電力工学の領域を網羅し、全体像を俯瞰した。
・電力自由化、分散形エネルギー源、蓄電池など、最新の内容を盛り込んだ。
・発電や送変電など各種電力設備、電力系統の基本を厳選し、物理的な意味が理解できるよう丁寧に説明した。
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784886863195/
正誤表やDLデータ等がある場合はこちらに掲載しています
目次
第1章 電力とエネルギー
第2章 集中形発電
第3章 分散形発電
第4章 電力の貯蔵
第5章 交流送電と直流送電ならびに電力流通設備
第6章 単位法
第7章 電力系統の等価回路
第8章 電圧と無効電力ならびに位相角と有効電力
第9章 電力方程式と潮流計算
第10章 対象座標法と発電機の基本式
第11章 故障計算
第12章 安定度
第13章 周波数の制御および需給バランス調整ならびに電圧の抑制
第14章 異常電圧
第15章 電力系統の保護
索引