本シリーズは電気・電子・情報系の大学学部向け2単位用のテキストシリーズとして、紙面の許す限り多くの図面を取り入れ、さらに、図面内にも吹出しを入れ、わかりやすく解説しています。また、章末の練習問題は、基礎的内容から発展的な内容まで扱っています。
本書は、通年4単位で学習する電気回路の前期2単位用の教科書としてオームの法則や交流回路といった基本から複素インピーダンスやフェーザ法、電力や二端子対回路までの事項をていねいに解説しています。
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274213106/
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1章 電流・電圧の基本的性質とオームの法則
2章 キルヒホッフの法則と回路方程式
3章 線形回路の性質
4章 コンデンサとコイルの性質
5章 正弦波交流とインピーダンス
6章 複素インピーダンスとフェーザ法
7章 電力
8章 二端子対回路
1章 電流・電圧の基本的性質とオームの法則
1-1 電流と電圧
1-1-1 電荷と電流
1-1-2 電圧と電位
1-2 直流と交流
1-3 電源と負荷
1-4 電圧源の直列接続と並列接続
1-5 オームの法則
1-6 抵抗の直列接続と並列接続
1-6-1 抵抗の直列接続
1-6-2 抵抗の並列接続
1-7 抵抗の形状と性質
1-7-1 抵抗率と導電率
1-7-2 抵抗器の形状
1-7-3 抵抗の性質
1-8 電源と内部抵抗
1-8-1 電圧源の内部抵抗
1-8-2 理想電流源
1-8-3 理想電流源の直列接続と並列接続
1-8-4 電流源の内部抵抗
1-8-5 電流源と電圧源の等価変換
練習問題
2章 キルヒホッフの法則と回路方程式
2-1 キルヒホッフの電流則
2-2 キルヒホッフの電圧則
2-3 回路解析法
2-3-1 枝電流法
2-3-2 ループ解析と閉路方程式
2-3-3 節点解析と節点方程式
2-4 節点行列を用いた節点解析
2-4-1 行列を使った節点方程式の立式
2-4-2 行列演算による節点方程式の解法
2-5 電圧源と電流源の両方を含む回路の解析
練習問題
3章 線形回路の性質
3-1 線形と非線型
3-2 線形回路の基本性質
3-3 重ねの理
3-3-1 重ねの理とは
3-3-2 重ねの理の使い方
3-4 テブナンの定理
3-4-1 テブナンの定理とは
3-4-2 テブナンの定理の応用例
3-4-3 テブナンの定理の証明
練習問題
4章 コンデンサとコイルの性質
4-1 コンデンサの構造と性質
4-1-1 コンデンサの構造とキャパシタンス
4-1-2 コンデンサの性質
4-2 コンデンサの直列接続と並列接続
4-2-1 コンデンサの直列接続
4-2-2 コンデンサの並列接続
4-3 コイルの形状と性質
4-3-1 コイルの形状とインダクタンス
4-3-2 コイルの性質
4-4 コイルの直列接続と並列接続
4-4-1 直列接続
4-4-2 並列接続
4-5 相互インダクタンスと変圧器
4-5-1 相互インダクタンス
4-5-2 変圧器
練習問題
5章 正弦波交流とインピーダンス
5-1 三角関数と正弦波交流
5-2-1 三角関数
5-2 正弦波交流
5-2-1 正弦波の周期,周波数,角周波数
5-2-2 正弦波の振幅,平均値,実効値
5-2-3 正弦波の位相
5-3 インピーダンスとアドミタンス
5-4 三角関数を用いたRLC回路の計算
5-4-1 R・L・Cの電流・電圧
5-4-2 R・L・Cの組合せ
練習問題
6章 複素インピーダンスとフェーザ法
6-1 複素数
6-1-1 複素数とは?
6-1-2 複素数の演算
6-2 複素インピーダンス
6-2-1 インピーダンスの複素数表示
6-2-2 複素インピーダンスの直列接続と並列接続
6-3 フェーザ法
6-4 フェーザ法によるRLC回路の計算
6-4-1 R・L・Cの単独回路
6-4-2 R・L・Cの組合せ回路
練習問題
7章 電力
7-1 負荷の電力とは
7-2 直流電力
7-3 交流電力
7-3-1 瞬時電力
7-3-2 平均電力
7-3-3 有効電力
7-3-4 皮相電力と無効電力
7-4 複素電力
7-4-1 有効電力,無効電力と複素電力
7-4-2 複素インピーダンスと複素電力
練習問題
8章 二端子対回路
8-1 二端子対回路の定義
8-2 二端子対パラメータ
8-2-1 Zパラメータ
8-2-2 Yパラメータ
8-2-3 Fパラメータ
8-2-4 その他のパラメータ
8-3 二端子対回路の接続
8-3-1 縦続接続
8-3-2 並列接続
8-3-3 直列接続
練習問題
練習問題解答