2012年発行の『照明工学』の改訂版です。
本書は照明工学に関する基礎的な事柄から各照明器具について、照明環境のデザインや照明の制御、保守管理までを総合的に解説しています。
照明を学ぶ学生はもちろん、照明にかかわる企業の新入社員にも最適な入門書となっています。
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274232565/
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1章 照明の基礎
2章 色彩の基礎
3章 光源
4章 放射の応用
5章 照明器具
6章 照明計算
7章 照明環境デザイン
8章 屋内照明
9章 屋外照明
10章 照明制御
11章 照明経済と保守管理
1章 照明の基礎
1.1 放射と光
1.2 測光量と単位
1.2.1 放射束
1.2.2 光束
1.2.3 光度
1.2.4 照度
1.2.5 光束発散度
1.2.6 輝度
1.2.7 均等拡散面
1.2.8 反射率,透過率,吸収率
1.2.9 基本的な測光量の相互関係
1.3 目と見え方
1.3.1 目の構造
1.3.2 分光視感効率
1.3.3 視力
1.3.4 視野
1.3.5 対比
1.3.6 順応
1.3.7 グレア
1.3.8 演色性
演習問題
2章 色彩の基礎
2.1 色と表示方法
2.1.1 色覚
2.1.2 色の表示方法
2.1.3 マンセル表色系
2.1.4 XYZ 表色系による色の表示方法
2.1.5 均等色空間
2.2 測 色
2.2.1 測光の基礎
2.2.2 分光測色方法
2.2.3 刺激値直読方法
2.3 色温度と相関色温度
演習問題
3章 光源
3.1 光源の種類と発光の原理
3.1.1 光源の種類
3.1.2 熱放射
3.1.3 ルミネセンス
3.1.4 放電の原理
3.2 固体光源 40
3.2.1 LED(発光ダイオード)
3.2.2 OLED(有機EL)
3.2.3 レーザ
3.3 その他の照明用従来光源 51
3.3.1 白熱電球
3.3.2 蛍光ランプ
3.3.3 HID ランプ
3.3.4 低圧ナトリウムランプ
3.3.5 無電極放電ランプ
3.3.6 キセノンランプ
演習問題
4 章 放射の応用
4.1 光源の発明の歴史と光放射の応用
4.2 紫外放射の作用と応用
4.2.1 紫外放射の波長区分とその特徴
4.2.2 紫外放射の生物作用とその応用
4.3 可視放射の視覚以外の作用と応用
4.3.1 可視放射の波長域とその特徴
4.3.2 可視放射の作用とその応用
4.4 赤外放射の作用と応用
4.4.1 赤外放射の波長区分とその特徴
4.4.2 赤外放射の作用とその応用
演習問題
5 章 照明器具
5.1 照明器具の光学
5.1.1 平面における反射と屈折
5.1.2 曲面における反射と屈折
5.1.3 透過と吸収
5.1.4 拡散
5.1.5 照明器具の効率
5.2 照明器具の構造と分類
5.2.1 照明器具の構造
5.2.2 照明器具の分類
5.3 照明器具の寿命
5.3.1 耐用年限
5.3.2 光束維持時間
演習問題
6 章 照明計算
6.1 配光
6.1.1 配光の表し方
6.1.2 簡単な幾何学的光源の配光
6.2 光束計算法
6.2.1 全光束の一般式
6.2.2 対称配光光源
6.2.3 非対称配光光源
6.3 点光源および線光源による直接照度 123
6.3.1 点光源による直接照度
6.3.2 線光源による直接照度
6.4 面光源による直接照度
6.4.1 立体角投射法
6.4.2 境界積分法
6.4.3 各種面光源による直接照度
6.5 相互反射
6.5.1 無限平行平面間の相互反射
6.5.2 均等拡散球内面の相互反射
演習問題
7 章 照明環境デザイン
7.1 照明環境デザインの役割とプロセス
7.2 照明環境デザインの流れ
7.2.1 調査・ヒアリング
7.2.2 概念設計
7.2.3 基本設計
7.2.4 実施設計
7.2.5 施工・現場管理
7.2.6 事後評価
7.3 照明環境デザインのツール
7.3.1 照明シミュレーション
7.3.2 CG レンダリング
7.3.3 模型
演習問題
8章 屋内照明
8.1 照明設計の目的
8.2 照明設計の要件
8.2.1 照度
8.2.2 空間の明るさ
8.2.3 グレアときらめき
8.2.4 光の方向性と拡散性
8.2.5 昼光・窓
8.2.6 光源の光色と演色
8.2.7 生体リズム
8.3 照明設計手順
8.3.1 空間の構成と機能の決定
8.3.2 光による見え方の決定
8.3.3 照明要件の決定
8.3.4 照明方式の決定
8.3.5 照明器具の選定
8.3.6 平均照度の計算
8.3.7 照明条件のチェック
8.4 照明設計の実際
8.4.1 オフィスの照明
8.4.2 工場・倉庫の照明
8.4.3 店舗の照明
8.4.4 住宅の照明
演習問題
9章 屋外照明
9.1 道路照明
9.1.1 道路照明の目的
9.1.2 道路照明の要件
9.1.3 路面輝度と障害物の見え方
9.1.4 グレア
9.1.5 誘導性
9.1.6 照明計画
9.2 トンネル照明
9.2.1 トンネル照明の目的
9.2.2 トンネル照明の構成
9.2.3 照明計画
9.3 街路照明 188
9.3.1 街路照明の目的
9.3.2 街路照明の明るさ
9.3.3 街路照明の形状,大きさ,色彩,光色構成
9.3.4 街路照明のグレア
9.4 スポーツ照明
9.4.1 スポーツ照明の目的
9.4.2 スポーツ照明の要件
9.4.3 照明計画
9.5 光害
9.5.1 光害とその影響
9.5.2 光環境類型
演習問題
10 章 照明制御
10.1 照明制御の目的
10.2 照明制御の種類
10.2.1 調光制御
10.2.2 調色制御
10.2.3 フルカラー制御
10.2.4 配光制御
10.3 照明制御システムと関連技術
10.3.1 センサ技術
10.3.2 調光制御技術
10.3.3 調色・フルカラー制御技術
10.3.4 通信技術
10.3.5 その他
10.4 照明制御導入の効果
演習問題
11 章 照明経済と保守管理
11.1 省エネに関する法律や認証制度 212
11.1.1 建築物省エネ法
11.1.2 省エネルギーに関連する認証制度
11.2 照明経済と保守管理
11.2.1 イニシャルコストとランニングコスト
11.2.2 保守率
11.2.3 電力料金単価と点灯時間
11.2.4 交換方式
11.3 省エネルギー照明への配慮
11.3.1 高効率な照明器具を選ぶ
11.3.2 昼光を利用する
11.3.3 照明制御を利用する
演習問題
付録
付・1 光源の性能
付・2 照明基準
演習問題の略解
索引