電気電子情報系の大学学部向け2単位用のテキストシリーズの一巻。
物理現象の基本となる力学について、電気電子情報系の専門課程での基礎教養として身につけていなければならない知識を学習するための導入教育用教科書。エネルギーなど力学が電気でも関係することなどを意識しながら、物理現象を理解するうえで必要な数式展開について基本を理解できる。
https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274207365/
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序章 力学の学び方
1章 単位、次元、数の表し方
2章 ベクトルと座標系
3章 一次元の運動
4章 加速度が変化する直線運動
5章 重力加速度のある中での物体の自由落下運動
6章 物体にはたらく力とニュートンの運動の法則
7章 ニュートンの運動の法則の応用
8章 運動量と衝突
9章 仕事とエネルギー
10章 位置エネルギーとエネルギー保存
11章 物体のつり合い
12章 質点の回転運動
序章 力学の学び方
1 力学とはどのような学問か
2 力学がつくられてきた歴史
3 力学の有用性
4 力学の学び方
5 本書の構成
1章 単位、次元、数の表し方
1.1 力学で用いる単位
1.2 大きな数と小さな数の表し方
1.3 単位の便利な表し方
1.4 次 元
1.5 三角関数
まとめ/演習問題
2章 ベクトルと座標系
2.1 ベクトルとスカラー
2.2 ベクトルの表し方
2.3 ベクトルの和
2.4 負のベクトル
2.5 一次元の座標系
2.6 二次元の直交座標系と平面極座標系
まとめ/演習問題
3章 一次元の運動
3.1 直線運動
3.2 等速直線運動
3.3 一次元の等加速度運動
まとめ/演習問題
4章 加速度が変化する直線運動
4.1 自動車の位置から速度を求める
4.2 自動車の速度から加速度を求める
4.3 自動車の加速度から速度を求める
4.4 自動車の速度から位置を求める
まとめ/演習問題
5章 重力加速度のある中での物体の自由落下運動
5.1 自由落下運動
5.2 y=y0から物体を水平な床面に並行に初速度v0で放り投げる場合
5.3 自然落下運動の解析的取扱い
5.4 地面から上向きに角度θ〔rad〕で発射された物体の運動
まとめ/演習問題
6章 物体にはたらく力とニュートンの運動法則
6.1 物体にはたらく力
6.2 ニュートンの運動の法則
6.3 運動の第三法則
まとめ/演習問題
7章 ニュートンの運動の法則の応用
7.1 一次元の等加速度運動
7.2 二つの物体の連動運動
7.3 ばねの単振動
7.4 摩擦がある場合の運動
7.5 等速円運動とその応用
まとめ/演習問題
8章 運動量と衝突
8.1 運動量の定義と力積
8.2 2質点系の運動量とその保存
8.3 質点の衝突
まとめ/演習問題
9章 仕事とエネルギー
9.1 仕事の定義
9.2 仕事の表し方
9.3 重力とばねのする仕事
9.4 仕事と運動エネルギーの関係
9.5 仕事率
まとめ/演習問題
10章 位置エネルギーとエネルギー保存
10.1 重力による位置エネルギー
10.2 力の性質:保存力と非保存力
10.3 位置エネルギーの定義
10.4 力学的エネルギーの保存則
まとめ/演習問題
11章 物体のつり合い
11.1 三つの力のつり合い
11.2 トルク
11.4 重 心
11.3 物体のつり合い
まとめ/演習問題
12章 質点の回転運動
12.1 角速度と角加速度
12.2 トルクと角加速度
12.3 質点の角運動量
12.4 回転運動する質点の運動エネルギー
12.5 角運動量保存則
まとめ/演習問題