エネルギー管理入門 −より進んだ省エネ、省コストの実現−

エネルギーの上手な管理により、省エネ・省コストを実現する書籍

このような方におすすめ

企業の省エネ担当者
エネルギー管理員、エネルギー管理士
ビル管理会社
  • 著者山本 亨・加藤 友美 共著
  • 定価2,750 (本体2,500 円+税)
  • A5 208頁 2013/10発行
  • ISBN978-4-274-50475-4
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 本書は、エネルギーの流れを整理し、各過程を的確に管理することにより,エネルギーの合理的な使用を実現し,省エネに結びつけるテクニックを解説しています。またエネルギー管理は省エネ法で義務付けられている管理標準の考え方に沿ったものであり、本書は、管理標準の策定・実施に悩まされているエネルギー管理担当者に一つの道筋を与えるものです。例えば、「在室人数により外気導入量を調整して冷暖房効率を向上させる」、「ポンプの現状能力を確認し余分なポンプを止める」、などを解説しています。

https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274504754/
第1章 エネルギー管理の概念
第2章 エネルギーの管理レベル
第3章 エネルギーの管理項目
第4章 設備機器・システムとエネルギー管理
第5章 エネルギー管理と省エネルギー診断
第6章 エネルギー原単位とエネルギーの相互関連
第7章 エネルギー管理とシミュレーションの活用
目次
はじめに
第1章 エネルギー管理の概念
1−1 エネルギー管理とは何か
1−2 エネルギーの管理構造

第2 章エネルギーの管理レベル
2−1 エネルギー管理の現状
2−2 BEMSによる管理

第3章 エネルギーの管理項目
3−1 管理標準
3−2 管理項目

第4章 設備機器・システムとエネルギー管理
4−1 電力供給設備
4−1−1 変圧器の需要率・負荷率
4−1−2 変圧器の二次電圧と電圧降下
4−1−3 変圧器の相バランス
4−1−4 最大受電電力
4−1−5 力率
4−2 照明設備
4−2−1 照度
4−3 空調熱源設備
4−3−1 冷凍機の冷水温度
4−3−2 熱源機の温水温度
4−3−3 冷却水温度
4−3−4 熱源機効率(COP)
4−3−5 熱源機の運転台数と負荷率
4−3−6 熱源システムの運転号機の選択
4−3−7 冷却塔効率、冷却塔ファン効率
4−4 空調補機設備
4−4−1 ポンプ送水流量、送水圧力
4−4−2 ポンプ運転台数
4−5 空調設備
4−5−1 空調機のファン風量
4−5−2 外気導入量
4−6 燃焼設備
4−6−1 空気比、排ガス温度
4−6−2 ボイラ効率
4−6−3 ボイラ負荷率
4−6−4 蒸気圧力
4−6−5 蒸気配管断熱
4−7 給排気設備
4−7−1 給排気時間・風量
4−8 生産設備
4−8−1 生産機器の運転時間
まとめ

第5章 エネルギー管理と省エネルギー診断
5−1 電力供給設備・照明設備の診断
5−1−1 変圧器の需要率
5−1−2 電圧・相バランス
5−1−3 最大電力
5−1−4 力率
5−1−5 照度
5−1−6 照明器具の更新および照明制御システムの導入
5−2 空調熱源設備・補機の診断
5−2−1 冷水(温水)温度の適正化
5−2−2 冷却水温度と冷却塔効率
5−2−3 冷凍機(熱源機)の運転台数と負荷率および運転号機選択
5−2−4 冷凍機(熱源機)の効率と更新
5−2−5 ポンプ送水流量・圧力(1次ポンプ)
5−2−6 ポンプ送水流量・圧力(2次ポンプ)
5−3 空調設備・給排気設備・給排水設備の診断
5−3−1 空調ファンの送風量
5−3−2 外気導入量・ウォーミングアップ時間
5−3−3 給排気ファンの稼働時間・風量
5−3−4 給水圧力
5−4 燃焼機器・給湯設備・蒸気設備の診断
5−4−1 空気比および排ガス温度
5−4−2 蒸気圧力
5−4−3 蒸気バルブの断熱
5−4−4 発停頻度
5−5 その他の省エネ対策

第6章 エネルギー原単位とエネルギーの相互関連
6−1 エネルギー消費原単位の構造
6−2 エネルギーの相互関連と管理基準値の調整

第7章 エネルギー管理とシミュレーションの活用
7−1 冷却水温度シミュレーション
7−2 熱源システム最適化シミュレーション

付録 変圧器の特性例
あとがき
索引