医療健康データの取扱説明書 IT技術者が知っておくべき要点

医療健康情報に関するデータを適切に取り扱うための知識をわかりやすく整理!

このような方におすすめ

医療系IT企業、スタートアップのITエンジニア、医療分野を対象にした情報工学の研究者・学生
医療機関のシステム担当者、医薬品・医療機器メーカーの治験担当者
  • 著者情報処理学会 監修/FAST-HDJ 編著
  • 定価4,180 (本体3,800 円+税)
  • A5 224頁 2025/04発行
  • ISBN978-4-274-23343-2
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IT技術者を主要読者対象として、医療健康情報を高度に活用するための、医療倫理にもとづくELSI(Ethical, Legal, Social Implications)、ならびに、関係法令等についてわかりやすく解説した書籍です。

医療健康情報の活用の歴史やポイント、および、医療健康情報を扱う研究者・技術者ならば当然抑えておくべき倫理的配慮、ならびに活用事例や課題についてまとめています。

人の医療健康にかかわる分析や、生成AIとの連携など、今後の発展や方向性に興味がある方にもお勧めです。

https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274233432/
第1章 医療におけるDX
第2章 医療機関の現状と課題
第3章 医療健康情報の利活用の現状と課題
第4章 医療保健情報をとりまく法制度とその解説
第5章 匿名加工医療情報、仮名加工医療情報の利活用
第1章 医療におけるDX
1.1 医療機関と情報処理技術者のこれまで
1.2 医療情報部(医療情報技術者)に求められる能力
1.3 医療DXを推進する政府施策

第2章 医療機関の現状と課題
2.1 医療機関の安全管理とBCPの重要性
2.2 医療情報の標準化とRWD利活用

第3章 医療健康情報の利活用の現状と課題
3.1 医療のビッグデータ
3.2 医学研究でのRWD利用と展望
3.3 医療・介護分野におけるIoTデータ
3.4 ラーニングヘルスシステム

第4章 医療保健情報をとりまく法制度とその解説
4.1 医療とデータ保護
4.2 診療情報と個人情報保護法
4.3 次世代医療基盤法
4.4 ELSIという考え方

第5章 匿名加工医療情報、仮名加工医療情報の利活用
5.1 次世代医療基盤法の匿名加工と仮名加工の考え方
5.2 データ利活用での同意のあり方とダイナミックコンセント
5.3 次世代医療基盤法の今後